富裕層考察その2

昨年4月上旬に金沢を訪問した時はもう桜は終わりかけていましたが、今年は満開。

 

兼六園と金沢城公園の夜間ライトアップも入園サービスも急遽延長。

2日目からは桜吹雪も楽しめました。

今年3度目の・・

2月3月とズワイ蟹三昧の石川旅だったけど、まだ北陸応援割の枠があったので勢いで4月も山代温泉を訪問。

今回は蟹の季節でも無いのに今までで一番お高い旅館なので興味深々。

意外とこじんまりとしている純和風の部屋の中に座り心地の良い固めのソファーがひとつ。

 

お部屋のお風呂上りに隣のテラスのハンモックで涼む。これは病みつきになる快感。

 

部屋に隣接する館内第3のライブラリー。ハーブティーや加賀棒茶が楽しめる、奥さん気に入りとなった場所。

富裕層考察のはずが・・

高級旅館にして敢えて食堂風のダイニング。部屋食や個室形式でないので、こういう旅館で寛ぐ富裕層ウォッチングとして絶好の場所だ。

しかし・・浴衣姿のほとんどが外国人客だ。

この日は16組中11組が外国人だけど、桜の季節にしてはこれでも少ない方らしい。

なるほど・・流石は世界に名だたる安い国ニッポンだ。こんな裏日本の山中の宿にもニッポンらしさを求めて海外のセレブ達が気軽に異文化を楽しみに来ているのだ。

殆どが白人だ。ラテン系のカップルも多いが、変にはしゃいだりはしない。ボクたち以上にこの景色に馴染んでいる様な(苦笑)

さて、ボク達以外の日本人4組はというと・・

2組は30~40代のカップル。

男性の一人は葉加瀬太郎のような髪型で如何にもクリエイティブな職業に携わっている感じ。もう一人は茶髪・日焼けのビジネスオナー風。でも二人とも表情は穏やかで物静かだ。

「あっ!ズワイガニの代わりに毛ガニが出て来たよ。ラッキー」などと無邪気にはしゃいでいる六十男とはえらい違いだ。

パートナーの方々も派手ではないが、メインテナンスに十分お金をかけている感じ。

まさにボクがイメージしている富裕層の属性の人々だ。

 

残りの2組は60代後半と思しき知り合い同士の夫婦だ。

彼等彼女等から富裕層に感じるオーラは隠されている。要するに地味なのだ。どこかかんぽの宿とかに紛れていそうな風貌なのだ(失礼!)

現役中はきれっきれのサラリーマンだったとかには見えない。地主さんだろうか。。

あーもしかしたら共稼ぎの元公務員かもしれない。

以前奥さんが都庁に勤めていた時の感想を記事にしたことがあるけど、とにかく公務員って堅実な生活ぶり、男女の所得差も少なく定年延長にも積極的だ。定年までに億を貯めることもあり得るし、老後のW共済年金からのキャッシュフローも心強い。

現役中はミスをしないことに心掛けて勤め上げ、老後は時として目立たない様に超贅沢な旅を楽しむ。ありそうな話だ(全てボクの妄想です)

午後と夜に大浴場に行ってみた。

思った通り誰も居ない。特に白人の宿泊客はパブリックバスには先ずチャレンジしない。

女性風呂も同様のようだ。

宿自慢の庭園。外国宿泊者は喜ぶだろう。苔の手入れは大変らしい。

狸のしっぽと呼ばれる苔

 

多くの宿泊者は連泊していくそうだ。

麻太郎家はもうすぐチェックアウトの時間だ。

ハンモック生活ともお別れだ。

資産・所得が2倍あれば連泊する気になるだろうか?そんな単純な話ではなかろう。

今年いっぱい暫く豪華旅も楽しむ予算はまだ残っている。今のうちにいろんなチャレンジをしてみよう。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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