ご近所で黒湯巡り

ここの鰻はうまいだけでなくサイズも大きいのですが、重箱開けたらめくれて登場したのは初めてです。

 

奥さんがご馳走してくれる数少ない機会です(笑)

来月の14日はボクがお返しするのですが、またこの鰻屋に来ることで合意(笑)

お風呂と温泉

日本人はお風呂好きですよね。清潔好きなこの国民性は、コロナ禍でも手洗い・マスク使用の徹底等他国に対して大きなアドバンテージがあったと思います。

しかしお風呂には身体をきれいにする以外にも健康促進の役割もありますね。

お風呂の効用

実は我が家の隣人で、医師&大学教授の先生様がいらっしゃるのですが、この方は「温泉ドクター」の触れ込みで良くテレビに登場して正しい入浴方法の解説をしています。

丁度彼の動画を見つけたので、ここで簡単にメモしておきます。

温熱作用

身体が温まると血流が良くなりますね。そうすると体内の細胞へ十分に栄養分や酸素を送り出す、老廃物を回収して排出するという活動が盛んになり疲れが取れます。

また副交感神経を高めるので、リラックス効果も期待出来ます。

浮力

水中では重力が10分の1となるので筋肉への負荷が低減されて、腰痛・肩こりの症状が軽くなります。

水圧

特に下半身の血流改善により、足にたまった血液を心臓に戻してむくみをとることが出来ます。

効果的な入浴方法

①寝る90分前に ②40度のお湯に ③全身浴で ④10~15分くらい、そしてさらに温熱効果を高める為に⑤入浴剤の使用が奨められていました。

ボクには半身浴で汗が出るまで長湯するのが良いイメージがありますが、実際は全身浴で温熱効果を高める方がベターとのことのようです。心臓に負担がかからなければそれで良いのでしょうね。

また「あーやっぱり入浴剤は、医学的も効果が実証されているんだ!」と思ってたら、最後にアースグループがこの動画のスポンサーになっていることが分かりました(笑)

 

健康管理士資格の勉強でも「シャワーで済まさず毎日入浴すること」を学びましたが、この毎日の作業はリラックス効果も兼ねているのでやらない理由はありませんね。それこそ時間の無い忙しい人ほどお薦めかもしれません。

温泉の効用

温泉は旅行の楽しみのひとつですね。ボクは軽井沢以外は基本的に源泉かけ流しの温泉が旅館選びのひとつの基準となっています。

温泉効果って一番は前述のお風呂の入浴で得られる効果ですが、それに加えて二つの効果があります。

薬理効果

心身の疲労回復以外にも、皮膚乾燥回復(所謂美肌効果)や切り傷から、痔や目にも効く温泉なんかもあります。飲用では胃腸機能回復効果などもあります。

転地効果

気分転換ってことですね(笑) 露天風呂や総檜風呂は旅の醍醐味でもあります。

 

温泉天国@東京

ボクが住んでいる大田区は東京最多の34の銭湯を持っており、また黒湯温泉地としても知られています。ナトリウム炭酸水素塩泉の冷鉱泉で疲労回復以外に美肌効果もあるそうです。

今週評判の良い黒湯銭湯を調べて2か所行ってきました。

ますの湯(久が原)

最初に行った文字通り”銭湯”。

値段も普通の銭湯料金の驚きの480円。ここでは黒湯と炭酸泉、それと何とも贅沢な源泉かけ流し加温・加水無しの17.6度の黒湯水風呂があります。狭いながらもサウナ室まであります!

早朝6時からやっているのも好感が持てます。あっあと生ビール(笑)

HPより。源泉かけ流しの黒湯。

懐かしのフルーツ牛乳もある

でも湯上りは当然のビールと・・アイスキャンディーバー40円。

40円のアイスって絶対身体に良くないやつ(笑)

でもボクの小学生時代は水道水に色のついた危ない粉を溶かせて炭酸ジュースを作って飲んでいたことを思い起こせば、こんなのまだまだ激しく危険な食べ物とは言えないかも。

HPより。五右衛門風呂風生の黒湯の水風呂。

行きは東急線で大田区を出発し目黒区と品川区で2回乗り換え、結局また大田区に戻ってますの湯へ40分。帰りは「えいやっ!」と歩いてみたら家まで29分(笑)

東急線の中でもロートルな池上線。白いペンキ塗りの年季の入った木製ベンチが痺れる。

 

和みの湯(蒲田)

次に行ったのは黒湯スパ。

駅から1分のはずが、なかなか見つからない。昼下がりの蒲田も意外に人が多い。

あーパチスロビルの一角に入り口が・・

HPより。ここはますの湯よりさらに黒い。イカ墨湯と言いたい。

ひと風呂浴びて部屋着で休息部屋へ。ホッピーを白黒2本頼んで3杯目はハーフ&ハーフに。

14時過ぎに入って1時間、食堂には誰もいませんでした。浴場同様ゆっくりくつろげてねらい目の時間。

 

ますの湯はワンコインでお釣りが出る気軽さ、そして和みの湯もランチパッケージを選べば入浴基本料は実質1400円と財布の負担は軽い。日帰り温泉入浴ならわざわざ箱根まで行かなくてもここで十分です。

今回は両温泉とも午前中からの入浴となりましたが、「何でこの時間に風呂入ってる?」という働き盛りの若者や、入〇墨されている初老の方など、人間観察も楽しめました(自分のことは棚に上げて)。

あーいいとこ見つけた。人生の壮大な暇つぶし+健康促進にはこれからも行く価値大ありと思いました。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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