奥さんとボーロを連れて腹を空かせに1時間の真鶴半島ハイキング。
今回はテラス日和で良かった。相変わらずの充実ランチで、〆はスイートポテトの古新聞焼き芋仕立て(笑)
老舗旅館＠熱海
顧客要望で・・
創業から217年、源泉かけ流しの老舗温泉旅館。
ボクは初投宿、奥さんは30数年前に家族で来たことがあるらしい。
純和風旅館なるもペット同伴可能部屋があり、奥さんの目に留まった。
畳部屋でペットフリーはレアでは？少なくとも麻太郎家では初めて。ちょっと感動するほど全く犬臭さが無い部屋。
217年も商売を続けているうちに、オーシャンフロントだった旅館の前には鉄筋の高い建物が立ち並び、時代の流れで追加設置された露天風呂もとてもこじんまりとしたもの。
部屋からの眺め(笑)
古くから観光激戦区の熱海でどうやって生き抜いてきたのだろうか？
単に食事や温泉効能のレベルが高いだけではなく、滞在中のお客へのホスピタリティーは勿論のこと、彼等・彼女等の意見や要望に積極的に耳を傾けてきたのだと思う。
ペットルームの新設（3部屋）もリピーターのお客さんからの要望だったと。
安易に掃除し易いフローリング作りなどにせず、顧客層の趣向に合わせて畳部屋にペットを受け入れる覚悟が気持ち良い。
河豚の煮凝り、フォアグラの最中・・胃袋に入れば何でも満足の子犬には絶対与えない。
お造りだけは奥さんから貰えると分かっている子犬は畳の上で辛抱強く待つ。
熱海夜散歩
宿から1分でビーチロード。
ヤシの木に共生している植物が紅葉している。
公務員って
今回の宿は奥さんの職場の福利厚生の提携リストで見つけたもの。ペット同伴に拘らなければ一度は泊まってみたい旅館もたくさんある。これらが破格で提供される。
今回は奥さんの所属庁が宿泊料金を半額負担、さらにこれに全国旅行支援の5000円と3000円クーポンが二人分付与される。こんな状況でも簡単に予約がとれるって公務員ってどれだけ恵まれているのか。。
公務員夫婦が密かに安定の富裕層ポテンシャルであることは、前記事の通り。
そもそも公務員って給料は安いけど退職後の共済年金がとても強いというイメージだったんだけど、実は平均年収も660万円越えと言われる。これは一般的なサラリーマンのそれの1.5倍だ。
公務員は男女給料格差及び男女従業員数比率差も小さいので、夫婦で公務員なら楽に年収1千万円プレーヤーだ。かつ2馬力なら重税感も薄い。
奥さんによると実際に所内結婚はとても多いし、離職率も極めて低いそうだ。
奥さんの前職では優秀な若手達が会社の費用で海外でMBAを取得させて貰った上で、転職とんずらが頻発して会社内で問題になったそうだが、公務員組織は離職リスクが低いので外部教育にもとても力を入れているそうだ。
また、長く働く為の育児休暇（男子社員も）や有給も取得し易く、現代の一般企業と違い解職リスクもほぼなく、かつ確固たる年功序列制が維持されている為、将来設計が立て易い。
そして福利厚生は充実、暮らしぶりも堅実となればこれはもう若くして将来の富裕層が約束されたようなもの。
単に金持ちって言うとやたら派手なインスタ映えを狙ったり地位財に拘ったりする印象があるけど、富裕層は代々商売を守っていく一族（今回の老舗旅館のように！）や件の公務員夫婦のようにお金に振り回されないお金持ちというイメージ。
一方で40年も総合商社に勤めてきた奥さんから見れば、明らかに異なる労働者だとも。
・いかなる理由でも遅刻する時は電話連絡（メール連絡厳禁）
・エレベーターはお客様（来所された国民）のもの。奥さんは5階の職場まで階段を使用
・コンプライアンスチェック・・eg; 申請交通費と現物（定期券・回数券）の定期的な調査
等々、仕事の生産性よりむしろ国民の見本になるべき高いレベルの規律を求められるそう。
でもむやみやたらと効率性や収益性を重視するサラリーマンと違って、国家公務員は日本国民の為に働いているという自己肯定感は高いのではと思ってしまう。
国家公務員試験も受かった上での職業だしね。
セミリタイヤブログなんかを見ても管理人のプロファイルに「元ダメ公務員」などとわざわざ書いてあるのも一種のプライドの表れでは(笑)
温泉旅館に泊まると夕食より朝食の方が楽しみです。朝から腹パン。
なので奥さんにおにぎりを作ってもらい、帰路の高台のホテルでランチしました。
でも、デザートに特製バナナパフェをオーダー、カロリー調整は出来ず（汗）
天気にも恵まれて、広い庭でボーロと3時間ほどまったりしてから帰りました。
熱海は近いから楽ですね。また来ます。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を！
