ぼっち旅行を楽しむ中年男性

本当に久しぶりに二郎系ラーメンを食べてきました。

豚の評判が良いそのラーメン屋ですが、1年前に初めて行った時は肝心の豚が売り切れ、今回再チャレンジとなりました。

昨晩ユーチューブで三年食太郎さんの大食い動画を見て「よし、明日は二郎系行くぞ!」と心に決めて寝ました。

大食いの人達ってあれだけの量の食べ物を本当にきれいに、かつ最後まで美味しそう食べるところにプロのプライドを感じます。

7人分の二郎系ラーメンを完食した絵を見た視聴者に「おれも明日起きたらラーメン食べたい!」と思わせるのは相当な技だと思いますよ。

 

今回はデフォルトの2枚の豚に追加2枚、野菜増しにして、いつもは少なめをコールする麺もデフォルトで頼みました。

初めてのお店での60歳の中年おやじの頼み方としては無謀だったかも。食太郎さんの動画に完全に触発され、アドレナリン全開でしたが、店員さんも二郎系店にしては優しく、ボクのコールに対し「わかりましたぁ」。

ところがボクの次に入店した20代の男の子が同じく「野菜増しで」と頼んだところ、同じ店員さんが「うちの野菜はデフォルトでもかなりの量ですが大丈夫ですか?」

20代の男の子は思わず「えっ・・じゃあ普通でいいです」

えーっ!ボクには聞いてくれなかったけど大丈夫かなぁ・・

このやり取りの後すぐに着丼。

まあ野菜は大丈夫・・でもこの豚・・ひとつひとつが奥さんのこぶし程あるなぁ・・2枚増しは身の程知らずだったか?

結論だけ言うと完食しました。時間は30分程もかかりましたが。。豚と麺を少なくすればもっと美味しくいただけたと思いました。

以前記事にしましたが、お腹が空いてないのに必要以上の量を食べる動物は世の中で人間だけ。

しかも体調を整える為に先週3日断食をしたばかりなのに、いい歳してこの爆食ぶりは何故?

定年後は好きな事をすると決めましたが、この手の罪悪感って後を引くんですよねー。

当然夜ご飯は抜き。当日に元会社の同僚からありがたい飲みの誘いを頂きましたが、ニンニク臭いからって言ってお断りしました。。。

こちらは本家ラーメン二郎。歌舞伎町店で。2年前の写真。今ならこの3密はアウト!

この時も果敢に豚増し。但し麺は半分でコール。写真では全くわからないけどね。

 

秘湯の宿のぼっち男性たち

と、ここまではタイトルと全く関係ない愚行をつらつらと。

先週の福島旅行では、ボクのようなぼっちさんは初日こそボク以外に一人しか見かけませんでしたが、二日目は何と6組(6人って言うべきかな)。

食事会場へ行くと、ぼっち男性多数。旅程が火~木だったので、当然老夫婦(及びグループ)ばっかりかと思いきや、ボクと同世代、もしくは若いと思われる男性ぼっちが一大勢力となっていました。

何故に平日に温泉三昧?

  • ボクと同じく定年生活か若しくはアーリーリタイアか?

これはあるでしょう。経済的に困っていない人も多いのでは?地元で不動産を持ってるとか、そもそも日頃の生活が質素だとか。

  • 自営業?

うーん。火~木に自由に休める自営の人ってそんなに多くないかも。フリーランスの方はありかもしれないけど、ここは秘湯の宿、部屋にWi-Fiも飛んでないし(笑)

  • 農家の湯治?

まだ早いでしょう。

  • コロナ禍での失業者?

であれば、ゆっくりと休息してください。。

何故にぼっち?

  • 独り身だから?

総務省によれば日本男子の4人にひとりは独身だそうです。因みに独身の定義は50歳以上で結婚経験のない人のことだそうです。

これからも増えていくんだろうなぁ。益々少子化にドライブがかかりますね。

  • よほど奥さんの理解があるか、もしくは仲が悪いか?

・・・

想像力が豊かでないので以上くらいしか思いつきませんし、そもそもが余計なお世話ですが、「じゃあお前はどうなんだ?」と言われれば・・

家族がいて、家族との旅行も好きだし、ぼっち旅行も好き。

何より平日働いている奥さんが、快くボクをぼっち旅行に出してくれるというケースは非常にユニークではないかと思います。

まぁ「働いてもいない旦那の晩御飯を作らなくて済む」くらいのことは思っているかもしれませんが、ボクはこの状況に素直に感謝したいと思います!

宿にとってのぼっちは?

通常は予約の優先順位は低いでしょう。出来るだけ複数人数で部屋を埋めたいと考えるのが普通だからです。

しかし今回宿の中居さんから聞いたお話はちょっと違いました。

コロナ対策で宿として一番神経を使うのは食事会場。

特に大人数のグループだと食事中の感染リスクは高い。でもぼっちならその点リスクはかなり低い。万一独り言好きな変人でも目の前に相手もいないしね(笑)。

という訳で、現状では一人旅行者は大歓迎だというのです。

それならと、一応今後のぼっち対象限定プランとして

  • 連泊割
  • お得な晩酌セット(男性ぼっち向け)
  • 湯の華、ミニ温泉饅頭セット等の小物の無料お土産(女性ぼっち向け)

みたいな企画を提案しておきました。

ちゃんと話を聞いてくれるようなら近々また来ようと思います。

秘湯の宿でのボクは・・

わざわざ秘湯の宿に来ているのですから、いつものことですが温泉を楽しんでします。

暇なので記録を付けてみたところ、2泊3日で計10回、540分間入浴していました。雪が降っていたので外出ゼロ、入浴と睡眠以外の時間はひたすら呑んでいました。

ボク的には極めて正しいぼっちの過ごし方だと思いますが、今思い出せば10回も入浴したのに他のぼっちさんとお会いしたのはたった1回。

因みにお風呂場は男性用内湯と露天風呂、そして男女入れ替え風呂の3か所。

それで6人のぼっちの方々との遭遇確率が10%というのはかなり低いのでは?

皆さん部屋でずーっとアメリカ選挙ニュースをテレビで見ていらっしゃったのかな?

露天も良いけど、個人的には一番お気に入りの素朴な内湯。確かにここはいつも静か。

現役の時にこの宿には2回ぼっち旅行をしましたが、温泉に入っていてもいつも仕事のことが頭の中にありました(必ずしもネガティブな意味ではない)。

今回はというと、10回も入浴して考えたこと

  • 地域共通クーポンがいくら分出て、どこで何を買おうか?
  • あー次回ハロワ行くまでにもう一回求職活動しないと。
  • 腹減ったから、夕食の時間30分早くしてもらおう。

平和だ。平和過ぎる!

ここまでこのブログ記事を読み返してみて、自分は本当に幸せ者だなぁとつくづく思います。世の中の全てに感謝しないとね!

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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