
テラス席から見上げる秋晴れに黒点が浮かぶ。

エアースパイダー。
お気に入りレストランだけど、ボーロ同伴は半年振りだ。

テラス席の至る所に蜂の巣が出来てしまい、暫くボーロ席が閉鎖されていたのだ。
何でも近隣で開発が進み、小動物や小鳥、そして蜂たちが移動してきたらしい。蜘蛛はどうなのだろう?
定年後の田舎暮らしに憧れる人々もいるけど、いろいろ面倒もありそうだ。ここ箱根ですらこうなのだ。奥さんなど絶対に無理だろう。
さて、その奥さんが移動の車中でどこかで仕入れてきた名言を披露してくれた。
人は生きる為に食べる。
犬は食べる為に生きる。
後段は全く同意だ(笑)。
前段はどうだろう。
ふたつの解釈が出来るかな。
犬と違って人様には何かしら生きがいや人生の目的がある。それを達成する喜びを享受する為に、食して日々の命を繋ぐ必要がある。
もうひとつは困窮の日々の中でそれこそ命を繋ぐこと自体が目的となった最低限の食だ。
にわかに信じがたいけど、食料品に限定した消費減税議論とか、かつての老後2千万円問題などが国民的なアジェンダになるのはそういうことなのだろう。
昨今のニュースで、落ち目の芸人がスーパーで万引きした中身にウインナーが含まれていたなんで聞くと、何かとても痛いのだ。
もっともこの芸人は売れている時の月収が6百万円越えだったとかで、そうなると単なるマネーリテラシーの欠如ってことだろうが。。

マスのカルパッチョ、黒米巻き。

雲丹のクリームパスタ。

ここでしか頼まないジビエ。絶品の鹿肉。
ボクの場合は、そもそもが犬系なのかもしれない。
その為だけに生きている訳では無いと思いたいが、食は本当に人生の楽しみだ。
30年の間、奥さんが作ってくれているシンプルな家庭料理が大好きだし(誉めてますよ)、一定の頻度で(雰囲気も含め)前述のような外食も楽しみたい。


ランチを楽しんだ後は、秋の名所のススキ野原を散策し


富士山展望台まで駆け上がり

ホテルに入り、ちょっと苦しいがそろりと300メートルほど泳いで連チャンのイタリアンディナーに備える。



そうなのだ。この1日だけみれば、ボクはやはり犬系なんだ。

リゾートではこの子犬くらい悠々とリラックスしたいものだ。
ボーロは過去を後悔したり将来を不安に思ったりすることはないだろう。
その上で1日に3度も人生のメインイベントがあるとすればボクも犬系であることを誇って良いのではとは思う。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!
