HANABI

うーん、この日は気温27度。さらに高原特有の風が絶えず抜ける。

東京よりかなり過ごしやすい。ホテルのテラスで午前中一杯過ごす、一級品のハイランドリゾート・・箱根。

標高は800メートルくらいだけど、避暑地としては軽井沢より優秀じゃない?

思い出を食す

箱根に来るのは年に2~3回程度か。

晴れていれば必ず利用するイタリアンレストラン。テラス席なら貸し切りにしてくれる。

 

 

28年前にこの店がオープンして2年程の間、ボクと奥さんはほぼ毎月このレストランに来ていた。つまり毎月箱根に来ていたことになる。

今ではせいぜいグラスワインを2~3杯嗜むくらいだが、あの当時はお気に入りの白ワイン(ガヴィデガヴィ)を必ずボトルで頼んでいた。

当時は宮ノ下、湯本どちらの富士屋ホテルでも、そして仙石原のパレスホテルでも会社の福利厚生のインセンティブを使って格安料金で滞在することが出来た。

それこそ朝食付きの宿泊が、一人分の朝食代程度の料金で。

今思えば若い頃の思い出はたくさんあるけど、奥さんと上手にお金は使ってきたような。

 

海外駐在もそう。

計7年間、仕事絡みでも貴重な体験をたくさんさせて貰ったけど、ケニヤでは独身、マレーシア・シンガポールでは単身だったので、物欲の薄いボクにはお金は溜まる一方だった。

生活の固定費では住まい・車・ゴルフ会員権は会社持ちだし、おまけにハードシップ手当などという駐在報酬もでる。シンガポールなんて日本より治安は良いのに。

そこで溜まったお金をタネ銭にして10年ほど前から地味にインデックス投資を開始。

最初に分厚いタネ銭さえ確保出来れば、後は放置しておくだけでもう老後はお金の心配など不要。

今までの人生でもお金に困ったことが無いのは、多分タイミング的なお金の巡り合わせもあっただろう。そしてボク一人の人生だったら多分もっとお金は溜まっていただろう。

でも奥さんが引っ張ってきてくれたお陰で今までいろんな経験をし、そして思い出を作ることが出来た。お金など墓場までは持って行けないのだ。

いつも奥さんには感謝だ。

 

 

 

ランチはフルコースを楽しんだ。

何故かと言うと夜ご飯は屋台で済ますことになりそうだから・・

 

 

 

都会の花火 vs リゾートの花火

隅田川

今年は4年振りの開催だったけど、ボクたちは行かなかった。

これはSNS(笑)

こんなきれいな花火を見ることが出来るのであれば重い腰も上がるだろうけど、絵を楽しむならテレビ鑑賞の一択だろう。サッカー観戦も試合展開を俯瞰して楽しむならテレビに軍配が上がる。

でも双方に言えることだけど、みんな実際に会場に足を運ぶのはそこにいる人々との一体感とか音、空気・匂いなどライブ感を楽しんでいるからだろう。

TVレポーターにマイクを向けられて「ビルの隙間から一瞬しか見えませんでした!」とか屈託なく笑っていた浴衣姿の若い女性とか見ると、結局こういうイベントはどんな形であれ楽しんだ者勝ちなんだなぁと思う。

それでもボクたちが行かなかったのは、混雑している所にわざわざ出向いていくのが億劫に感じる歳になってきたこともあるけど、やはり危機管理の面が大きかった。韓国のハロウィン騒動を思い出す。

何しろ外国人を含む100万人以上の老若男女が集まるのだ。

実際規制を無視して逆方向に移動する人や、フェンスを飛び越えてショートカットを企てる人なども散見されたらしい。

奥さんが「ボーロも連れて行ってあげたいねー(家族なんだから~)」なんて呟いていたけど絶対無理だ。

今後の夏はもう多摩川河川敷の花火で満足しよう。

芦ノ湖

今回の箱根旅行のハイライトが湖上の海賊船からの花火鑑賞だ。

我らのビクトリア号!

何しろ乗船人数が決まっているし、花火鑑賞の障害物も無い。

漆黒の湖上を船は箱根町方向に南下していく。

他の海賊船のイルミネーションも綺麗だ。

 

 

 

 

 

今こうやって写真で振り返ると、船内も結構な群衆だったなぁ。

通常500人が定員の船を安全を見て400人制限にしたらしいけど、結局みんな甲板に出てくるもんね(笑)。

因みにこの1時間の花火鑑賞クルーズ、前売りネット予約で一人2600円くらいでとてもお得(手提げバックの中で良い子に出来る子犬は無料笑笑)。

幸せオーラの塊を感じつつ、とてもエクスクルーシブな体験でした。

箱根でこの料金設定なら、来年のリピもありです!

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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