子犬のトリミングの間に奥さんと一緒にランチを。
東京でこの冬の初雪。いつもはガラスの外のテラス席で食事ですが、この日はボーロ抜きで屋内でセーフ(笑)
雪掻きで思い出したこと
東京ではこの雪が夜まで降り続き、翌日はいつもより少しだけ早起きして雪掻きを。
うちの前がゴミ出し場所としての当番だったので、隣人のゴミ箱置きスペースを確保する為に外に出たのですが、思いのほか道一杯雪が積もっていました。
結局30分程時間をかけての雪掻きとなりました。今は自由人ですのでこの後急ぎの用はありません。少し汗ばむくらいのこの労働が気持ち良い(雪国の方々には不謹慎ですが・・)
その間にも出勤していく隣人たち。「あーありがとうございます。お疲れ様です。」
笑顔で会釈を返しますが、「お疲れ様」は皆さんの方ですね。結構ご年輩の方々も足元を気にされながら鞄を抱えてご出勤ですが、こんな日でも在宅勤務は難しいのかなぁ・・
あーもしかしたら新年の挨拶回りとかがあるのかもしれませんね。ボクは海外営業が長かったので、国内での社外の方とのアポは少なかったですが・・
最後の3年間は国内販売本部に移動して年末に「カレンダーをお持ちしますので時間を」とか言われると妙に恐縮してしまったものです。
結局今はあまり紙のカレンダーとか使わないじゃないですか。
年末の挨拶をして部屋に戻ってくると、「お好きにお持ちくださいコーナー」があって、そこに貰ったばかりのカレンダーをそっと置く。「なんだかなぁ~」と思いながら・・
でも年末年始の挨拶って今でも日本の会社では大事な行事なんですよね。ビジネスの全てが合理性で動く訳ではありませんから、挨拶に訪問する人、される人それぞれに意味付けされていればそんなに悪い慣習では無いと思います。
年末年始の休み明けがそんなにブルーでなかった訳
サザエさん症候群
日曜日の夜の多くのサラリーマンはブルーになりますね。
ボクはウィークリールーティンとして、毎週金曜日午前中にはその週のトゲは全部抜いておく、午後は翌週以降の準備と整理をしておく、そして翌月曜日は重い会議やタスクは入れないというリズムを極力守るようにしていました。
しかし想定外の問題は無遠慮に降りかかってきますし、出張等でスケジュールが守れないことも多々あります。
そうするとやはり日曜日は夕方から気分は落ちてきますし、天気予報で「週明けは大雪(and/or 大雨)で朝の通勤にお気を付けください」なんて聞くともう鬱になりそうでした(笑)
長期休暇の過ごし方
GWやお盆は土曜日~日曜日の9日間の休暇パターンが基本になります。
そうするとベストは9連休前半に旅行を全力で楽しみ、最後の2~3日を自宅で充電+連休明けへの仕事のウォームアップ(=段取り整理)にあてることです。
でも9連休フルフルで、またはさらにそこに3~4日有給を追加して旅行に行った時などは、やはり旅の後半はサザエさん症候群に陥って十分に楽しむことが出来なかったと思います。
ボク的にはそれでもこの10数年間ブラックベリー(その後はスマホ)の出現で、旅行中や休暇中にもマイルドに自分と仕事の接点を切らないようにすることが、結果的に休暇後の自分自身の気分を楽にするものだと考えるようになりました。
これもなんだかなぁ・・
成人の日の効用
雪掻きをしながら、ボクよりご年輩の出勤者は見送りながら「そう言えば明日から世の中は3連休だなぁ」と気付きました。
今年はカレンダーの巡り合わせが悪く、会社によっては4日(火)が年明け初出勤となる方々もいらっしゃったと思います。ツイてないですね~
但しGWやお盆明けが月曜日から5日間フルに出勤だったのと比べて、年末年始の休みは少しは気分が軽かったと思います。週の途中からスタートすることが多かったので、直ぐにまた週末がやって来ます。
しかも1月の第二月曜日は成人の日で必ず3連休となります。
そうすると年明け1週目の数日間に会社で地均しをしておいて、この3連休でまた全力で旅行を楽しむといったことも麻太郎家では一般的でした。
一度大失敗したのは、ある年クリスマス休暇からそのまま年末の休みに入り、年始も有給を繋げて成人の日まで2週間以上の休みを取ったことでした。
長期休暇を楽しむ予定がやはり後半になると憂鬱になってきます。特に休みが長いが故にリハビリ無しで、既にギアが上がっている会社の環境に入って行くのは大変でした。
皆が既にやる気満々モードに仕上がっている時に「明けましておめでとうね~」と言うのもかなりの違和感(笑)
そういうことで何度も書いていますが、退職しての一番良かったことは、旅行中にメールをチェックする必要無いこと、お土産を何にするか悩む必要が無いこと、帰路に渋滞に巻き込まれてもその晩の睡眠時間を心配する必要が無いこと、そして翌日が大雪(and/or大雨)がどうか天気予報をチェックする必要すらないこと・・これに尽きます!
どうかこの幸せを当たり前と思わないでこれからも定年生活を過ごしていけますように!
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!