夏の風物詩から思う

昨年とても楽しかった遊覧船からみた芦ノ湖花火。

HANABI

今年も日程に合わせホテルを取ったまでは良かったけど、肝心の遊覧船は今年からまさかの犬は出禁(笑)。

「ワンちゃんも色々で、特に昨年は色々ありまして・・」と運航会社の弁。

確かに花火を前に色々ありそうだ。

今年は湖畔から遊覧船を一緒に眺めながらの花火だけど、これはこれで全く悪くないです。

花火とリゾートの親和性

前週は熱海のホテルの部屋からの花火鑑賞でしたけど、今回は(そう言う事で)湖畔の有料席を確保。

主催側の箱根園の駐車場に2千円を払って車を停めます。これが一般客の所謂入場料です。

我々一般客は広大な芝生にビニールシートやアウトドア用チェアを持ち込み早めの場所取りをするか、追加の2千円を払って有料席を買うかの2択です。

有料席と言っても全国区の花火大会などとは異なり、20分2500発のライトなリゾートイベントなので、価格もお手頃。メルカリでうん万円で転売取引されるような問題もありません。

打ち上げが始まる1時間前くらいはこんな感じですが(笑)、席料が安価なこともあり、またリゾート地特有の大らかさもあって、実際は有料席客とそうでない客との分断などは全く感じませんでした。

多分大多数のお客さんは2千円が惜しい訳でもないでしょう。グループや家族で明るいうちから陣地取りをして出店で飲み食いしながら高原リゾートをワイワイと楽しんで夜を待てばいいやって感じなんだと思います。

ボク達だって子犬がいなければそうしていたかもしれません。

その点が灼熱&激混みの都会の花火大会の陣地取りとは精神的・体力的な難易度レベルが全然違う気がします。

 

 

奥さんも大満足の箱根園花火大会。

来年は箱根園のロープウェーに乗って山頂から見下ろす花火も良いかもしれません。

こうやって奥さんと先の旅の予定が埋まるのは良いムーブです。

格差ヘイト

何で有料席の心配をしていたかと言うと、昨年関西のどこかの花火大会で会場を簡易式の塀で囲って有料席オンリーの鑑賞としたことが派手に批判されていたからです。

確かに花火って誰もが楽しみにしている日本の夏の風物詩ですから、ここに経済格差を持ち込むのはどうかと言う気もします。

主催者側は表向きはコロナ感染予防対策と言っていましたが、やはり物価も上がっているし、また昨今は警備員の確保とかも大変だろうから、今後花火大会がどんどん有料化されていく流れになるんでしょうね。

 

昨年久しぶりに行ったディズニーランドで利用した ”プレミアアクセス”。

簡単に言えば、お金で時間と体力を買うシステム。

裏口からアトラクションに入場するところをもし2時間も列に並んでいる小さい子供から「何であの人は並ばなくていいの?」って聞かれたら親も困ってしまうだろうし、ボクもかなり気まずいだろうなぁと思ったりする訳です。

そう、スーパーで「最近の物価高で生活がぁ~!!」とかのテレビ切り取りインタビューを見ても別に何とも思わないボクだけど、折角楽しいイベントに参加している最中に経済格差を見せつけられるのは(見せる方も含め)日本人的にはなかなか馴染まないのかなぁとか思ったりします。

ビジネスの視点に立てば合理的なんだろうけどねー

 

さて・・

箱根に来る楽しみの一つが、老舗のイタリアンレストランランチ。

でもこの夏場は高原リゾート箱根と言えども時間をかけて楽しむテラスランチはちと暑い。子犬もグロッキー気味。

手洗いに館内に入るとそこはもう別世界の涼しさ。

 

う~ん、フランスのカフェなどはテラス席と店内では飲み物の値段は違うけど、日本ではそういうことはないですね。これって逆格差では?

まぁ犬旅行でも美味しいものを食べたいのです。文句は言うまい。

翌朝・・

 

ホテルの部屋で犬のお守りをしているボクに奥さんから写真が送られてきます。

美術館のカフェで一人優雅にリゾートBFだそうです。室内で涼しそう。

まぁこれも麻太郎家のパワーバランスの結果です。文句は言うまい。

 

そう、羨ましいという気持ちを持つのはOK。

妬む気持ちを持たなければ、別に格差なんか感じることのない毎日です。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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