あれ?日本なのに・・

「いつもご利用ありがとうございます」

(まだ二回目だけどね)

「実は本日ジュニアスイートルームにまだ空きがございます。〇〇千円でアップグレードが可能ですが、如何されますでしょうか?」

(アップグレードって無料で提供するもんじゃないの?)

 

でも、今回は姉と一緒だ。

最近までコロナでめったに旅行にも行かなかったみたいだし。。

うん、こういう機会でもないとこういう部屋は選ばないから良かった。

朝方5時前から刻々と姿を変える海を眺めながら、前の晩に買っておいたワインをゆっくり楽しむ。

お墓参りの後、例の極上ビスクスープを楽しみに鳥羽まで足を延ばした。

極上ビスクスープを求めて

 

 

 

夜のフレンチでは敢えて頼まない。朝のビュッフェで出てくることを前回学んだのだ(笑)。

朝食はサラダとヨーグルト、そしてこのスープを4カップ頂いてもう満足だ。

 

まさかの展開

朝食後は部屋と温泉でゆっくりしてレイトチェックアウトさせて貰い、ホテルの車で鳥羽駅まで送って頂く。ここまでは完璧な旅程だった。

乗ろうとしていた名古屋駅行き近鉄が信号機トラブルでダイヤが乱れていると駅員さんから聞いて、急遽大阪行きの列車に乗り込み、途中の宇治山田駅で名古屋行きに乗り換える。

ここでスマホを置き忘れたことに気が付いた。

車中で仕事用のスマホを使用している間、プライベート用を席の小物入れに入れておいたのだ。

乗り換え後の列車の車掌さんに事情を説明し、シートナンバーも連絡した。念の為大阪に列車が着く前にスマホを確保・保管して貰う様に頼んだのだ。同じ近鉄同士だから連絡もスムーズだ。

ところがだ

ボクがスマホを置き忘れた列車は、その後例の信号機トラブルの影響で大勢の乗客が乗り込み、指定席列車なのに立ち客で溢れて、走行中は車掌さんがボクが座っていたシート迄辿り着けなかったと中間報告を受けて、結局名古屋駅の近鉄窓口で再度確認してくれと言われた。

でもそれでも心配などしなかった。ここは日本だ。かつボクに限って落とし物が戻ってこなかったことは先ずない。この半年でも、鍵、財布、定期、結婚指輪、そして帽子と全部戻って来た。自慢にはならないが・・

ところがだ

結論から言うと、ボクのスマホは出てこなかった。名古屋駅では係の方に随分お世話になり、感謝しかないが・・

東京に戻って

先ずはスマホに電話してみる。勿論近くで発信音はしない(苦笑)

グーグル先生に聞いて、「探すアプリ」から追跡調査をかけたが、場所を特定出来ず。ボクはこのアプリを自分でインストールした記憶が無い。こんなのアップル側でデフォルト設定しておいてほしいなぁ。。

2日間おいて再度近鉄の窓口、大阪府警、三重県警と問い合わせたが、確認されなかった。

今や1億人の日本人が1億機以上のスマホを持っているけど、当然毎日多数のスマホが紛失していると思う。何故これが大きな社会問題にならないのかというと、ほとんどのケースで所有者に戻って来るからだ。

遺失届にスマホの特徴とキャリアを記載しておけば、物が出て来た時に全国の遺失センターで先ずシムを調べて、該当のキャリアの会社経由で落とし主に連絡がくるルートでほぼ解決するそうだ。

ボクの今回の問題は、落としたのではなく明らかに盗まれたことだ。

ロックがかかっていれば先ず開けないことくらい分かると思うけど、今の時代は分解して半導体やレアな材料とかを売り捌くルートでもあるのだろうか。

 

幸いなことに自宅に一機前の10Rが残っていて、クラウド上の情報もほぼ残っていたので、キャリアショップに出向きシムを再発行してもらう。

シム再発行代の3,850円は、永年無料のペイペイカードを新規に作る事でタダになった。

これでもう紛失したスマホの悪用はほぼ抑え込めるだろう。やれやれ。。

もし出てきたら、新しいシムを差し替えてやれば良い。出てこなければ、新しいアイフォンを買うかぁ。どうせもう2年近く使っていて買い替えも検討していたんだ。

一番問題なのは、ボクの落とし物癖(注意力と記憶力)だ。こっちは買い替えが効かない。

 

ここのホテルはビスクスープ以外でもチーズケーキが有名。

冷凍して自宅まで送って貰った。これで奥さんもボクがジュニアスイートルームに泊まったことを拗ねることもないだろう(笑)。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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