個人の感想を垂れ流す人たち

奥さんが4月1日の初出勤を前にお義母さんを連れて箱根旅行に行きました。我が家は2人とも親孝行で、これは大切にしている共通の価値観です。

さてボクは自分一人の為にお風呂を沸かすのは勿体ないし後の風呂掃除も面倒なので(どちらかと言えばこれが理由)、お気に入りとなった蒲田の黒湯に11時の開店とともに行って来ました。

ご近所で黒湯巡り

ここは特に黒湯の源泉かけ流しの大きな水風呂が16度と絶妙な温度で、加温かけ流しの黒湯、サウナとのローテーションがまさに”天国への階段”です。一人しかいない午前中の浴場でレッドツェッペリンを口ずさみます。

炭酸シャワーを全身に浴びてから休憩室へ向かい、今度はホッピーで喉に炭酸シャワーを浴びる。

いつも通り白と黒を一括注文しハーフ&ハーフで

店を出るともう夕方です。いきなりステーキに寄ってサーロインとハンバーグのコンボを食し、いつもよりちょっと贅沢して帰宅。

こうやってまた無駄に楽しく1日が終わる。

コメンテーターという職業

スパではサウナにも休憩室の食堂にも大画面テレビがあり、ここで所謂ワイドショーを見ました。

報道番組なら専門家の解説がメインとなりますが、情報バラエティ番組だと、専門家の解説+タレントさんの個人の感想(笑)が中心となります。

コロナの話題の時は専門家もタレントもある意味同じ(低)レベルなのであまり気になりませんでしたが、最近のウクライナ情勢の話題では安全保障の素人さん達があまりにお気楽に発信している事に個人的にちょっと違和感があります。

(そう言えばウクライナ戦争が始まってからほぼ失業状態にあったコロナ専門家の先生たちも昨日あたりからまた「第7波怖いよ~」と番組に出没しつつありますね。コロナウィルス同様本当にしぶとい)

視聴者を代弁している人々

タレントと言っても様々の人達がいますね。本業では売れていないお笑い芸人や俳優、元スポーツ選手、番組視聴者の認知度が高いとは思えないアーティストなど。

彼等彼女等は、話題が話題なだけに神妙な(深刻な)顔をしながら事前に決められた尺の長さに合わせてブラブラしゃべる訳ですが、要約すれば

・一刻も早くこの悲惨な戦争が終わってほしい。

・とても心を痛めています。

につきます。

まぁそれはその通りで、ある意味全国民の気持ちを代弁している訳ですが、誰も異論のないことを1か月間以上も毎日言い続けることなのか・・

番組もこれらタレントさんの事務所と既に前からブッキングしているのでしょうけど、折角のバラエティ番組なんだから戦争以外のトピックにこれらタレントさんを振ったらどうでしょうか?話題のグルメ・観光地訪問とかね。その方が視聴者も明るい気持ちになって喜んで見てくれると思います。

コレを前置きに入れる人々

「戦争は勿論あってはいけないことですけど」と言ってから多くの人々を傷つける言葉を平気で吐く人。

弁護士や異なる分野の専門家とかちょっと上級国民っぽい人が「俺は違う視点で見てるよ」的な上から目線コメントをしますね。

・先ずは命が一番大事な訳で、一度ウクライナから逃げてプーチン失脚後に戻ってくればいい。

→自分はこんな安全な日本に身を置きながら、祖国の主権をかけて戦っている人達に対しあまりに軽い発言。因みに日本の北方領土だってもう70年以上戻ってきてないけど。

・ミンスク合意を反故にしたウクライナ側にもこの戦争の責任がある。

→戦争って・・・これ一方的な侵略行為ですよ。さらにミンスク合意の成り立ちやその後の両国の外交議論などボクでも調べられる基本情報すら取りに行ってない発言。

・ロシアだけでなくウクライナ側からもプロパガンダは数多く発信されている。

→それが何か?? この状況下国民を纏めるためには当然でしょう。繰り返しになりますがこれは一方的な侵略行為です。

質問する人々

司会者から「〇△さん、どうですか」と振られて、コメンテーターなのにコメントせずにいきなり専門家に「ひとつ質問があるのですが・・」と切り返す人(笑)

 

でもこれはこれでありかなって思い返しました。

ファシリテーターとして

今回のウクライナ情勢にかかる専門家の多くは、本当に自身の専門分野について真摯に解説をされていると思います。

その一方で番組が望むストーリーに安易に迎合することも無く、今後の見通しについても慎重です。現時点で分からないことは分からないと。

でもそんな専門家も基本的に司会者から聞かれた事のみに忠実に答えていますし、また専門家故、万人に分かる言葉で説明出来ていないかもしれません。

そこを視聴者と同じ目線で気になるポイントを専門家から聞き出すことは、大きなバリューだと思います。特に依然テレビの視聴者の大部分を占めるご老人達にとっては・・

本来はそこは司会者の役割だと思いますが、この様なバックアップ体制があれば尚良い。コメンテーターでは無く、視聴者代表のファシリテーターという役割であれば、バラエティも報道番組と差別化しながら共存出来るのではないかなと感じた1日でした。

 

 

今年は運良く3回も母に桜を見てもらうことが出来ました。

これから何年親孝行が出来るか分かりませんが、本当に平和な国に生まれてきて良かったです。軽々しく他国の戦争の対峙の仕方には意見は言えないなぁと思います。

駅前の銀杏並木は有名ですが、ここって言うポジションではやはり桜が幅を利かせます(笑)

母校の小学校前で

六郷用水の遊歩道で

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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