犬と旅行とボクたちと

宿泊地の天気は雨予報だったので、まだ快晴の八ヶ岳に道中寄り道しました。

清泉寮なんて30数年ぶりの訪問だけど、東京隣県にまだこんな牧歌的なリゾートが残っていたとは。

当時は軽井沢と並ぶ人気リゾートだった清里だけど、平日のせいか人も少なく高原リゾートを満喫しました。

ノスタルジー@白馬

奥さんが少し遅めの夏休みを取ることが出来たので軽井沢から少し足を延ばして白馬へ。

 

 

奥さんは現役時には社内レガッタで優勝経験あり。

息子が生まれるまでは丸の内へ出社前に戸田まで行って朝練に励んでいました。

昔から頑張り屋さんだったのだ・・

 

息子がまだ小さい頃、毎年夏に遊びに来ていた白馬。ここでのお目当ては宿泊ホテルで提供される抜群に美味しい仏料理でした。

今風に呼べばオーベルジュですが、当時は何故か奥さんの会社がこの小さなホテルと契約していて、格安で泊まることが出来たのです。この本格的な料理の手間暇・材料費を考えると本当に申し訳ないくらいの料金だったと思います。

何とかホテル名を思い出してナビで行ってみました。あれから20数年・・いかにも白馬らしいこのプチホテルはコロナ明けもちゃんと営業継続していました。良かった。

 

姫川源流の自然園。ここの木道をよたよたと歩いていたオスのクワガタを捕まえて、その年は家で越冬させることが出来ました。息子の成功体験。

夏旅では良く息子と早朝に͡コナラやクヌギの森に入りカブトムシを探しに行きましたが、収穫が無い日も車に戻るとコンクリの駐車場にオスのカブトムシが歩いていたりもアルアルでした。

そういった偶然が重なると、それからはちょっとした思考や意識で足元に宿っている幸運を見つけられること、そしてそれをうまく発見出来た時の喜びの大きさを実感したものです。

あれから20数年・・うちの息子はどうだろうか(苦笑)。

犬と旅行すると@ホテル

ボクの定年退職の翌日にやってきた子犬のせいでお陰で、我が家の旅行にも少しだけ変化がありました。

 

今回白馬では外資のホテルに泊まりました。

期待に反して部屋は狭く正直がっかりでしたが、ペットルームは室内温泉がデフォルトで助かりました。

夫婦の片方が単独行動をとる時、もう一方が部屋で子犬のお守りをすることが多いですが、部屋に温泉があると助かります。夫婦で不満が溜まることが防げます(笑)。

でも当然ペットルームの室料はさらに高くなりますね。

 

これは後半の軽井沢のいつものホテルです。

今はコロナ禍の反動か、部屋を押さえるのがなかなか困難で、特にペットルームは競争が激しいです。

ここに限らずですがペットルームは売り手市場なので、一般部屋より価格が高い上に犬用ケージ代というものが別途かかります。どのくらいかというと、まぁボクが ”どこかにマイル” で泊まるビジホくらいはします(笑)。

ボーロはケージでは寝てくれずいつもハウスを持参しているので、はっきり言って麻太郎家ではこのコストは無駄です。

 

またホテル内での犬の移動もかなり制限を受けます。

ロビーや中庭、ライブラリー、ファイヤーピットetc.. ロビーなどは最終日のお会計の時しか縁がありません(笑)。

 

当然レストランもNGですから、ホテルで済まそうとするとテイクアウトかルームサービスとなります。

今回白馬では朝晩ルームサービスを事前予約していたのですが、はっきり言って部屋が狭い上に一度に全ての皿が出てくるので落ち着けませんでした。まぁ子犬が真横で圧を掛けてくるのが最大の理由でしたが・・

夕食前にラウンジで一杯と言っても、部屋に奥さんと子犬を残しての独り飲みです。

良いホテルであればあるほど、そのホテルのサービスを楽しむことが難しいのが犬旅です。

 

キャンプや車中泊で犬旅を楽しんでいらっしゃる若い夫婦などが動画をアップしていて羨ましい限りですが、我が家は無理です。奥さんもボクも・・

 

さて、それでも犬同伴の旅を楽しみたい奥さんですが、肝心のボーロはどうなのだろうか。

ボート上ではビビりでおとなしい

 

まぁはっきり言って旅を楽しんでいるとは思えないが・・

 

唯一旅先での彼のベネフィットは・・

岩岳山頂でのBBQ。これは美味しかった。

家ではまずありつけないビーフのおこぼれを貰えること。

 

帰りのリフトでもまだ余韻に浸る子犬(笑)。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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