江ノ島の食堂

今週はずっと天気が良いですね。ボーロと江ノ島ドライブに。

奥さんは在宅勤務、息子は大学オンライン講義の中、ボーロを長時間相手してあげると家族の中でのボクの株が上がります。特に奥さんからの。これは大変ありがたい。

ささっと1時間弱で江ノ島へ。

平日に自由に活動出来ることは、効率性、経済性、そして精神的自由度と、定年退職してみて1番のアドバンテージだと思います。

この中で精神的自由度はいつまで享受出来るでしょうか?これが当たり前と感じるようになることは非常にもったいないなと。今年は奥さんも定年退職予定だから、またリセットして二人の新たな形でこの非日常の平日を楽しみたいなぁ思います。

江ノ島アルバム

江ノ島最北端まで散歩

駆け上がる

駆け上がる

まだ?

駆け・・上がる・・・

エスカーの前で動かない子犬。まだまだ!

随分登ってきた

江ノ島ならでの組み合わせ。残念ながら今の季節は禁漁で生しらすは楽しめませんが・・

やっと到着した島の端にある食堂。ボーロもここまで登ってきた甲斐があったと眺める海。多分・・

席から下を覗き込むと、サスペンスドラマで見るようなの絶景。

いつもの烏賊の丸焼き。昼ビールは1杯でやめておこう。

ここでは初めてのクリームあんみつを食す。頑張ったボーロにもフルーツをあげよう。

帰りは下り。秘密の近道入り口。一旦登る。

後はなだらかな下りの坂道。良かったなボーロ

行きの半分の15分で仲見世通りまで戻る。

帰路、ルート134をサザンのCDで流す。まるで昭和の一場面。

ノスタルジー@江ノ島の食堂

現役での45歳から55歳までの10年間がボクのサラリーマン人生のピークでした。マレーシア駐在時代、タイ、中国のプロジェクト時代、そして初めて営業を離れての管理部門時代。

この期間に所謂「ビジネス本」も読み漁りました。仕事が面白くて仕方なかった時代です。

しかし「リーダーシップ論」とか「組織論」は総花的な内容が多く、あまり役にたちませんでした。結局は自分のポジション、環境にカスタマイズすることで初めて自分のスタイルなり判断が出来るということです。

しかし例えば「作業の効率化」とか、「自身のモチベーションの作り方」のようなHow Toものの中には、時間の無駄遣いの代名詞であるメール対処法など、具体的に真似るだけで簡単に時間の効率化を図れる有益なものがたくさんありました。

その中でも1週間の曜日毎の仕事のリズムの作り方は、学びが大きかったです。

週初めの月曜日はスロースタートとし、いきなり重い打ち合わせなど入れないとか、木曜日は午前様になっても腕まくりしてその週の仕事を全てやり終えるとか。

そして金曜日は午前中にはその日に発生した作業を終わらせます。午後は自身のカレンダーを完全にブロックして会議も入れない。そして翌週の段取り、自分が決めた中期計画に対する進捗レビューとTo Do List のアップデート、そしてチームの人事や育成にかかることを一人で考える時間にしていました。

ボクは自分の個室を持っていなかったので、金曜日の午後は小さな個室を予約して貰って作業していました。チームのみんなは、「YouTubeやゲームをして遊んでるんだろう」と思っていたかもしれません(笑)

そして上司の副社長が海外出張等でいない金曜日は、昼には退社して海に来て頭の整理をしていました。海に対峙していると、一見ばらばらないろいろなことがゆっくりと点から線に結び付くのです。ボクにとっては決して効率的な作業ではないのですが、時間をかけてもちゃんと解決したい、整理したいという案件についてはまさしく適所であったのが海辺だったのです。

 

そしてボクのお気に入りの場所の1つがこの江ノ島の食堂のテラス席でした。

夕暮れ時に刻々と変わる大海原のグラデーションをぼーっと眺めながら・・

数年前の秋の風景です。流石に真冬の今は、この時間は無理。

 

以前の仲見世は夜も賑わってました。早くこの時代に戻れますように。

 

江ノ島の駐車場からの考察

数年ぶりの江ノ島ドライブだったので、家を出発する前に島内の3つの駐車場事情をチェックしました。

①30分200円

②1時間300円

③1時間300円、但し4時間を超えた場合は1,500円

加齢に抗うにはちょうど良い頭の体操です(笑)

 

①は最初の30分以内の利用に限り一択となる。

②と③は4時間迄は同条件。ボクのように車で来て、ビールの酔いを醒ますのに時間が計算出来ない不埒な人間には③が有効。

ところが戻りの夕方には、中心街に一番近い①の駐車場から埋まっていました。

グーグル先生をチェックしなかったのか、そもそも時間100円の差など気にならないおおらかな人間が溢れる程、日本の将来は明るいのか?

今回ボクは4時間利用したので、この駐車場料金の差は400円。

時間100円の差に無頓着な人は、毎日コンビニでコーヒーやお茶のペットボトルを買うことにも抵抗は無いかもしれません。2次会まで行って帰りは面倒だからタクシーでご帰宅ってことも往々にしてありそうです。

なんだかんだで平均で毎日400円の無駄遣い(不要なコスト)で失う月1万円(まるめてね)を、20歳から60歳までの40年間続けたら480万円の貯金の機会を失うことになります。

それどころかこれをリターン4%のインデックスで積み立てたら、複利で1,170万円にもなります。

どんなにおおらかな人でも、60歳で定年退職するか65歳まで雇用延長で頑張るかを選択する時に、1千万円を超える余剰金の有無は、やはり大きな判断材料のひとつになるのではないでしょうか?

勿論、会社が大好きでいくつになっても働きたい方々には余計なお世話かもしれませんがね!

③の駐車場は島の西端で少し歩きますが、こんなにすばらしい遊歩道も楽しめます

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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