はじめまして

はじめまして。麻太郎といいます。

長い梅雨もやっと明け、今年もうだるような東京の真夏がやってきました。この暴力的な暑さの中、毎日愚直に会社に通う必要は・・・もうありません。

7月末に60歳で定年退職し、37年間のサラリーマン生活にピリオドを打ちました。

ボクの家族紹介

奥さんと息子がひとり、あとボクの定年と同時に子犬が一匹我が家にやって来ました。

奥さんは丸の内にある大手商社に勤務。

本当はボクと同じタイミングで会社を辞めて「これからは今までにも増して一緒に遊ぼうね。」と約束していましたが、なんでも「あなたと違って私は会社から必要とされている。」とのことで、もう1年会社に残ることになりました。ご苦労様です。

 

息子は永遠の大学生。

大学の講義にも出ず、もっぱら部活のテニスやビリヤードに明け暮れて本当にマイペースで人生を謳歌しています。あと何年大学生をやるつもりだろう・・・羨ましい・・

これからはボクも負けずにあらゆる嫌なことを避けて楽しい人生を送りたいものです。

 

ワンコはチワワとポメラニアンのハーフ。年齢は3か月です。

息子がネットで見つけて一目惚れ。政府からばらまかれた給付金とバイト代を使って千葉のブリーダーさんから譲ってもらいました。

今は奥さんも一緒になってワンコを溺愛しています。息子との共通な話題、作業も増えて家庭内が明るくなった気がします。今のところボクが家でぶらぶらしていても家族からは厳しい注文は出てきておらず、この絶妙なタイミングで我が家に来てくれたワンコに感謝です。

ボクはというと

1983年にメーカーに入社、主に海外営業を天職としてやってきました。

アフリカ全域でのドサ回りに始まり、中南米・カリブ、中近東、アセアン、中国、欧州、北米、豪州を担当・・・もともとプライベートでの旅行も大好きで、出張と合わせて今まで訪問した国は99ヶ国、99ヶ国目の訪問となったロシア以降10年間足踏みが続いていますが、100ヶ国目は定年退職後のお楽しみに残しています。

このように海外営業を30年間以上、その他管理部門、そして最後の3年間は国内営業活動にも参画、会社からは過分なほどにチャンスと経験を与えて頂き、また人間関係にも大変恵まれ、たくさんの方々にいつも助けてもらいながらのとても豊かなサラリーマン人生であったと思います。

じゃあ何故雇用延長を選択しなかったのか?

60歳時点での日本男子の平均寿命は84歳。ボクは鼠年生まれ、そう、今年年男なんです。平均余命が24年とすれば鼠年があと2回でお迎えが来る計算です。うーん・・微妙な長さですが、そんなものかなぁという感じ。

でもこれが平均健康寿命となると何と72歳。これはいくら何でも短い!次回の鼠年でどこか身体に不具合を発見して折角やりたいことを見つけても叶わないかもしれません。

37年間も働いて、そこからたったの12年間の健康生活では割が合わないなーと以前より感じていました。その一方で昨今アーリーリタイヤのライフスタイル(FIRE)が脚光を浴びている中でも、「やはり男たるもの少なくとも定年までは勤め上げるもの」という非常に古風な考えを持つ自分がいました。

このバランスの中で、60歳での引退が自分なりに一番しっくり感じたということです。大した理由でもないですね(笑)

会社辞めてどうしたいのか?

今ジタバタ考えていることがふたつ。

1.健康寿命を延ばす

これからやりたいことリストを作って実行に移す訳ですが、こればかりは時間を区切って計画するのは楽しくありません。12年ではねぇ・・

健康寿命を延ばすためのハウツーものはこの数年間いくつも情報を漁ったのですが、その内容は様々。「規則正しく3食を」「いや朝食は無理して食べてはいけない」「日本人はカルシウム摂取不足」「でも牛乳は実は骨を脆くする」等々・・

一度ちゃんと情報を整理したいなと思い、厚生労働省監修の健康管理の教材を購入、今年に入ってから予防医学の勉強を始め、8月1日に健康管理士の資格試験を受けました。現在試験結果待ちの状況ですが、合否結果にかかわらず、これからも健康寿命の延伸に効くと思うことはどんどん試していきたいと思います。

2.体感寿命を延ばす

皆さん、ジャネーの法則をご存じでしょうか?

フランスの哲学者ポール・ジャネーにより考えられた法則で、「時のたつ速さは年齢に比例して加速する」というもの。

体感的な時間の消費にかかる数字については諸説あるのですが、一般的に言われているのは人生80年で計算して

10歳で53% ←人生既に折り返してる!

20歳で69% ←息子の人生ももう3分の2終わった!

60歳で93% ←人生残り7%、終了!・・ボクのことです(泣)

昔ボクたちが小学生だった頃、夏休みを待つ時間も夏休み自体もやたら長く感じたものです。「いつまでたってももう大人になんかならないのではないか?」と錯覚するくらい・・

それに比べて歳をとってから師走に入ると「今年もまたあっと言う間に終わろうとしている(=今年もまた何も出来なかった・・・)」と感じるものです。

これは6歳の子供の1年間は人生の中の6分の1、60歳のボクの1年間は人生の60分の1であることから、この子の1年間はボクの10年分の長さに相当するということらしいです(あくまで体感的な時間のことね)。

この理屈はボクにはあまり合理的に理解出来ていないのですが、どうやら子供の時は新しい経験の内容が豊富で時間が長く感じられる一方で、年を重ねると無意識にできることがほとんどとなり(習慣化)、毎日が単調となることで時間がたつのが速く感じるということのようです。

要するに「年をとっても好奇心を持って新しいことにチャレンジしなさい!そうすれば体感時間を長くすることは可能ですよ!」とジャネーさんは言っているのです(多分ね)。

このブログに何を期待したいのか?

まとめに入りますと、健康に気を付け好奇心を持って日々を過ごすことで、物理的にも体感的にもリッチな定年後の時間を過ごしたいというのが、これからのボクの目標になりそうです。

その日々の備忘録として、そして今後の人生のスパイスの1つとしてこのブログが末永く続けられたらいいなぁと思います。

これからもよろしくお願い致します。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

追伸:

自己紹介で忘れましたが、酷いIT音痴です。これで良く外資の会社に永らく勤まったもんです。このブログテンプレートも動画を参考に良く内容を理解できず設定した為、見苦しい形になっているかもしれません。これから時間をかけて修正していきます。

 

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