64歳の誕生日に奥さんが防衛省Tシャツ&バッグをプレゼントしてくれた。
省内でもなかなか手に入らない人気商品だそうだ。確かに街中でこれを着ている人を見たことが無い。
とても嬉しい。奥さんに感謝だ。
東北でもロイヤルリゾートでも
暑い。。
昨今のクマ出没が怖くて奥さんとのトレッキングは諦めた訳だけど、ボク的にはむしろこの暑さの方がネックになった。
毘沙門沼も展望台からちょっと眺めて直ぐにホテルに戻る。
福島って実は東北の中ではぶっちぎりの暑さで、ここ数年間は東京より猛暑日の日数が多い。
こんな日は美術館巡りなどがお洒落だけど、子犬がいると厳しい。
ホテルに隣接するダリの美術館は庭園を無料で開放している(犬にもね)。
暑さが和らぐ夕方にボーロを連れて散歩に出かける。
2日目は20数年ぶりに那須に泊まる。
今回のボクの誕生日に、以前奥さんとよく利用したカジュアルなイタリアンレストランに行きたかったのだ。
あの頃は「イタ飯」とか言って、イタリア料理がとても人気だった。奥さんとは東京でも旅先でも良くイタリア料理を食べに行った思い出がある。
ところが夕方からは雨模様とのお店の情報で、今回は諦めた。
テラス席というのは、食事中は勿論だが店を訪れる前に雨に降られるともうクローズしてしまうのが一般的だ。
そういうことで急遽ホテル内でテイクアウト。誕生日を高級弁当で(笑) 奥さんにお祝いしてもらう。
この日で退職して丁度4年がたった。
もう定年生活も落ち着いて、今更この4年間を総括して現役時と比べての感想は無い。と言うか、ここ暫く元会社へプチ復活していたので、もはやノスタルジーを感じることもない。
むしろ久し振りのこの那須で、数十年前の自分たちを思い起こす作業が楽しい。
今は無くなってしまった隠れ家リゾートホテル、公共の温泉浴場、サイコロステーキが美味い小さなレストラン・・・
ボクが忘れていても奥さんが全部覚えていて助かる(笑)。
さて、那須もとても暑い。東京より5度程度は低いはずだが、東京が35度なら那須も30度越えだ。この点は軽井沢と変わらない。もはや日本には身近な避暑地など無くなりつつあるのか。
もうこのロイヤルリゾートも日中外に出る気がしない。
それでも奥さんの希望で翌朝まだ涼しいうちに当地では人気らしいカフェに朝食を食べに行った。
20年前にはなかったお店だ(多分)。
開店20分前なのにこの行列だ。。これはもう立派な観光だ。
ボク達はテラス席で17組目だったけど、無事テーブルをゲットすることが出来た。
ボリューミーな朝食でボクは満足したけど、パン好きの奥さんとしては少し期待外れだったようだ。次回はもう並んでまで来ることはないかもしれない。
ホテルに戻りチェックアウト前に最後のお風呂に入る。
軽井沢の ”なんちゃって・・”と異なり、那須では歴史のあるとても良い温泉を楽しむことが出来る。これを目的に別の季節にまた訪れたい。
その時にあのイタリアレストランを再訪出来れば・・
我が家がシェルター
東京に戻ると午後3時だ。まだ気温は35度。湿気も厳しい。
車での移動って本当に有難いと思う。
これからの日本は歳を重ねて運転免許証を返納したらそれはもう夏場は家にずーっと籠る事を意味するかもしれない。
早く自動運転が当たり前の社会になって欲しい。
実は最近のボクは既に夏場は意識して家に籠ることが増えてきている。
ボクの人生における最優秀購入商品の一つは、10数年前に我が家を新築した際に設置した全館空調システムだ。
家の中に設置された8か所の吹き出し口から冷暖房の空気を大きくゆっくりと回してくれるから、リビングダイニングの広い空間も吹き抜け空間もむらなく一定の温度を保てる。
宅配のお兄さんたちにも夏場は「快適ですね」と良く言われる。エアコン使用の家庭ではどうしても玄関まで空調を届かせるのは難しいらしい。
また、換気能力も抜群で窓の開閉は1年通して不要、花粉症で虫嫌いの奥さんに好評だ。
ボク的にはエアコン特有の吹き出し口から直接肌に当たる風が無いのが一番うれしい。
我が愛車にも同様の空調システムが欲しいと本気で思う今年の夏だ。
コスト面では、当初説明を受けていたほど電気代も安くないし、初期費用、定期メインテナンス費用もそれなりだ。
でも、年々増々暑くなっていく日本の夏においてはこのボクですら「お金で解決出来るものなら・・」と即決出来るほど重宝する文明の利器である。
こいつも夏になるともう家から動かない。分かる、その気持ち。。
あっ!そういうことで定年して4年間の感想は特に無いけど、夏は外に出なくて良いという自由は、こりゃ間違いなく有難いなぁと思った次第です。はい。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!