この三連休は息子の彼女がずーっと泊まりに来ていた。
毎晩近所で美味しいご飯を食べて、その後は恒例の麻雀の流れ。
昼は別行動なので(当然か笑)、予定が無いボクは蒲田で立ち呑み 。

レバー大好き 。至福の時間です。

昼呑みだけに時間を使うにはちょっと罪悪感の残る程の素晴らしい天気。
帰りに洗足池に寄ってみる。
我が大田区は世間一般には羽田空港と町工場のイメージだろうが、実は自然も豊かなのだ。


我が家は大田区屈指の高級住宅街にあるが、そのボクも羨ましい池沿いの築浅マンション。

バルコニー前には軽井沢の雲場池にも劣らない最高級の借景がある。

これなら別荘など要らんし、都民税の払い甲斐もあるというものだ。
かつ、この環境で東急沿線の駅から実に徒歩3分だ。
十数年前にこのマンションに新築で入居した人には絶好のタイミングだっただろう。
ボクも13年前に父から譲り受けた土地にマイホームを建てた時は建築費はとても安定していた。
また、東日本大震災が発生して建材の供給が間に合うギリギリのタイミングでもあった。
今は東京23区内のマンションの平均相場が1億円超えなんてニュースを聞くと、本当にツイてたなぁと思う。
人生はいつでも判断の連続だけど、運に左右されるタイミングの良し悪しというのはあると思う。
ボクの場合、悪いタイミングってあまり記憶にない。
と言うか、あったとしても今となっては大きな影響はないことばかりなのだろう。
覚えていないということはそういうことだ。
タイミングが良かったことは他にもある。
先ず株がそうだ。
8年ほど前、それまで国内に設定の無かった米国インデックスファンドが発表されて直ぐに纏め買いすることが出来た。
シンガポールからの帰任直後でたまたま置き場に困っていたキャッシュが相当額あったのだ。
また、本来後3年ほど駐在予定だったが、そうであればそのタイミングでの日本国内の投資行動は禁止されていたはずなのだ。
つまり、図らずも ①ほぼ最安値のタイミングで ②(日本で)投資出来る状況下 ③纏まったキャッシュがあったということだ。
今は既に4倍近くに成長している。
これに年金を加えれば、もう十分お金の悩みから解放されるレベルだ。
そして何より価値がある思い出作り。
ボクにとって海外99ヶ国の訪問は、その国数もそうだけど旬なタイミングで行けたことも思い出を強固なものにしていると思う。
まぁアフリカや中南米のドサ回りなど、なかなか若い時でないと出来ないのはその通りなのだが、感受性の強い年代で見た物の記憶は簡単には色褪せない。
プライベートで行った国数も三分の一くらいはある。
これらも多くは結婚前だ。
奥さんとも結婚前、後に拘わらず良く出かけた。。
アメリカ、タイ、フィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシア、ネパール、スリランカ、オーストラリア、イギリス、フランス、トルコ、エジプト、そしてケニア。
若い頃はお金に余裕は無かったけど、円がとても強い時代だった。
今は「もう一度ニューヨークに行きたいか」と聞かれれば「イエス」だけど、為替を見ながらだなぁ。
いくら株価が順調でも一応そういうタイミングは気にしたいボクなのだ (笑)。

快晴の3連休を近場でボート遊びを楽しむ人々。
良い休日の過ごし方だと思う。
紅葉をバックに写真を撮っていたら声を掛けられた。
「おとーさん」
えっ! 昼前にさよならしたばかりの二人がボート乗り場に並んでいるじゃないか。
「ここのボート安いねー。30分8百円だよ!」
うん、NYに比べたら何でも安い(笑)。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!
