久しぶりのビジネスカジュアル

昨日池袋に行ってきました。

そして求職訓練制度を使った日本語講師養成講座(通称420時間カリキュラム)の受講試験を受けました。

始めの一歩

目標に向けての準備

先ず床屋で散髪、そして暫くはやしていた髭を剃りました(笑)

実際はマスクを着用しているので関係無いと思いましたが、本番では受験者カードの写真との照合の為にマスクを取っての確認がありました。良かった~

あとこの3日間で面接・筆記試験対策を真面目にしました。

筆記試験は400文字の作文ですが、時間無制限ですので準備は要らないかなとも思いましたが、考え直しました。

そうです。漢字が書けないのです。全く。今や手書きで作業することなどほとんどありませんし、あってもスマホで漢字検索が普通です。漢字が書けない日本語講師で良いのか?

従って、お題になりそうなテーマを二つに絞って、二通りの400字原稿を作成しました。

①あなたにとっての日本語講師の理想像

②日本語講師の志望理由

 

面接対策は、先週ハロワに最後の失業保険申請に行った時に就職相談窓口で相談、ストーリーラインを決めて、これも自己紹介から想定質問までドラフトを作成しました。

前述の作文ドラフトと重複するところもあり、何が重要なポイントかが明確になってきました。

何か目標に向かって頭と指を動かすのは、昨年夏に受験した健康管理士資格試験以来ですが、会社退職後の定期的なこういう作業って大事だなと思いました。これにより認知症発症リスクを遅らせることが出来そうです。

 

現役時代の通勤が蘇る

当日ネイヴィーのブレザーに同色のズボンを合わせ革靴を履いて試験会場へ。およそ8か月ぶりのいでたち。

前日試着してみましたが、心配していたズボンは何とかはくことが出来ました。文字通り身が引き締まる状態です(笑)

 

少し時間に余裕をもって家を出ましたが正解。人身事故で地下鉄直通のダイヤが乱れていて、急遽山手線経由に変更。

社会人時代と何も変わらぬこの日常。もう老人達は(ボクを含めて)自己責任で行動させて、いい加減に経済を回さないですかね。あれだけ毎日コロナコロナとマスコミが騒いでいるのに、厚生労働省の白書によれば2019年度の日本人死亡者数は前年と比べて減っているということは何故か報道されません。

 

池袋駅を降りると、横殴りの雨。

あーせめて帰りにして欲しかったよ。帰りも降っていたけどね。ビジネスウエアと革靴+雨の組み合わせは在職中最も憂鬱な事象のひとつでした。

雨と上手に付き合いたい

これが、夏の短パン+サンダルなら何のストレスもないんですが・・

もう絶対サラリーマンには戻れないと強く思いました。

 

久々の疲労感(本番)

それでも作文は想定通り

ずぶ濡れになりながらも、時間に余裕を持って試験場に到着。面接控室に行くと5人の受験者らしき女性達が黙々と作文を書いています。

面接スケジュールが遅れていて、面接後に予定していた作文を先に済ませて下さいとの説明。

想定120名の受験者を二日間で面接するのだから面接官は本当に大変だと思います。

作文のお題は「あなたにとっての日本語講師の理想像」(爆笑)

10分で一気に書き上げ、誤字脱字が無いかをチェック、雑に書いてしまった漢字は丁寧に書き直して提出。

その後一度トイレで身なりを確認して席に戻ったら直ぐに面接のコールが。

ここまではほぼ完璧な流れと自画自賛。

面接ってこんなに緊張するもの?

何かの合否を判断されるような面接を受けるのは実に38年前の就職活動以来でしたが、あまり心配はしていませんでした。

在職中はそれこそ百回以上は面接官を経験しているからです。就活面接、昇進面接、そして海外駐在で新たな組織を作る時は、短期間で数十人単位での面接を行いました。

今回は就職面接ではないので、日本語講師の志望理由とその意気込みをきちっと伝えること、後は想定受験者が120名もいるのでインパクトのある自己紹介を準備していました。

ところが面接が始まっても、自己紹介の機会が与えられなかったのです!事前に提出した書類にも自己紹介欄がなかったので、自己紹介の無い面接を想定していませんでした。

最初の質問が、「何故この度当校を志望されたのですか?他校は見学されましたか?」

何故って・・・他校だと受講費用が70万円程度かかるのだけど、求職訓練制度を使えば教材費のみの負担で済み、ハロワの指定校が(たまたま)ここだったんだけど・・そういう事を丁寧に説明すれば良いのかなぁ??

結局その主旨で回答したのですが、出鼻を挫かれてしまって約15分の面接の間、終始主導権を握ることが出来ませんでした。

終わってみると、どのように回答したのか良く覚えていない質問もあり、この歳でかなり気が動転した非常にポンコツな面接となってしまいました。

この疲労感は何でしょう?

生活を繋ぐ為に今すぐ仕事を得る必要のある失業中の方々が、いくつもの会社の面接を重ねてもなかなか採用されないコロナの現状というのは、これは本当に心が折れる程大変なことだなぁと思いました。

 

倍率が8倍でも何とかなるという根拠の無い自信を持って本番に臨みましたが、何ともならないかもしれません。

 

2~3日中に合否連絡が郵送であるそうです。さてどうなることやら・・

 

それではShanti Shanti! 皆さんは素晴らしい1日を!

 

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