新しい年を迎えても何も変わらない

前回記事で書き留めました今年の元旦の過ごし方、奥さんとの犬の散歩を挟んで朝から呑み続けブログを書いて風呂入って寝るという、ボクなりに最高の1日で新年をスタートしました。

コロナ禍で、近くに住む母にさえ挨拶に行けなかったのは残念でしたが、定年後初めて迎えた新年に新たな発見があったかと言うと何もなかったと思います。

そもそも新年に何か特別の思いがあるかと言うと

これが現役時代から全くありませんでした。

独身時代のボクの年末年始は、海外旅行の為のちょっと長めの休暇に過ぎませんでした。

おせち

正月と言えば、旅から実家に戻ると(その頃は未だ)母が作ってくれたおせち料理を無理やり食べさせられた記憶しかありません。基本冷たい料理ばかりで好きな食材が本当に無かった。お雑煮だけは温かったですが、お餅が嫌いだった(笑)

今は良いですね。おせちも中華とかフレンチなど好みで買う事が出来る世の中になりました。今年は巣籠でおせち注文需要が増えて、あれは結構なビジネスだと思います。何しろ新年はおめでたいので、若干の価格プレミアムも受け入れられやすそうですしね。

年末の軽井沢ではレストランを予約しようと思ったら、おせち準備で忙しくて店を開けていませんと言われることも。

昭和の時代から平成、令和と時代を重ねる毎に、クリスマス→バレンタインデイ→ハロウィンとどんどんと西洋行事が日本でコマーシャライズされてきて、もう正月ですら商業化の一環としてのおせちを選ぶだけの儀式になるかもしれません。別に不満はありませんが・・

年賀状

この20数年は会社の人への年賀状はほとんど出していませんでした。

殆どの上司は外国人でしたので、お互いにメールで「今クリスマス休暇を〇〇で△△をして過ごしています。良いお年を!」で済ましていました。

毎日のように社内で顔を合わせている人たちに改めて儀礼的な挨拶をカードで出すよりは「今こうして楽しんでるよ!あなたもね!」とライブでやりとりする方が合理的だと思ったのです。

ですので、会社を辞めた昨年の年末も、気心知れた(元)会社の仲間や上司には旅先の河口湖からラインとかメールで近況報告をしました。

現役時代は数百通きた年賀状が定年退職を境に激減して、寂しいとか改めてただの人になってしまったと認識したとかの話を何度も定年本で読みましたが、そんな心配はボクには元から無かったということです。こんなつまらないことで新年早々自己喪失感に浸るのはまっぴらですしね(笑)

新年の誓い

これも現役時代から全く無かったです。

新しい年になったから何か目標をたてるという義務感も嫌でしたし、また新年にならないと新たな目標を建てられないのも何だかなぁと思いました。

それより「あーもうすぐ会社始まるかぁ・・ちょっと早いなぁ・・」と毎年この時期思っていました。

ほとんどのサラリーマンがこっちじゃないですかねー。

何も変わらない日々

正月二日目はブログも書くことなかったので、昨年中に返却すべき本を図書館のポストに入れに行きました。勿論図書館は休館なのは承知の上で(笑)

その後、今年初回のいきなりステーキに顔出し。例の新年改悪プログラムの評判がヘビーユーザーさんを中心に非常に悪いようで、これは本当に近いうちに消えてしまうかもしれません。

課金している肉マネーを今月中に消化して様子見です。

いきステ いきなり改悪!続き

プラチナ会員に無料で提供されるグラスワイン。その先には改悪プログラムの説明図(笑)心入れ替えて頑張ってほしいなぁ・・

冬用のルームシューズを探しにほろ酔いでユニクロへ。

定年後の普段着はもうユニクロだけで何の問題も無し。

因みにシンガポールでは上級ブランドとして扱われており、ただでさえ日本より物価の高い同国ではユニクロは手が出なかった(笑)いいなと思ったものは、ネットでチェックして日本への一時帰国の際に購入していました。

牛乳石鹸欲しかったのですが、どうにもユニクロで7千円買うのは大変です。

本当は退職早々断捨離兼ねて大量の服をメルカリに出そうと考えていましたが、「まぁ来年(今年)奥さんが退職したら一緒にやろう」と、極めてありがちなパターンで放置。

やはり物を少なくしてから新しいものを買いたいと思いました。結局ルームシューズも買わずに帰宅。

この3が日1番の収穫は武蔵小杉で見つけたイタリアンレストラン。

テラス席はボーロOKで、前菜、パスタ、ピザ全部美味しかったです。うちから多摩川を渡ってすぐ、道が簡単で広い駐車場も完備、奥さんが往復運転してくれるので、ボクは事前に一杯飲んでから出向けるのでワインも1~2杯で済ませる事が出来て経済的(笑)

もう少し温かくなったら御用達にしたいです。

 

テラスから見える高層マンション群。

会社に近かったので、部長くらいになったのを機に購入した会社の仲間も複数人いましたが、その後すぐに東日本大震災、そして記憶に新しいところでは多摩川氾濫での生活インフラの停止等災難続きです。

一時期、小杉のタワマン住民は勝ち組のシンボルみたいに扱うメディアもあったみたいで、この災難に対し留飲を下げるような当地住民へのネットの中傷とかありました。

このコロナ禍でも飲食店営業監視や東京ナンバー車輛への嫌がらせ、感染者やエッセンシャルワーカーへの差別行為等、日本国民として恥ずべき分断がニュースになりました。

今は長引くコロナ対応に大きなストレスを感じる人々も多いのでしょうが、それだけではないと思います。

日本で貧富の差が大きくなってきたことと関係あるのでしょうか。何だかとても残念なことだと思います。

 

正月三日目は3日遅れの大掃除。

2階の掃除は年末までに間に合ったのですが、ボーロがいる1階はどのくらいフローリングが汚れているかが想像出来なかった(したくなかった)ので年越し。5時間かけて掃除機掛け、ローラー、からぶき、そしてクエン酸での雑巾がけと再度からぶき。応分にきつかったです。

やって良かったことふたつ。

ひとつは自堕落な前二日間の懺悔として、身体的、精神的に自己納得出来るまで働けたこと。

ふたつ目は、やはりボーロの散歩から帰宅したら、4本の足をちゃんと拭く必要性を認識したこと(笑)

毎日の散歩で遊ぶ多摩川せせらぎ公園。こりゃ土足で家に戻れば掃除は大変ですね。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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