まだ現役時代を思い出す(こともある)

ご~にん囃子の笛太鼓~

軽井沢のホテルロビーで

これは1週間前の門司のホテルのエントランスで

子供の頃、節句の季節は家での飾り付けが毎年の行事でしたが、親も子も忙しくなっていくといつの間にか人形の出し入れや設置が億劫になり、最近はホテルの飾りで「あっ!そう言えば」と気付くことが多いですね。

正月のおせちも以前は家庭で準備していたものが、名店と言われるところで買ってきたりホテル滞在で元旦だけちょこっと済ませたりすることが多くなってきました。

これからのホテル滞在は日本の風物詩や季節感を確認する場としての役割も大きくなっていくのかもしれません。

軽井沢 W/O ボーロ

2か月振りの軽井沢ですがまだ寒さも厳しいので子犬は姉の家に預けて、今回は久しぶりの店を中心に再訪しました。やはり寒い時期は店の中でご飯を食べたい(笑)

豚すき焼き

1年前に再訪を誓った下仁田にあるすき焼き食堂。

ささやかな朝リゾート

前の日に為念電話で確認しました。閉店してなくて本当に良かった(笑)

群馬豚と下仁田ネギで食が進みます

奥さんと二人で3人前頼みました(笑)

ボクは前日ほとんど食べずにこの日に臨み、何とか完食。昔より食べられる量は確実に減ってきていますね。体重は簡単に増えるけど・・

あー加齢ってやだなぁ。せめて歯のメインテナンスだけはしっかりやって美味しいものは美味しいと思える環境は維持していきたいなと思います。

ご馳走様でした!

和食

ボーロと一緒だとテイクアウトしてホテルの部屋で食べることはありましたが、和食Oはこの開放的な店の中で食べるのが一番のご馳走です。

軽井沢ではどうしても連日食べ過ぎてしまうので、中日に身体に優しいここの精進料理はとても助かります。

身体が浄化されます。お酒も進む(笑)

洋風居酒屋

地元で大人気の居酒屋M。

ここもちょこちょこ小皿で頼めるので、量の調整が出来て嬉しい。

洋風と言ってもこういう和的なアレンジも美味しい

ここではいつも野菜中心。何しろ野菜が美味しいです。今回もタンパク質はラタトゥイユの付け合わせの卵(右)とバジルのエスカルゴ(左)だけ。お店にとっては稼ぎの悪い客かも(笑)

 

ホテルP

2週間前に奥さんが一人で泊まりに来て、思いのほか(失礼!)ホテルもレストランも良かったと驚いたホテルPに今度はボクも一緒に。

内資の老舗ホテルグループですが、昨今の外資ホテル進出ラッシュで経営が厳しく、国内にある約70のホテルの半数を投資ファンドに売却すると先月発表がありました。

軽井沢にあるホテルは事業継続で最近リフォームしたばかり。軽井沢では珍しく大きな天然温泉浴場があり、また食事も奥さんの評判通り。そもそも最近はホテルでゆっくり食事なんてなかったですし・・

これからもちょくちょくお姉さんにボーロを預かってもらおう(笑)

珍しい日本酒ならぬ紹興酒の利き酒セット。値段の違いと味の違いが全くマッチせず、残りの人生紹興酒は一番安いのを選んでおけば問題無いこと再確認しました。

しょっぱい思い出

このホテルには5年前に仕事で宿泊しました。

リフォーム前だったのでしょぼい印象しかありませんでしたが、ブルーな思い出の理由はそれだけではありませんでした。

 

当時のボクはシンガポールに駐在しており、日本の本社に招待されての出張でした。

本社及び世界各国の出先から計200人程が軽井沢に集まり、このホテルでビジネスアップデートとワークショップが行われましたが、主目的は夜の席の情報交換です。大体ドイツ人は日本人より遥かにこの様なネットワーキングを大事にします。

で・・この時ばかりはボクも積極的に情報を取りに行きました。自分自身の情報です。

でも逆に皆からの質問が「一体何をしでかしたの?」(苦笑)

この出張が12月初旬、翌1月には帰任。それも予定された駐在期間を大幅に繰り上げての本社からの帰任命令でした。

聞かされていた新しいアサイメントは従来の2割程度の非常に軽い責任レベル。でも何故か役職も給与もインセンティブも従来から変更無し。今考えても理由は分からない。

結局帰任して半年間は大した仕事もせずに、その後の大きな組織改定に伴い新天地の国内販売部へ移動となりました。

ちょうどこの軽井沢のホテルでのビジネスイベント前後で、サラリーマン人生の出口戦略を初めて真剣に考えるようになったことを思い出しました。

結局60歳で定年退職した自分の判断がベストだったのかはジャッジ出来ないですが、少なくとも現在後悔していないので良しとしたいと思います。

 

軽井沢は思いもかけず雪が残っていて、雪解け水を避けて整備されたルートを選んで散歩をしました。

 

こういう道になると無理せず引き返します(笑)

もう時間は自分の為にゆったり使えば良い。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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