紅月

今日は満月。

天候にも恵まれて我が家のテラスからもはっきり拝むことが出来ました。

 

アメリカでは4月のフルムーンは桃色月・・ピンクムーンと呼ばれるそうです。

芝桜のような花がこの時期咲くからという説ですが、日本だったらもう1か月早い桜の時期ならピッタリだったのになぁ。

満月はやはり特別。三日月や半月では夜空を見入ることはありませんが、満月ならお酒でも飲みながら月と重なる雲の動きなども楽しんでいつまでも眺めていたいという気になります。

紅く照らされる月

定年退職しようと決めたのは2年半前のインド旅行。

この時はもう早期退職のタイミングは逸していましたが、雇用延長を採るか否かで迷っていた時期でした。

5度目のインドでしたが、ラジャスタン地方は初めての旅行で、当然タール砂漠の旅がボクの10日間の日程の中でハイライトとなりました。

ラクダ使い兼コック一人、全体のコーディネーター一人とボクの三人での1泊2日の砂漠ツアー。

 

夕日が好きです。長く楽しめるから。

広大な砂漠では、夕日が沈む時と同時に反対側から月が昇る。

 

i Phoneの限界だけど、本当に赤く染まった月。夕焼けの明かりで染まったとしか思えない色。

だけどそもそも月は太陽の光で輝いているのだから赤く染まることはないだろう。砂が舞っている影響でしょうか?

 

 

太陽も完全に沈み、見慣れた白い月に戻る。

これはフラッシュの光の照り返しでしょう。でも夜間の方が、砂漠の広さを実感出来ます。時々遥か彼方に欧米人の団体の奇声が聞こえるが、夜が更けるとともに静寂が戻る。

ここまで来た甲斐があったと思えた瞬間。

砂漠アルバム

ジャイサルメール。砂漠に一番近い村。

砂漠へアプローチ。インドではどこでも牛が優先。

砂漠でのボクのエンジン。どうしても名前を思い出せなくて申し訳なし。

多分団体のツアー。お気に入りの写真。

30数年前にケニアでバルーンサファリを楽しんだ時、気球が着陸したサバンナで朝ごはんを作ってもらった記憶が蘇りました。極めて商業的だけど素直に感激。

 

1人の砂漠ツアーとしては十分に贅沢な晩御飯。

砂漠で一人、焚火とビールの非日常を楽しむ。

 

 

本当はこのくらいきれいな紅月だったのですが、人生はいつもいつもそんなに上手くはいきません。

瞳の奥に光る 泣き出しそうな月は 赤い涙溢れて 夜空を染めていく 静寂の中で 傷ついた刃差し向かい 孤独も不安も 切りつける 心まで            ~Baby Metal 紅月~

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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