富裕層考察 (ボクの場合)

毎年正月に親戚一同寿司屋に集まって美味しいお寿司をつまみながら、毎回思う。

「今年こそ、回らないお寿司を何回も食べたい!」

毎年こんな些細な目標も果たせないボクだけど、今年は既に3回食べている。毎回金沢でだ(笑)

 

 

 

 

外食ってある意味コスパが凄く良いと思う。どんなに高くて美味しいものだって毎日食べたら飽きるし、大体1回の量だって限界がある。

資産家だからってそんなにお寿司ばかり食べんだろう。

ボクにとってお寿司は主に旅の思い出として楽しむもの。

ボク資産の不思議

今回はボクの話だ。

野村総研の定義に当てはめれば、ボクは富裕層だ。純金融資産では平均的な富裕層だ。

今回ブログを書くに当たり過去に遡ってみると、退職時にはサラリーマンの稼ぎだけで大台に乗っている。退職金と現役時代に積み立てていた個人年金原資を含めての話だが。

前記事でサラリーマンで億り人など無理と考察していたが、ボクに限り撤回だ。

これには本当にびっくりだ。

しかも

・(奥さんとのWインカムだったけど)、家計はほぼ全てボクが負担していた

・(土地は相続で譲り受けたけど)、家も建てた

・(現時点残念な状況だけど{苦笑})、息子には湯水の如く教育費をかけた

にも拘らずだ。

 

考えられる要因としては

外資系の会社で給料が良かった、努力してそれなりに昇進もした(あっボクの中ではツキという代物も努力と実力です)。

運は天からの贈り物?

そして収入はリニアに上がっても、生活レベルはそれ程上げなかった。

 

でもこれだけでは説明つかないような・・高給取と言っても一部の経営者の様にバグるレベルでもなければ節税だってかなり限界があるものだ。

強いて言えば、夫婦揃って会社のフレンジベネフィットを効率よく使ったことがあげられるか・・

ボクの海外駐在は全て単身だったけど、例えばマレーシアでは衣食住はほぼ会社が負担していたし週末も法人会員のゴルフコースで過ごしていた。

また、日本でも今と同様に相当な頻度で家族旅行に行ったけど、奥さんの会社の福利厚生で格安でホテルに泊まることも出来た。

毎週のように箱根に行っていた時期があった。富士屋ホテルなど、あのメインダイニングでの朝食付きで一人2千円くらいで宿泊出来たのだ。朝食代にもならない額だ。

軽井沢・伊豆・那須のホテルや施設・・何なら東京でも手持ちのビンテージワインを楽しむためにわざわざ帝国ホテルに泊まりに行ったこともある。いずれの宿泊費もタダみたいなものだ。

出張で溜まったマイルの使い道として子供が小さいうちは毎年沖縄に行った。フライトもホテルもホテル内の食事もお土産も全てマイルだからお金を使う場所はほとんどなかった。駐在中に家族が日本から遊びに来る時のフライトも全部マイル。だからフットワークも軽い。

 

こんな感じだから、ストレス発散の為につまらない大きな出費をすることも避けられたのだろう。

奥さんも自分の給料は好きな事に使えただろうし、麻太郎家としての人生のストレスレベルが少ないことが結果的にボクの貯蓄にも寄与したのだと思う。

それ以外には説明がつかない。勿論今となっては何の不満も無い。家族で存分に楽しんだし、お金も溜まったのだ。

今後の見込みは・・

死ぬ時にお金を残しても仕方ないと思っている。でも自身の寿命はコントロール出来ないので、残ってしまったお金はボク達がお墓に入るお寺さんに寄付する予定だ。

前記事でも書いたけど息子には贈与で新NISA枠を制度最短で埋めて長期インデックス運用、家庭を持ってくれるのなら今住んでいる家を残せばもう充分だと思っている。後は彼が好きなように生きて行けばよい。

奥さんの心配は全くしていない。今いくら持っているかも知らない。

知っていることは次の3つだけ。

  1. 前職の総合商社株を社内持株会で数十年かけて積み立て購入して来た(近年バフェットも買い進めて話題になった、この3年間だけでも3倍超になっている株だ)
  2. 終身企業年金を含む3階建て年金がもらえる (ボクより多い計算だ。一体どういうことだろうか?)
  3. 都内の超一等地にマンション一部屋を持っている

もう充分だろう。使い切れないお金は(お寺では無く)愚息に残すのだろう。

 

もうひとつ考えなければならないのは、ボクの今の資産ポートフォリオだ。

現在は投資信託がメインに置き換わっていて、本来であればもっとキャシュポジションを厚くする必要があるかもしれない。リスクを取って資産を増やしにいっても日々の生活だけで全部使い切る力などボクには無いのだ。

でも逆説的に言えば、仮にリーマンショックが再来して資産を半分溶かしたとしても、それ相応の質素な生活レベルに合わせる自信もあるのだ。奥さんは今まで通り好きにすれば良い(笑)

 

今後数十年も待たずにAI予防医学の発達で一定の経済余力があれば健康寿命の延伸が買えると信じている。そこに向けて資産を残しておくことには意味があると思うのだ。

あくまでこれからも ”出来るだけ健康で長生きしたい” と思えるほど楽しい人生が続くという前提ですけど・・

(おまけ)結局お金はあってもなくても・・

天気の良い日の駒沢公園にボーロと出かけると、よく見かけるお年寄りグループがいた。ウクレレの音は軽いので邪魔にならない。

お金をかけない人生の楽しみ方の見本のような光景だ。

 

ボクも負けじと歌舞伎町のカラオケボックスで友と合奏。

13時から19時まで個室を利用。この6時間、フリーアルコールドリンクを付けて総額2200円/人 !

オーダーすると都度従業員の若い女の子が飲み物を持ってきてくれる。幸せだー。おつまみはコンビニから持ち込み可だから、込々で一人3千円くらいだ。

合奏後に場所を移して呑みながら反省会の予定だったが、もう充分呑んだので19時には解散。

なんて健康的経済的で豊かな一日だろう。

 

後日・・

反省会はスキップしたが、友が合奏の様子を動画で送って来た。

「ウクレレがダメダメでもせめて歌詞くらいはちゃんと覚えてきてよー」とか厳しく言われているし(苦笑)

おかしい・・家でもいつも飲みながらの練習だから無問題のはずだが・・

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

タイトルとURLをコピーしました