奥さんの定年退職がカウントダウンとなり、在宅勤務で使ったモニター等の備品、そしてお世話になった皆さんへ配るお菓子を運びに久しぶりに丸の内へ。正式な退社は来月だけど先ずは長年のお勤め本当にご苦労様でした。
新丸ビルにあるお気に入りの小さな蕎麦屋。軽井沢に本店がある和食の名店の出店。シンガポールにも出店があり一度銀タラの西京焼き定食を食べたけど、やはり当地でもNO1の和食屋でした。値段もNO1だけど・・因みに物価の高いシンガポールでも高いと感じるのはランチの定食で四千円レベルです(笑) でも一回食べてみて良かった。美味しかったから。
この蕎麦屋は良心的。冷やしそばの全部乗せで1200円。奥さんが退職した後も、ここは片道1時間かけても定期的に来たい名店。
奥さんラストディ@丸の内
昨日水曜日は奥さんの本部の週一回の出社日でした。これからも暫くちょくちょく片づけのために会社には行くようですが、皆さん基本在宅勤務状態ですので昨日が一応奥さんの最終日。ボクより長い40年勤務って凄い。
奥さんのスピーチの時に、集まってくださった方々が泣いてしまったので、思わず奥さんももらい泣きしたそうです。老若男女あらゆる周りの方々から最後まで惜しまれて会社を辞めることが出来て良かった良かった。
ボクにとってもこの会社は良きビジネスパートナーであり、時には政治的な動きをする厄介なパートナーでもありましたが、初対面の方々との挨拶の際には必ず「奥様には日頃大変お世話になっております」言われ、ボクがこの会社の中で紹介される時も必ず「この麻太郎様は、XXさんの旦那さんなんですよ」という枕詞が加えられて、苦笑い。まぁ奥さんが元気で仕事してくれているならそれでいいと思っていました。
花束やお菓子を沢山頂いたので、ボクが学校から帰った後に車で丸の内に迎えに行きました。そうしたら、部長さん以下奥さんのチームの人が暑い中一緒に待っていてくださって恐縮。部長さんはボクのシンガポール駐在時のカウンターパートだったので、ボクも今までのお礼、そして記念撮影をして別れました。
奥さんも最後まで笑顔での退社となりました。こういう時にボーロを連れてくとみんなしんみりとせず笑って別れられるので大正解でした。
因みに花束も多すぎて、奥さんとボクのお母さんにおっそ分け、お菓子は今ボクのお酒の友になっています(笑)
色んな人に出会ういろんな体験
そんな奥さんも今日からボクと同じ自由人。
ボクも今日は午前中ハロワ出所日で学校が休みだったので、昼に奥さんと待ち合わせて、最近お気に入りのイタリアンレストランで奥さんをねぎらう。
その後奥さんは子供食堂のお手伝いに。自由人初日からバイタリティ溢れる活動だなぁ。
三軒茶屋にあるいくつかのレストランが子供たちに無償でお弁当を配る活動らしい。因みに保護者の親へは300円で提供。このお金と区からの一部支援金で月に2回このような活動がすでに5年間も続いているとのことです。
お店で250食の弁当を作り、ボランティアの人達が16時から19時の間に訪れる家族たちに配ります。
食事と共に用意した風船をあげると無邪気に笑う屈託のない子供もいれば、表情に陰りがある子供もいるようです。
子供が大盛を希望すると弁当2個あげる気前の良さ。中にはでっぷり太ったお父さんが、3人の子供全員分大盛りを頼んで600円(両親分)で8食分持って行ってしまうこともあるそうです。どう見てもこのうちの4食分はこのお父さんが食べるのだろうとの奥さんの見立てです(笑)
また、貧しい家庭に・・と言うイメージを持って参加した奥さんですが、実際はいかにも裕福そうな奥さんももう馴染みなのかこの無償の弁当を貰って帰ったりするそうです。
様々な人が訪れる子供食堂ですが、レストランのオーナーは全く訪問者を区別することも無く接しているのに奥さんは感心していました。レストランもこのコロナ禍で大変なのにね。
ボクの日本語養成講座も同様ですが、今までのサラリーマン生活から違う世界を覗いてみると、この歳で全く新しい経験が出来たり、接したこともない人々と出会ったりするのは刺激的だと思いました。
奥さんもボクもこれからはいろいろなことに首を突っ込んで、その中からイキむことなく長く続けられるような活動を見つけてみるのも楽しいかもって、奥さんの今日一日の報告で思いました。
奥さんがお弁当1食分頂いてきました。鶏肉、豆料理、ツナポテト、ポタージュスープそしてバナナと、ローコストで栄養価満点の食事(子供が好きなメロンパン付き!)です。とても美味しかったですよ!三茶の人は幸せだな~
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!