断食(マイルドヴァージョン)

4泊5日の福島温泉三昧を終えて家での体重測定。

旅先でも毎日計量していましたが、旅館の体重計がいつものと違うという理由で、結果は無かったことにしていました。

家での結果は74.9キロ。

えーっと1か月前に3日断食した時は74.1キロ→71.3キロだったから・・これは一体なんだろう?

思い立って断食

ルールを変えて再度3日断食

前回の3日断食後に1日断食を2回やりましたが、やはり夜を抜くのが精神的にもつらいものでした。それなりに静かで単調な毎日ですので、1日中食べ物を口にしないというのは毎週やりたいものではなかったです。

やはり現代人は生きる為に食べるのではなく、楽しみとして食しているんだなーと思いました。少なくともボクはね。

であればちょちょこ1日断食をやるにではなく、本当に体調を整えたい時だけ3日断食をやろうと、今回再チャレンジとしました。

前回は①朝はリンゴにんじんジュース、②昼抜き(ここまでは毎日同じ)そして③夜も抜くというハードな断食でした。

また最後の回復食の時、好転反応で頭痛と歯イタを感じたことも今一つの経験でした。

 

今回は③夜は流動食とカロリーのある飲み物はOKとして、オートファジー効果を求めるというより、旅行で疲弊した内臓を休ませることを主目的にしました。

その結果として、それなりに体重も落ちてくれたら幸いという構えにしました。

二日目から奥さんと息子がお義母さんと神戸へ旅行に出かけたので、ボクとしては初めてのボーロのとの二人(?)時間を楽しむつもりでリラックスして断食に臨みました。

ボーロは不本意だろうけどね。

10月31日初日

朝はいつもの通りジュースを家族で飲み、昼は母と姉の為にそれぞれの雑用をこなし、夕方は奥さんと図書館へ、奥さんは旅行に持っていく本を借りました。

夜は奥さんとボーロと一緒にドッグカフェで軽い夕食をとりました。

ボクはアサイとバナナのスムージーとミネストローネスープ。

奥さんもボクに遠慮してか、サラダプレートで同じミネストローネをチョイス。仲良いね。

満足して1日を終えることが出来ました。

11月1日二日目 74.9キロ→73.0キロ

断食中は空腹との闘いを避ける為になるべく長く眠りについていたいのですが、この日は奥さんと息子を駅まで送る為に6時半に起きることに(泣)。

ジュースを飲む前にボーロと早朝散歩に出かけました。

犬との散歩というのは犬の意向を尊重すると思いもかけず新しい道を発見することもあります。犬の散歩にいくらでも時間がとれる自由人の特権かもしれません。

今回は生まれて初めて六郷用水に沿った遊歩道を歩きました。

手漕ぎの水車も健在

 

六郷用水は江戸時代初期に作られた農業用水で、全長23キロ、羽田まで続いていたらしいですが、たまたま現在も遊歩道として整備されている近所の丸子橋から鵜木までのルートをボーロと往復しました。8千歩くらいでした。

鵜木で用水路が道の下にもぐってしまったところで朝の体操をしていたおじいさんと立ち話。昔は用水路はもっと汚れていてエビガニ(ザリガニのこと)がいくらでも取れたと目を細めて話してくれました。

従来散歩の途中で地元のおじいさん(おばあさんでも良い)と話すことなど皆無なのですが、最近はボーロがきっかけで通りすがりの方々とお話する機会も増えてきました。

いい歳の重ね方だなと思います。ボーロありがとう。

水面を流れる落ち葉に興味深々か

 

はっ?

何をやりたい?

そうだろ。寒いから。

 

昼は小腹が空いたので、素焼きのナッツを5粒、噛み砕く音が聞こえなくなるまで噛もうと思いましたが、200回を数えたところでギブアップ。噛む時間が長過ぎると口内の唾液が溜まってしまうのです。

ボクは少なくとも家食の時は必ず一口30回噛むようにしています。

よく噛む効能としては、

1.胃の消化活動の負担軽減(まさしく今回の断食目的)

2.唾液による殺菌効果

の他に、非常に有益な効果として

3.ゆっくり食事を進めることで腹6~8分での満足感の達成

4.顎を使う事で脳の活性化

がありますが、この二つは個人的には未だ確認出来ていません(泣)。

 

午後はまたボーロを連れて実家の母のところに。老いた母にボーロを預けてボクは床屋でリラックス。母も大喜びで一石二鳥です。

夜は、奥さんが作っておいてくれた白菜・玉ねぎ入りの豆乳スープを温めて食した後で、福島で買ってきた「飲む点滴」甘酒を一缶呑みました。これで今日はもう満足。

このブログを書いて22時には消灯。ボーロも今日はもうダウン。明日はゆっくり起きたいなぁ。

11月2日三日目 73.0キロ→72.35キロ

朝は7時半に起床、ジュースを飲みボーロには残ったリンゴの破片をあげて、多摩川近くの公園まで2時間の散歩。昼は就職活動準備(一応立派な失業者だからね)と健康管理士の定期小テスト提出、銀行の用足し、そして母へ弁当を届けて、時間は順調に過ぎていきました。

今日も小腹が空いたので素焼きのナッツを、但し3粒。今日は270回噛んで無事完全に液体化して食することが出来ました(笑)。

夜は前回の3日断食の回復食として初めてトライした近所のスープレストランで、レンズ豆のスープとラタトゥイユをテークアウト。何故テークアウトかというとどうしても家でワインを一杯飲みたかったからです。もう2日間も我慢したからね!

11月2日朝 72.35キロ→71.9キロ

朝7時起床。3キロ丁度の減量でした!

前回リンゴにんじんジュースだけで頑張った3日断食の時は2.8キロの減量だったので、ちょっと驚きの結果でした。

心配していた好転反応もほぼなく、毎朝の尿の色が濃くなるくらいでした。

実は昨晩ブログを書き終わった後で大好物のアズキバーを一本食べてしまったことを白状しなければいけません(なめて食すれば流動食だからね)。

でもこの成果であれば、次回は例えば夜は①鍋物までOK②但し一口につき100回噛むこととかでもそれなりの成果が出るかもしれません。また機会があったら(絶対あると思うけど)トライしてみようと思います。

 

健康管理士となり、最初の「ほすぴ」が届きました

8月に健康管理士の試験に合格し、その資格を維持する為に年間6千円の会費を支払います。

その間、隔月で「ほすぴ」という予防医学学術刊行物なるものが送付され、そこで学んだものを小テストという形で提出、採点してもらいます。

健康にかかわる常識というのは日々変わっていますのでアップデートする意味では良い活動かなと。でも1回千円の価値があるかどうかは、先ず1年間やってみて判断したいと思っています。

自分と家族の健康維持の為に勉強したのであって、健康管理士の資格の保持にそれほど価値を感じている訳ではないので・・

今回ボクにとって初めての「ほすぴ」が届きましたが、トピックは「食の知識~世界の食文化」

世界各地域の食文化と健康への効能の紹介がされており、「あ~そうなんだ」と思えるものも多々あり興味深かったのですが、個人的に覚えておこうと思った2点を備忘録としてここに記しておきます。

万能スパイス ターメリック

ターメリックはショウガの仲間でウコンを乾燥させたスパイス。
肝機能の強化や腸内環境の調整の効果あり。またポリフェノールの一種である「クルクミン」が含まれ、抗炎症作用、抗酸化作用(=老化防止)がある。
またアルツハイマー型認知症の原因と言われるアミロイドβを排泄し、これの蓄積を防ぐ。

実際ターメリックを毎食摂っているインド人には認知症が少ないという統計上の事実もあるそうです。

これは凄い!

独特な土臭さのある香付けとして使用されるので、奥さんは料理に使ってくれないかな?ボクはインドのカレーは大好きなんだけどな。

ググってみたら、温めた豆乳にターメリックの粉末でもOKみたいなので、暫く継続的にトライしてみようと思います。

世界一の長寿国(?)香港

香港は国ではないんだけど、総務省と厚生労働省はちゃんと記事内容を認証チェックしているのか!と突っ込みを入れたくなりますが、「なるほど」と思う記載も。

香港はグルメ大国だが、単に美味しいだけでなく身体に良いものを食べようとする「医食同源」の考え方が根底にある。
その為消化に良く身体を温めるものや旬のものなど栄養素のバランスが取れたメニューを意識しており、飲み物も気候にかかわらず、常温や温かいものを好む傾向がある。
また油物を摂る際は脂質の吸収を抑えるウーロン茶やプーアル茶を一緒に飲む。さらに体調に合わせて薬膳スープを飲む習慣もある。

 

用水路近くの医食同源の八百屋さん。まだオープン前で見れなくて残念!

 

個人的には日本食が最強の健康料理と信じていますが、上記のような工夫というものは日本にいながらも参考になると思います。

特に日本には美しい四季がある訳ですから、もっと旬な野菜とか魚とかを意識して摂れるといいと思いました。その方が安いしね!

これからまた福島に行ってきます。医食同源を体験出来ることを期待して。

それではShanti Shanti!! 素晴らしい1日を!

 

タイトルとURLをコピーしました