2拠点の選択肢はあるか?

先週末に家族3人+ワンコで軽井沢に行ってきました。

今までボーロ同伴の旅行時はケージでの宿泊でしたが、今回はボクたちの部屋で一緒に泊まれる初めての旅行となりました。

奥さんも息子も上機嫌です。

この1週間前の雲場池のインスタでは、まだ紅葉の見ごろが終わっていないようでしたが、先週末はこんな状況。

軽井沢は夏も秋も短いです。でもボクは晩秋が軽井沢で一番気にっている季節です。

旧軽、アウトレットやハルニレテラス等の特別な場所を離れれば、世間から忘れ去られていると思う程静かですし、まだ冬ほど極限の寒さもないです。ゴルフ場も空いているし安いですしね。

 

ボーロ散歩デビュー@軽井沢

初めてリードをMAXにしてみて

ボーロの散歩デビューと言うより、ボクの散歩デビューwith Bolo @ Karuizawaでした。

現役時代はこの十数年、毎月のように軽井沢に散歩に来ていました。

奥さんはアウトレットショッピング、ボクは散歩と、両人とも全く飽きることなくいつもこのパターンを守っていました。別に守るほどの事でもなかったのですが(笑)

ここ2~3年の間は、いつも散歩中には会社の引き際と期待する退職後の生活イメージというものを考えていましたが、なんとなく思っていた通りの退社、定年後の生活になっていて、そこには大きな驚きや感嘆はありませんでした。ポジティブな意味で。。

コロナもあり退職後ほぼ初めての軽井沢散歩となった今回は、ボーロがいたことで今まで十数年間の散歩とは異なる、何も考えなくて良い散歩となりました。これが自由でとても良い!

土曜日の午後はボーロと一緒に4時間程人影の少ないルートを選んでの散歩。

通常は2万歩程のコースですが、リードをめいっぱい伸ばしてボーロの寄り道に付き合い、半分の1万歩のペースでゆっくり。

昼はイタリアンでワインを飲んでの散歩、オレンジ色のボーロが落ち葉で保護色になり、目で追うことが面倒になる。かさかさと落ち葉と戯れるボーロの足音と、リードのグリップの感触だけで進む散歩。要するに単なる昼からの酔っぱらいだけど、意外に回りも見えています。

「あっ、この別荘に薪のストックが入ったな。冬も頑張って来られるんだなぁ」とか「あれっ、いつもはBMW3シリーズだけなのに、今日は国産のワンボックスも停まっているなぁ。息子夫婦と孫も一緒かな?」とか、どうでも良い気付きの繰り返し。

何の生産性も無い思考の遊びって贅沢で自由な時間の過ごし方だと思います。何の見返りも必要ない。ただ、ボーロが楽しそうでボクも嬉しい・・・それだけ。

今まで一人で通ることを躊躇していた小径もボーロに先導されて。

少しだけ残っていた紅葉にボーロも一息入れて。

オーベルジュ

今までオーベルジュで食事をしたことはありますが、泊まったのは初めてでした。

軽井沢でも評判のフレンチレストラン、もう少しカジュアルなここの姉妹店には良くお邪魔するのですが、このオーベルジュは過去に一度ランチを食べただけ。今回初めてのディナとなりました。

奥さんが選んだ決め手は、前述の通りボーロが同じ部屋に泊まれるオーベルジュであること。犬の同泊料金は5千円。Go To対象外(笑)、なんだボクの一人旅で使うホテルより高級(爆笑)。

お疲れボーロ

ディナは奥さんと息子が大満足なのに対し、ボクはまあまあという非常にレアなパターン。食事に対する許容レベルは普通ボクの方が圧倒的に高いんですけど。。Go ToだからOKですが、通常料金であればコスパが許容レベルではなかったです。写真割愛(笑)

但し回りのテーブルは老若男女皆さん本当に楽しそうに食事をされていて、この雰囲気だけでもフレンチレストランとしての完成度は高いとは思いました。

一転朝食は、通常和食しか食べないボクも大満足の内容。

これは写真アップします(笑)

果物、デザート以外は全てパンに付けて。パンはお替り。

ミネストローネに半熟卵のトッピング。 黒トリュフは要らないからスープのお替りが欲しいところだが、ちゃんとお替り出来る。

2拠点を持つという事

コロナ禍で

今年3月下旬に軽井沢では季節外れの雪が降りました。

ボクと奥さんは車で2泊3日の軽井沢の旅行に来ていましたが、最終日は車を置いてバスで帰ることになりました。

東京ではお花見も自粛しようという雰囲気の中で、軽井沢で思いもかけず雪桜のような風景を目の当たりにして不思議な気持ちになりました。

 

平日晩にお邪魔した行きつけのレストランが満席でしたので、お店の方に「大盛況ですね。」と声掛けしたら苦笑しながら「コロナ疎開なんです。」

ここで初めてこの言葉を聞きました。

それから間もなくして近隣の佐久市の市長より、軽井沢のスーパーマーケット(ツルヤ)に関東ナンバーの車が大挙して押し寄せていることを例に出し「東京から長野への移動はご遠慮願いたい」とのメッセージが発信され、「あー確かにこのタイミングでの東京からの旅行はまずかったかな」と思ったものです。

旅行者としてでなく

一方で、一時的であれ軽井沢に中長期滞在出来る拠点を持つメリットについても考えました。ボクも奥さんも、基本在宅勤務、大学生の息子も上期のオンライン授業が決定していたからです。

いや、コロナに限らず関東で大きな災害が発生した場合の避難場所として、また例えば自宅のリフォーム等で暫く東京の自宅を離れなければいけない場合に関東以外の地域に拠点を持つのはありだなと思いました。

 

有事の事態に限らず、一般論としてもこれだけ訪問している軽井沢ですから、いつでも泊まりに来れる拠点を持つことは非現実的なことではないかと。

別荘である必要は無いです。リゾートマンションに手が届けば最高ですが、駅近くの1LDK のマンションとか、車での移動前提なら追分や隣町の御代田の簡素なアパートでも良い。この辺なら月々5万円前後から賃貸があります。

軽井沢では多くの物を所有する必要はありません。本当に質素な生活のもとWi-Fi環境と車さえあれば、1週間~数週間の滞在が出来るのではと思います(現実的にはちゃんと準備をしないと冬の長期生活は厳しいと思いますが)。

今回ボーロを散歩に連れ出してみて、軽井沢での2拠点生活に対する憧れを強くしました。

 

まあボクの場合は、こういう妄想レベルでも十分楽しめるので実現しない確率の方が高いですけどね。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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