年金事務所に行ってみて

 

 

奥さんの誕生日を近所の鉄板焼屋さんで祝う。

予約サイトクーポンで千円、プレミア商品券で4千円、計5千円引きだ。

「誕生日くらい正規料金を払わんか!」と言う声も届きそうだが、美味しいものでお得に祝って貰うことに何より喜んでくれる奥さんなのだ。

最近目を通した郵便物

現役の時はお寺関係の書類以外は基本郵便物はスルーしていた。お金に係る情報は必要な時にネットでだいたい入手出来る。

でも今は時間がある。

区報

今でも不動産や宅配サービスなど直ぐにゴミ箱行きのチラシが多いが、大田区報は隅々まで読んでいる。

前述の大田区プレミアデジタル商品券申し込みも定期的に案内されるので注意が必要だ。

他にもフレイル対策講義無料開催、さまざまな生活問題の相談窓口案内等、必要に応じて参加してみたいイベントもある。洗足池の夜間蛍鑑賞、多摩川花火大会等季節の催し物も楽しい。

もうなるべく稼がないことで税負担を軽くしていく麻太郎家だけど、住民税は生涯逃れられないだろうから、少しでも地域サービスは利用したいものだ。

 

 

そう言えば数か月前に我が大田区でちょっとしたママチャリ事件がSNS界隈を賑やかした。

人の振り見て

でもこうして区報でちゃんと自転車の道交法について解説フォローしてくれるのも有難い。

定額減税給付金

 

定額減税については6月の給与よりスタートだったのでボクには恩恵は無いものとあきらめてた。ボクのバイト代は昨年10月から今年の4月までしか発生していないのだ。
然しながら大田区より書面にて連絡あり、調整給付金として¥30,000 – ¥28,750=¥250の1万円単位切り上げという謎の計算式で、1万円が還付されるようだ。
低所得者対応(?)で昨年(令和5年)の給与(10~12月分)からの見なし所得で計算された模様。
そこで税理士にダメもとで来年の確定申告で残りの2万円減税分を取り戻すことは出来ないか聞いてみたら「出来る」と(笑)。
良かった~ 来年の税理士費用の足しになる。

そんなこんなで最近の郵便物で小さなお得がちょこちょこあったところでついにコレが来ました!

特別老齢年金申請書

昭和35年生まれのボクは64歳でぎりぎり1年間おこぼれの特別年金を貰える。

1年間だけでもなんだか得した気分だ。

マイナンバーカードを保有していると免除される添付書類が多くて助かるが、それでも申請書の記入はかなり面倒だ。

一部記入確認の為に最寄りの年金事務所に電話したら、「申請時は事務所に必ず来てください」と言われた。

記入の仕方が難しいので対面で確認する必要があるとの説明だ。

それならもっと簡単な申請で済むように改善するのが企業なら普通だろうが、やはり天下り先窓口はこんなものなのだろう。仕事も作ってあげないとね。

やっと2週間後の予約がとれて訪れた事務所の待合室(?)

折角事務所まで訪問したので、ボクが来年65歳から貰えるであろう年金額を繰り下げ受給ベースも含めて計算して貰った。

将来の年金制度が破綻する心配などしていない。

勿論支給絶対額が減っていく可能性大だろうが、それならなおさら繰り下げ受給で支給減額をマイルドにしたいというのが現時点のボクの考えだ。

長生き保険としての年金保険制度は優秀だ。

 

ところがだ。

ボクの年金に係る個人情報を全て持っているはずの年金事務所だが、ボクの手取りベースの受給繰り下げシュミレーションは出来ないと言うのだ(正確には彼らの仕事ではないらしい)。

額面のシュミレーションでは意味が無い。繰り下げで額面が増えても税・社会保険料も増えるから損益分岐点など分からないのだ。

 

帰宅後に大田区役所に電話して聞いてみた。

縦割り行政なので、国民保険・介護保険・住民税と全て異なる部署の管轄で、たらい回しにされる。ここでも数字を教えてくれる訳ではない。あくまで計算方法だけだ。

「所得税については税務署に電話しないとな。やれやれ」

横でテレビを見ながら葡萄を食べていた奥さんが

「どうせまた制度も変わるんだから、そんな無駄な作業しないでさっさと65歳から貰ったら?」

「・・・・・(確かに)」

「繰り下げはお得ですよ~」という政府が、受益者に対して本当にお得かを確認する手段を与えられないのなら、さっさと来年から貰っておくかぁ・・

奥さんは既に支給を受けているらしい。だいたい奥さんがやることは正しいのだ。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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