いつも誰も居ないホテル敷地内の広場。ボーロをリードフリーで走らせるのがこの旅の目的のひとつだ。
この日は目の前に富士山の雄姿は見られない。
例えばの話、タンザニアまで行ってキリマンジャロが見られなければ相当がっかりするだろう。
でも僕たちはほぼ毎月箱根かここ富士五湖に来ているから無問題だ。
解放され少し野生に戻ったつもりでドヤ顔の子犬。
弱っちいくせに(笑)。
ここ半年くらいの間、特定の旅行サイトで5万円以上の宿泊プランを対象にその日限定の5千円クーポンが気まぐれに(?)出る。
毎日お得プランを物色している奥さんがこのクーポンを掘り当てると家族会議が始まる。
今既に抑えてある宿泊プランより安くなる様ならクーポンを使って予約を取り直す等の地味な作業もいとわない。
新たに豪華旅行(一泊10万円~)の予約を入れることも。
それでもクーポンの使い道に困る場合は、取り合えず空いている週末にここ河口湖の森のコテージで予定を埋めていく。
こうして旅行サイトの術中にまんまとはまる我が家だ(苦笑)。
でも我が家では、こういう作業も既に旅の楽しみのひとつだ。
最近は二人2食付きで5万円ちょっとの予算で拾えることもあるコテージもどきのフラットがお気に入りだ。
クーポンを使えばボーロ付きでも5万円を切る。
毎回部屋は変わるが、今回はほぼコテージと同スペックのフラットに案内してもらった。
こんなお得なレートなのに申し訳ない・・
このクーポンや、さまざまなダイアモンド会員特典とかのコストは旅行会社と宿のどちらが負担しているのだろうか?
どちらにしてもこれらコストに見合う料金を、お金に頓着しないカスタマーから取ってバランスしていることは間違いない。
旅行に限らない。
格安の携帯プランや低コストのインデックスファンドとかも、その裏にカモとなる情弱のお得意様を抱えているから実現可能なのだ。
ネットVS対面サービスと言う構図もひとつあるだろう。
これからは1億人皆ネット世代となるだろうから、こういうアドバンテージは徐々に取れなくなってくるかも。
せいぜい今を楽しむことだ。
今回は2ベッドルームだ。
リビングルーム脇にはティールーム+テラスもある。
こういうところならリモートワークもはかどりそうだ。
やらんけど。。
部屋代を節約した分ディナーを贅沢に。
5千円の追加料金で松坂牛のサーロインを。
毎年三重のお墓参りに行くが、松坂牛は人生で3回しか食したことはない。我が家的には味と値段が見合わないのだ。
でもこういうお得旅行では「ちょっと試してみるかぁ」となるのも楽しみのひとつだ。
こりゃ確かに口の中で溶ける!
でもこの追加料金でホントに松坂牛?
馴染みの支配人が厳かにテーブルに持って来てくれた(笑)。
最後までお得なフォレストリゾートでした。
「いやだっ!熊!」
真っ先に逃げ出す奥さんに続き、ボクもボーロを抱っこして全速力で走る。
誰も居ないはずのこの広大な広場に大きな黒い塊が近寄って来る。
人間と一緒に・・
飼い主さんの許可を貰って写真を撮らせて貰いました。
犬種は忘れたけど、どう見ても子熊だ。
ホント人生終了するかと思った。
これも貴重な思い出になる?
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!