口コミの扱い方

5日間福島の温泉に行ってきました。

最初の2泊は奥さんと一緒に、その後は引き続きボクだけもう2泊、奥さんは仕事に戻るために新幹線で帰京・・

(現役だった頃の)ボクだったら有給とった上で本当に大事な打ち合わせに絞ってリモートで入るけどね。それが上司や周りの人から許されるように日頃から会社で貯金を積み立ててきました。奥さんも絶対に有資格者だと思うんだけど・・でも会社や本部の職場環境によって大きく状況は変わるのは仕方ないですね。

いつもご苦労様です。奥さんには感謝と尊敬しかありません。来年はちゃんと定年で会社辞めてゆっくりしてね。

久しぶりのふたつの宿

奥土湯温泉:30年数年振り(?!)の訪問

前回この旅館に泊まったのはいつだったでしょうか?結婚前ということは分かっているのですが、聡明な奥さんもはっきりとした記憶がなかったので、もしかしたら昭和の時代かもしれません。

そう言えば大浴場に向かう長い廊下の途中の壁にかかっていた昭和の香りしかない写真集。

黛ジュン、五月みどり、山本リンダ、そしてジュディ・オングかと思ったら辺見マリでした。皆さんこの古い温泉旅館のステージに立ったことのある面々だとか。

そういえば山本リンダは以前住んでいた白金の商店街の祭りで即席ステージで踊っていたのを覚えています。丁度10年位前の話です。人それぞれの人生を重ねて。彼女たちもそう。ボクたちもそう。

土湯温泉:毎年訪問しているけどこれからも来れるかなぁ?

今でこそ温泉宿の1つのスタイルになりつつありますが、いくつかの予約制貸切風呂を持つ宿として最初に訪れたところ。常連になるにつれて予約が無くてもフレキシブルに好きな時間に好きな風呂場に通してくれました。

麻太郎家としてはハイエンドの宿ですが(笑)、特別価格優待案内が来るので毎年2回程訪問していました。

部屋数も少なく静かで他の滞在者と会うこともなく、食事良し、温泉良しで言う事無しの旅館でしたが、昨年経営者が変わり宿もリフォームされて新料金体系となり、また優待案内も来なくなってWパンチで手の届かない宿となっていましたが、懇意にしていた中居さんにもう一度お会いしたくてGo Toを利用して伺いました。

 

 

中居さんと再会、「最近はGoToのお陰で新しいお客様もたくさん来て頂いて嬉しいけど毎日が気が張って大変です。こうして気心しれた方が来て頂けるとホッとします。」と言って頂き、こちらも大変リラックスした滞在でしたが、次回Go Toが無くなってからも来れるといいなぁ。。

トランプが再選されたら来るかも。決して彼を応援している訳ではないけどね。

新しい発見:口コミの扱い方で旅の印象も変わってくる

国内旅行では口コミは必見

皆さん宿でもレストランでも口コミを参考にされる方が多いと思います。

ボクたちもそう。せっかく時間とお金をかけて行くのですから先ずは評判の良いところに絞り、そこから自分たちの好みや予算から選んでいきます。

時々、この様な事前の下調べが旅の面白さを半減させている風なコメントをされる旅慣れされた方もいらっしゃいますが、ボクも奥さんも事前に「あーでもないこうでもない」と話し合ってお互いにベストと納得出来る宿なりレストランに予約を入れるところからボクたちの旅(とその楽しみ)はもう始まっているので、事前情報はとても大切です。

海外に行く時は二つのパターンあり。

リラックスや買い物が目的の旅行は、事前情報収集を十分にしていきますが(特に奥さんがね)、インドのように非日常的なびっくりを楽しみの目的とする旅行の場合は、(流石にこの歳になって宿だけは予約していきますが)後は物価レベルだけ調べて行き当たりばったりの旅行を楽しみます。こういう国となると自然と一人旅となるので奥さんも調べてくれないしね(笑)

東山温泉:今回最後に泊まった宿の口コミは?

後半の2泊はボクの一人旅でしたが、優しい奥さんがいくつか候補を提示してくれました。

そこで最終的に決めた旅館のコメントが結構暴れていたんですね。五つ星と一つ星ばかりみたいな。

五つ星と一つ星のついたコメントは少し割り引いて読んでします。特に1を付けた人は、旅館の最初に嫌な思いをされた方が多いと感じます。入り口で旅館側が失敗するとそこからは悪いことばかり気付いてしまうのではと思うようなエモーショナルなコメント多数です。旅慣れた人はそもそも自分が1を付けることになるような宿なんか選ばないです。

今回の宿の評判の良かった点は

  • 温泉が良い→源泉かけ流し
  • ロケーションが良い→温泉(大浴場、貸切露天風呂問わず)、そして部屋から川と滝が良く見える

評判が分かれた点は

  • 食事内容
  • 部屋の清潔さ、使い勝手

評判の悪かった点は

  • 駐車場が遠くでバスでのピストン輸送だった(ことを事前に聞いてなかった)
  • チェックインが混乱していて待たされた
  • 食事は2部制で時間が決まっていたのに会場入り口で待たされた
  • 兎に角何でも待たされる(笑)→結局人手不足では?との指摘多数

これに対し旅館オーナーさんからは「コロナ禍で極力お客様との接触を減らすように心掛けております」みたいな微妙なコメントのコピペ対応。なんかいきなりステーキの社長のようなキャラ(笑)

 

評価の高かった温泉とかロケーションとかは明らかに優良な資産なので疑う必要はないかな。評価の低かった人手に起因する対応不備については、起こってしまうかもしれないと事前に割り切ってしまえばよいかな。

一人旅でリスクは取りやすかったので、思い切って泊まってみました。

結果は前評判の高い点も低い点も全くその通りでした!(笑)

源泉かけ流しの温泉はボクたちの温泉旅館選定の条件なので特にエキストラの感激は無いにせよ、ロケーションは本当に抜群でした。あらゆる風呂場からは勿論、多分一番スタンダードであろうボクの部屋からも、また二日ともボクが案内された朝食会場の席からも川や滝の景色がこれでもかと見えました。

今年一番の眺めかな。テラスで足湯を楽しみながら

貸切露天風呂

あくまで個人の感想ですが、この旅館が仮にこのロケーションに寄り掛かった甘い運営をしているとしても、この風景と料金なら納得でした。

確かに何でも待たされましたし、二日目の夕食はお品書きが前日と一緒だったのでびっくりしたものの実際はちゃんと異なる料理の手配だったというような(ほっとした)不備は散見されました。

でも人手不足は従業員の問題ではなくご本人たちはその中で一生懸命やられているのだから、良しと最初から割り切って旅に出ることが出来るのであれば何の問題も無いと思いました。

*夕食の最初のお酒だけは待たされたくなかったので、着席と同時にオーダーしましたが・・そういう努力は重要(笑)。

口コミを書くような人は口コミを見てから予約したんだと思います。星の数ほどある旅館の中からわざわざそのホテルを選んで不要なびっくりをしに行くのはなんだか勿体ないなと思ってしまいます。

 

もうひとつの正直な気持ちとしては・・

ボクたちは今コロナ禍の大変な状況の中でGo Toに乗っかって東京から呑気に旅行を楽しんでいます。「政府の意向通り国内の経済を回す為にね」という大義名分のもとに。

であれば、受け入れ先の旅館にもあくまで「頑張れ!」というスタンスで接した方が、気持ち良くその旅行を楽しめるのではないかなと感じました。

 

取り合えず観光っぽいこともしてきました

奥さんを福島駅までお送りした後は自由気ままに・・・

五色沼ー少しだけ紅葉

鶴ヶ城ー白虎隊

大内宿-ここは紅葉全開

大内宿-高台の神社から

賑わいからちょっとあぜ道に入ると絶好の散歩道

ゲートボールー観光地脇で日常の生活感

来週また福島に戻ってきます(本当か?!)

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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