結局大丈夫だ

 

 

のどかな夏の玉川温泉付近。

何気ない風景がしみじみする。

秋田割の怪

3か月前に訪れて大満足だった玉川温泉にまた行こうと、10月1日午前零時に奥さんと夫々PC前でスタンバイ。

11月開始の秋田割のエントリーだ。

首尾良く直ぐにサイトに繋がりターゲットのプランをポチろうとしたら「あれれ??」。

確かに割引はかかっているんだけど、前回8月の宿泊費とほぼ同値だ。二人2泊分で3百円しか安くなっていない。

そう言えば、先般の九州割もそんな感じだった。

「なんだかなぁ~」と一瞬躊躇、、でも奥さんと話し合ってやはり行こうと。

もともとがお安いのだ。

と思ったら、瞬時にしてソールドアウトになってしまった。

 

う~ん・・・

 

ボクたちは直近で泊まっているから比較出来るけど、玉川温泉は初めての人達が急いで予約したのだろう。

繰り返しになるがもともとの料金が良心的なのだ。

だから皆さんはこのまま気分良く玉川温泉を楽しんで欲しい。本当に素晴らしい湯(&岩盤)なのだ。

一方で秋田県としては、地元の観光業界支援が目的のキャンペーンだ。

宿が割引分の料金を収益に変えて、かつ満室になってくれることが本来の主旨だから、これで良いのだ。

ボクたちはまた来年夏に避暑地として再訪すれば良い。

大丈夫だ。何の問題も無い。

12年前の手紙

奥さんからボク宛の手紙が封筒で自宅に届いた。

新潟の温泉宿から投函された12年後に届く手紙。

12年前、息子はオーストラリアの高校で学び、ボクはシンガポールに赴任。

東京に残った奥さんはその時とても心細かったと手紙に吐露されていた。

特に家族の将来に対する心配事がしたためられていた。

息子はオーストラリアで立ち直っているかしら?

12年後は無事社会人になって、もしかして良いお嫁さんがいるのかしら。

あなたは仕事を成功裏に終えることが出来たかしら?

東日本大震災後、原発問題を含め私たちは安全な生活を送れているかしら?

東京オリンピックを家族一緒にテレビ観戦出来ているかしら?

 

・・・・

 

息子は無事高校は卒業したものの日本では症状が悪化してしまい、まだ大学を卒業出来ていない。

どう見ても生活力が無さそうな彼に、彼女も愛想を尽かしている(苦笑)。

ボクはシンガポールの任期を全う出来ず本社に呼び戻された。

誰に刺されたかは今でも分からない。

東京オリンピックは一緒に見ることが出来たね。1年遅れだったけど。

ってか・・12年前はこんな全世界的なパンデミックが起きるなど誰も想像出来なかった。

 

以上の結末を12年前の奥さんが既に知っていたら、もう絶望しかなかっただろうな(笑)。

 

でも現在の麻太郎家はそんなに悪くない。

息子はもしかしたら来春には大学を卒業出来るかもしれない。

それから自分の好きなことで少しずつ生活の基盤を作っていければ良いと奥さんは考えている、

ボクも昨年彼とブラジルで一か月過ごしてみてそう思い始めている。

ボクの方も少しは成長しているのだ。

 

ボク自身はシンガポールで本社が望む形で結果を出していたら、もしかしたら今でも働いていたかもしれない。

それはそれで良い人生だったかもしれないが、このブログを振り返れば60歳で退職した後のボクも全く悪くない。

件のコロナの最中だって満員電車に乗って元気に中年学生生活を謳歌したり、なんなら元会社に乞われて一時期プロジェクトのお手伝いをしたり・・その場面場面を楽しむ術を知っていたのだ。

 

12年経ってこの手紙で振り返ればこれは実に示唆に富んだ人生経験だった。

ちょっと前のベストセラー本の「心配事の9割は起こらない」はボクも基本同意なんであるが、実際は奥さんの心配事はことごとく的中していた。

当たっているんだけど、結果は何とかなっているということだ。

これは麻太郎家だけの話ではあるまい。

「心配するな」ではなく、心配事はあって実際それに直面してしまっても人それぞれ一生懸命ベストの判断をするのだろう。

そして12年後に振り返ってみて大抵の事は「何だかんだ大丈夫だった」というか「まぁ納得してやろう」ってところに収まるのではないだろうか?

 

そう言えば、実はボクも奥さんに手紙を書いていたのだ。

定年退職した6年前の東北旅行。

奥さんは仕事があって新幹線で先に帰京。

ボクはその後3日間福島県に残って、会津の温泉旅館で退職直後の自由を満喫していた。

全国旅行支援のお陰でただみたいな料金で泊まった宿だけど、同じく12年後に投函される手紙サービスをやっていたのだ。

コロナでどこも大打撃を受けていたあの頃、12年後のサービスにもコミットしている宿は素晴らしいなぁと感激してボクにしては珍しく筆をとったのだ。

あの時ボクは何を手紙にしたためたのだろうか?

奥さんへの感謝を伝えたのは間違い無いけど、その他は相変わらず何も覚えていない。

6年後には答え合わせが出来るだろう。

大丈夫だ。全てが上手くいっているはずだ。

 

そういうことで秋田ではなく東京でプチリゾート気分。

近所のホテルの中庭でBBQをアテにしてフリーフローでご機嫌だ。

最近は飲み放題プランでも最初の一杯はノンアルビールで整える。

肝臓だけは無制限に大丈夫な訳ではない(と思っている)。

我ながら偉い!

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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