クリスマスに思うこと

 

年内にもう一回山登りをしたくなってダメもとでグループに声掛けした。

ターゲットはクリスマス明けの月曜日(笑)。

そしたら現役の友が二人、わざわざ有給休暇をとって付き合ってくれた。中国人とドイツ人。彼らはやはり人生を楽しむ天才だ。深謝!

前回同様に全国旅行支援を使って前泊しようとしたけどホテルが1軒もヒットせず。

朝、集合場所の駅に降り立って理解した。

無人駅で駅前には店一軒無い(笑)。好きです、この潔さ。

 

 

 

 

一昔前は日本人は海外の観光地で写真ばかり取っていると世界で笑われていたけど、実は外国人の写真好きも相当なもの。

 

彼の名前はクリスチャン。

ドイツに限らず欧州では非常に多い名前。欧州では小学校で宗教の授業があるのが普通。

彼の両親も敬虔なキリスト教徒だそうだ。

相模湾を見ながら下山。天気が良くて最高。

日本人の宗教観って

車の運転中はいつもFMを流していますが、今月に入りクリスマスソング特集が多くて季節を感じます。今多くの日本人が師走を感じる風景って、街のクリスマスイルミネーションやお店の飾り付けではないでしょうか?

以前にも書いたけど、キリスト教徒の人口が少ない日本でこの盛り上がりって完全にコマーシャライズされた罠に陥っていると思うんだけど、それで皆が幸せに過ごせるのなら余計なお世話ですね。

でもそもそも現代の日本人(含むボク世代)って信仰深い人は少数派だと思います。

歴史的には大勢の宣教師が日本にやって来てもキリスト教は浸透しなかったけれど、だからと言ってじゃあ皆が神道若しくは仏教を真剣に信じているかと言うとこれは大いに疑問です。

ボクの実家だって仏壇と神棚があって父など毎日両方に手を合わせていたし、僕だって三重にお寺墓参りに行けば折角ここまで来たのだからと言って伊勢神宮にもお参りに行ったりします。

要は、なんとなく複数の宗教に頼っていれば、よりご利益があるんじゃという感じ。

今を生きる日本人の宗教観ってとても緩いと思います。その結果、信仰を賭ける戦いなども無い。だからこそ日本国内の平和が保たれているのかも。

いやっ、もしかしたら何かにすがる必要もないほどもともと日本人は幸せなのかも・・ボクみたいに・・

 

ボクは一応仏教徒ではあるけど、犬の散歩で毎日近所の小さな神社を通る度に感謝の念をお伝えします。

「神様仏様、そしてご先祖様・・

そう、宗教云々と言うよりむしろ最終的にはご先祖様に日頃のお礼を述べることで日々心を落ち着かせて過ごしているのだと思います。

過去帳で遡れる限りボクは麻太郎家14代目。約3万3千人のご先祖様がいます。その中の一組が出会わなければボクがこの世に生まれることが無かったことを思えば、ここに生かされていることは奇跡と言っていい。

この人生が楽しいと感じられるならば、日々ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるのは当然ですね。

今年のクリスマスとイブ

毎年クリスマスには奥さんの希望で何処かには出かけますが、二人とも”クリスマス特別メニュー”っぽい処はパスしています。

前倒しで思い出を作ること

今回は最近奥さんお気に入りの自由ヶ丘の老舗洋食レストランへ。

ボーロ同伴で暖をとれるテラス席でいつものコースメニューを。

 

当日東京版Go To Eatを1万円分買って、ちょうどボクの飲み代が出るくらいのお得。これに奥さんのダイアモンド会員特典でさらにワイン2杯がついて、ささやかなクリスマスディナながら結局いつもと変わらぬご機嫌な夜となりました。

 

一方で前日のイブは、奥さんはお義母さんと熱海に温泉旅行中につき別行動。

ボクは一人で登山前のルーティンとなったプチハイキングで鎌倉へ。

 

山を下りるとそこはもう青春時代のサザンオールスターズの世界。

 

夜は青魚が苦手な奥さんとは一緒に行けない鰯専門食堂へ。

湘南と言えばシラスですが、地魚としての鰯も隠れた名産らしい。

カウンター席5人だけの小さなお店ですが、お通しからこれはもう期待しかない。

お造りは「鰯をメインに盛り合わせを・・」なんて適当な注文をしてしまったけど・・

潔く”サーディンオールスターズ”にすればもっと良かった!(オヤジギャグが痛い)

とても旨いし安いしアットホームだし、、ここは奥さんがいない時のボクの秘密基地にしよう。

 

土曜日の鎌倉は若者達で明るい雰囲気

一人だけのイブでも美味しい夜。これも家に戻れば家族があってこそ。。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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