どこかにマイル NO14~金沢

現役の時によくお世話になったチェーンのビジホのローカル版。

金沢色が豊かで外国人滞在者もハッピーそう。

でも所詮ビジホだから部屋は狭い。延長された全国旅行支援割と複数の楽天割引を合体した結果、50%超の割引で7000円越えって結構強気だなぁ(朝食は高評価ですが、この料金には含まれず)。

 

連泊したので中日に昼過ぎに一番風呂を楽しむ。直ぐ白人のお客さんが入って来てビックリ。

 

外国からの観光客が多い街

古くからの街並み、海鮮グルメ、九谷焼、そして金箔・・いかにも外国人が好きそうなコンテンツが一杯詰まった街。

 

新幹線の開通で交通の便も良くなり、金沢駅も”おもてなしコンセプト” でレニューアル。世界で最も美しい14駅にも選ばれる。

東京から2時間ちょっとでこれに出迎えられたら、外国人の第一印象もスーパーグッドじゃないですかね。

それに比べて最寄りの小松空港は本当にショボい。東京から金沢は基本飛行機の選択肢はもうないな。ただで乗せて貰っておいて済みませんが・・

ノーマスク

今回のどこかにマイル旅からは、飛行機の機内を含めて2泊3日ノーマスクで通しました。

日本人は地元民、観光客ともまだ9割がたマスクをしていますが、ここは何しろ外人観光客が多い。彼らはほぼ100%ノーマスクでしたから、僕のプレッシャーもゼロ。

前記事でも書きましたが、今後外国人観光客がさらに増えてくれば日本人も徐々にマスクレスになっていくのでしょう。

アジアの老年カップルが白人カップルに記念撮影をお願いしていた(笑)。兼六園の外人率は半端無く高い!

 

そうか、桜のシーズンってこともあるのネ。

今年のソメイヨシノは早く散ってしまったけど、薄ピンクの絨毯も上品

 

枝垂桜は今が見頃。長い期間、時差でいろいろな桜が楽しめる所が観光地として優秀。特に滞在時間が限られる外人観光客には。

 

菊桜も満開。枝をゆすって桜吹雪を動画に撮る中国人も居なくて平和(笑)

 

市場で地雷を踏む

海外旅行でいつも行くのがそこにある市場。

自分で何か買う訳でも物価をチェックする訳でもないけど、地元の人たちの表情や暮らしぶりを感じることが出来るのが市場。

でも近江市場は観光客に有名な市場。観光市場とは言わないけど。キャベツなんかひと玉80円とかとても安いけど、観光客目当ての魚介類はソレ用の価格のような気がします。

生牡蠣とかその場で食べさせてくれるんだけど大きなのは1個1500円とか!

「これって地物ですか?」

「うちはみんな北海道産だよ!」

う~ん、豊洲なら世界中から美味しいものが集まる市場としての価値は大ありだけど、北陸に行ったらやはり地物が食べたい。北海道産の美味しいものは北海道で食べればよろしい。

但し海鮮丼は別。「多少ボラれてもこれを食べたい!」というのを事前リサーチして開店前に行ってみると痛恨の臨時休業・・・

しかしあきらめきれず、市場内に数ある海鮮丼提供店の中でも賑わっている店に入って、”大名丼”なるもの頼んでみました。

 

店に入って直ぐ嫌な予感がしたんだよなぁ・・

賑わっている客の多くは外国人観光客で、なんとボクのところにも英語のメニューを持ってきました(苦笑)。

”大名丼”は値段的にも所謂全部乗せだと思ったんだけど、写真にはウニを発見出来ず。

「これ、ウニは入ってますか?」

「勿論入ってますよ。」と年配の女性従業員。

間髪入れずにカウンター内の職人さんが

「あっいえ、無いです。ウニが食べたいのなら白海老と変えられますよ」

 

もう事故の匂いしかしなかったけど、話のネタとして頼んでみました。

当初予定していたお店の特上海鮮丼をHPより

こういうのを期待していたんだけど、出てきた物は”映え”も”味”もかなり残念なものでした(写真は割愛)。金箔のトッピングも無かったし(笑)。

ブログネタと思ったけど、14種のネタもこれまた薄かった(汗)。合格点は朝ビールと付け合わせのあら汁だけ。

外国人観光客からみたら今や日本は ”とても安く感じる国” だし、店側も一見の外国人相手だと食材に手を抜くし、日本人客には良いことがありません。

やはりここは観光市場に認定、エンタメとして割り切らないと怒りしかない。

日本の政治と一緒です(笑)。

タッチパネル

気を取り直し、夜は予約が困難な海鮮料理店へ。指定の17時半に伺う。

やばい!既に海外客多数。だからなのか、ボクが通されたカウンターにもタッチパネルが実装・・

うーん、外人さんには写真があって日本語で注文する必要が無くて、そして明朗会計であればとても頼もしいツールだけど、そもそもこんな老舗の人気店に外国人観光客を呼び込む必要があるのかなぁ。。

 

でも、そこはカウンター席の良いところ。カウンター越しに職人さんとおしゃべり出来る。

「まだ寒ブリはありますか?」「はい、まだギリ、ストックがあります。」

「じゃあ、これお願いします」とパネル越しにブリ大根(実物)を指さして口頭注文。

パネルでは二人分からしか注文出来ない桶盛も、ほら、一人用で提供して頂けた。ちゃんと寒ブリ付きで。

タッチパネルとのコミュニケーションだけだとこうはいかない。

 

酒蒸しだけど、能登産の春牡蛎で3個入り1400円。ねっ、観光市場より良いでしょ(笑)。

 

のどぐろ LOVE!

今回はのどぐろメインでお店を決めていきました。

ここ数年、超高級魚として凄い人気。東京では食べないけど、旅行がトリガーになってトライする食べ物ってたくさんある。これも旅行の楽しみの一つです。

塩焼き。個人的にはこれが一番美味しかった。

 

見栄えは今一つの刺身だけど、醬油に浮かぶ脂が凄い

 

ひつまぶし。いつも名古屋で食べる鰻ひつまぶしより好きかも!値段は同じくらいだけど。

 

金沢駅にてさくっと最後の食事。地物尽くしで美味しい。のどぐろ入りで3千円前半。金沢は実力あるなぁ。

 

あっ!白海老に金箔が!気が付かなかった・・・

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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