ゼロではいかないかも~備忘録~

第4回ワクチン接種の為にお母さんを掛かりつけ医に連れて行きました。

お母さんはコロナ療養明けのボクに会うのを嫌がっていましたが (苦笑) これで一安心。

先生と相談の上ボクは10月まで待ってBA5に有効なワクチンを打つことになりました。今回罹患したので暫くは抗体が効いて再発症リスクは少ないとの説明を受けたからです。

近所に信頼できる掛かりつけ医がいるのは幸せなことです。ボクが100歳迄元気に生きるには先生にも90歳迄は現役でいて貰わないと・・

DIE with ZERO ~麻太郎Version

ゼロでいけるか?

前記事で書いた通り、この本は人生哲学では無く、最大限の思い出を抱えて人生最期を迎える為のライフプランを提示しています。

ボクが抱いていたライフプランとほぼ同様、でも留意事項を整理するには有益な本でした。

新たな気付きもあったので、あくまで非常に個人的な備忘録として必要な箇所だけ残します。(ですから他の人は全く興味無いかもw)

タイムバケット

アメリカの本では良く聞く提案です。年代別のTo Do Listですね。

ボクも定年退職する時にこのリストを作ろうとしたけど、何しろ100歳まで生きるつもりなのでどうも時系列的にやりたいことを設定する作業が面倒くさい。要するに放置(笑)

でも例えばありうる話として、長寿叶わず平均の82歳で生涯を終え、かつ健康寿命も後10年間しかないとしたら・・この10年というスパンなら現実的にやりたいことはいくつか思いつく。

 

先ずは記念すべき100ヶ国目を奥さんと訪問する。多分ギリシャのサントリーニ島。エーゲ海を高台から見下ろす白亜のホテルで1週間程過ごす。一生に一度くらい全く予算に拘らない旅をするのも良いだろう。

 

第二の故郷ケニヤを再訪。出来れば息子も連れて行ってサバンナを見せたい。

 

第三・四の故郷、マレーシアとシンガポールへ行き懐かしい友人達と再会、忘れかけた思い出を取り戻す。

 

30年振りに熱帯の社会主義国家クーバを再訪。飲んで踊って歌って。旅る前に日本でサルサとルンバのダンススクールへ。スペイン語も勉強し直さないと。

 

こうして先ず10年間の計画を実行し、まだ元気そうだったら次の10年間の予定をたててみる・・・

振り返りツール

身体が満足に動かなくなってしまったら、思い出の配当を得る時期。どうやって?

実はこの日記代わりのブログが記憶の配当を(それこそ時系列的に)生み出すツールになるのではとふと思った。この駄文と下手な写真で満ち溢れるブログが・・

さらにこのブログ作りが新たな経験に向けてボクの背中を押してくれるツールになれば尚良い・・

取り合えず続けてみるかぁ。。

取り崩し方

アメリカでは退職時20万ドル未満の貯金者でも死亡時に中央値でなんとその75%以上の財産を残しており、「ゼロで死ね」と啓蒙するのは正しそう。

一方日本は例の2000万円問題等で老後はさらに貯えが必要とはどういうことだろうか?まあ多くのアメリカ人は自国投資が幸いして資産を増やした結果なのだろうが、日本人には「ゼロで死ね」など一部の人だけのトピックかもしれない。

ボクもその米国投資のお陰で退職してこの2年間全く資産を減らしていない。今のマネープランでは多分「ゼロで死ねない」だろう。

お金の価値を引き出す力が加齢とともに低減するのであれば、年金受給年齢の引き下げ限度で(かつ未だ健康寿命が期待出来る)75歳までに保有資産を意識して全て使い切り、その後は最大化された年金給付金で残りの人生を楽しむというのが「ゼロで死ぬ」のに一番効率的で確かだと思われる。

ここは今後の年金政策や金融資産税の動向を見ながらの検討となるだろう。

子供に残すもの

日本では親が亡くなった時点で残った資産が子供に相続されるというのがありがちなパターン。

でも著者はそうではなく、「決めた金額を子供がお金の価値を最大限に引き出せる26~35歳に予め(生前に)贈与しろ」と言っています。

これは思慮深い提案です。

ボクは4年前に息子のネット銀行と証券の口座を開設し非課税枠内で毎年息子に贈与、そして長期積立投資を紐付け自動化している。

予め最寄りの税務署には当該スキームで課税されないことを確認しているが、将来的には税制度が改悪されることを覚悟しており、仮に贈与した元本に課税されても将来息子にはせめて元本相当分が受け取れるくらいの運用益が出ればと期待している。

父親の時代は勝ち組、ボクもぎりぎり勝ち抜けたけど、息子の時代はもう社会保障費、給与、年金、退職金どれをとっても不遇でしょうから、彼の老後の為(65歳を想定)の支援として考えていました。

これ以外は「相続用資産は残さずゼロで死ねれば」と同書と同じ考えでした。

 

しかしこれでは息子がお金の価値を最大限引き出せる(と言われる)26~35歳は単なる資金の積立に終わってしまうので、ここは追って要検討事項です。

本人が何をやりたいかが一番重要だしね。

ゼロにはしない

実は「ゼロで死ね」が現実的でないのは、実際自分がいつ死ぬかを事前に確定出来ないから。

著者は「それを承知の上で、せめて自分は何歳くらいまで生きるかを予想してライフプランを策定すべき」と言っています。

繰り返しになりますがボクは100歳迄生きてゼロで死ぬライフプランが基本ですが、実際には予備費を考えています。

この10年間で技術革新のスピードはそれ以前と比較も出来ませんが、これからの30~40年など医学の進歩やAI医療の発展もさらに目覚ましいものがあるでしょう。

癌は勿論、認知症に効く薬や衰えた筋肉を補助するAIサポーターなどにより、健康寿命そのものも著しく延伸するかもしれません。

もしそのような医療支援がお金で買える時代になるのであれば、奥さんと二人分の予算を見立てておきたい思います。

出来る限り長生きしたいと思えるほどの人生であることが大前提ですが(笑)

 

結婚記念日は、ささやかながら奥さん推しの自由ヶ丘の洋食レストランへ。

昭和6年発案の名物ミートクロケット

結婚してからは毎年の各記念日は食事に出かけますが、プレゼントは用意しません。選ぶのが面倒~。

でも今回DIE with ZEROを読んで、経験>物を再確認したので「これで良いのだ」とバカボンパパの自己満足(笑)

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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