ボクの幸せ条件

十数年振りの11月の夏日。絶好のテラス日和となりました。

 

奥さん大好き真鶴のテラスレストラン。テラス席は11月もまだオープンしているか確認の電話を入れると「11月中旬で急遽店をたたみます。」と。

「どうしてももう一度行っておきたい」との奥さんの強い希望で、世の中3連休のど真ん中で日帰りでランチを頂いてきました。

ボクもこの黄金のコースをもう食べられないと思うととても寂しい。

 

 

 

 

 

 

 

まだ店の移転先も決まっていないとのことでしたが、奥さんが毎日インスタをフォローして新しいお店にも伺うことになるでしょう。

でもこんなにも二人のお気に入りの場所があるって幸せなことなんだと思います。

ご機嫌な毎日を過ごす為には

旅に出ると人気のパワースポットとして紹介されている場所に行ってみることがある。

自分の幸せくらいは自分自身で掴みたいけど、大事な人達の幸せは頼める先があるなら強い気持ちでお願いしている。

いずれの場合も、今このように生かされていることに感謝して・・

 

さて、ボクが定年退職する2~3年前から所謂 ”定年How toもの” の本を読み漁っていたものだ。

定年後に幸せを掴むには・・・と言うより「これらがないと大変なことになりますよ!」的なことが共通して指摘されていたのが次の4つ。

  1. お金
  2. 健康
  3. 生きがい
  4. 夫婦仲(留意点)

まあこんなの定年前も後も変わらんと思うけど。

この中では生きがいというのは何だろな。人それぞれだし、生きがいは無いよりあった方が良いけど、他人から上から目線で教えて貰う事でもないような気が当時よりしていた。

残りの3つは、否定はしないが「そりゃそうだろ」ってなもんだ。

 

ボクは定年前も今も同じ優先順位だ。

夫婦仲 > 健康 > お金

 

確かにお金はそこそこあった方が良い。これは精神の安定の為であって、あるだけ使いたい為ではない。

お金を使えないと不幸だと感じる人は、実はお金を使っていても大して幸せを感じにくいのはないだろうか。欲望にはキリが無いからだ。

 

健康は大事だ。日本ではそんなにお金を掛けなくても健康でさえいれば、その気になればやりたいことの多くは叶うのではないだろうか。

 

その大切な健康が損なわれた時に、心から頼り合える、いたわり合える人が身近にいるかどうかが、何より大事だというのがボクの持論だ。

それは世話をしてもらうというよりはむしろ精神的な支えになってくれるという点で、その健康問題と向き合おうと思えるのではないのかな。

さらには前にも触れたような気がするが、一生独身の男性はそうでない男性よりも統計的に15歳も寿命が短いという驚愕のデータもある。これはもうお金や健康状態が理由とも言いづらい。

奥さんがいた方が男は長生きする動物であれば、その奥さんとは仲が良い状態をずーとキープすることが男が(そして奥さんも)幸せを感じる為の最優先課題だと思う。

 

月末の携帯データ残量が気になる奥さんの指示で、西武観光バスの後ろにポジション取りする。バスからのWiFiが拾えるらしい(爆笑)。こんなくだらないことをいつまでも夫婦で楽しめれば良い。

お金もかからないし・・

結婚しない人、結婚出来ない人

今や男の三人に一人は生涯独身らしい。

多くの女性は社会(経済活動)進出によって結婚しない選択肢を持ったし、男性も安価なサブスクやお一人用総菜の充実で「別に結婚なんかしなくても・・」と感じることも少なくないだろう。

少子化対策以前に

 

でも、結婚したくても難しい人もいるらしい。

 

今週、姉と二人で三重へ墓参りに行った。お寺の住職さんの次男が結婚されたと連絡があったのでお祝いを持っていったのだ。

今はお寺の人もマッチングアプリで相手を見つける時代らしい。マッチングアプリで条件をマッチさせる為には多くの個人情報を提供する必要がある。それは当然だ。

次男さんの現職は高校の教職員だが、今や教師はブラック職業の一番手と言われているらしい。

職業欄には公務員と書いて第一関門を突破したらしい。

問題はお父さんの職業欄だ。

なかなか「お寺さん」とは書けない。何となく分かる気がする。「自営業」を書いたらしい。

そしてお二人の気持ちが固まった最後に「実は・・」と打ち明けて何とか押し切ったと住職さんが大笑いした後、急に静かに「でもまだ長男が・・」と。

ご本人は結婚を強く希望しているらしいが、長男だとさらに厳しいのだろう。

結婚意思がある限りは、男性も女性も希望が叶う社会になるといいなと心底思った一日だった。

 

 

犬は(猫も?)昨日の後悔なんかしないし、明日の心配もしていないだろう。

目の前の食べ物に如何に(早く!)ありつけるかが、彼等彼女等の人生の幸福度に大きく関係しそうだ。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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