週末を独りで過ごしてみて

先週高知に行って47都道府県を制覇しました。

日帰り訪問にとどまる場所も数県ありますが(eg;埼玉、茨城)、取り合えずどこかにマイル旅の目的をひとつ達成しました。これからは少しペースを落としながら、北海道や沖縄そしてご無沙汰県を中心に狙いたいなぁと思っています。

気ままな旅を続けられる今の環境に感謝です。

先日訪れた静岡の砂丘を旅動画で振り返る。今はさまざまなジャンルの動画がアップされていて、こうやって自分が体験したことを後で振り返るツールがあるのは嬉しいこと。

この黄色い液体はボクの最近のお気に入り。

ジンのリポビタンD割り。破滅的なテイストだけど妙に中毒性のある飲み物。

例えば先週末の独り遊び

奥さんがお義母さんと2泊3日の旅行に出かけ、家に残されたボクも動画漬けにならない様に外に出る。

黒湯

朝イチバンで蒲田に出かけ、1番風呂、1番サウナ、1番水風呂、1番外気浴(笑) そしてこれを5回繰り返す。

温泉が身近な日本に生まれて本当に良かった。

 

 

休憩室で喉を潤しながらいつも最初に注文するシーザーサラダ。昼呑みの罪悪感を少しだけ薄めてくれる。

外食時には積極的にとるサラダだけど、このシーザーサラダが一番美味しいというちょっとした驚き。

カラオケ

週末の一人カラオケは初めて。シニア会員カードを出して「これ週末も使えますか?」

「はい、週末料金になりますが・・」と若い店員さん。

一人カラオケ2時間+フリードリンクで880円。平日料金とほぼ変わらない。こんなの倍の価格設定でもシニアの客足は減らないと思うけど・・日本のお給料がなかなか上がらない訳だ。

食べ放題のソフトクリームも大好物

歌い終わって遅めのランチに。いきなりステーキは昨年来ルール改悪変更続きで価格の方も順調に(?)右肩上がり。それでも昼時は店内満席だった。

値上げ続きとは言ってもリブロースステーキ300グラムで3千円。他国と比べればまだまだリーズナブルでは?

ハイキング

鎌倉野菜十種のスープランチ。老夫婦二人で切り盛りしている小さな店に1年ぶりに再訪。

ハイキング前にグラス二つ並べて呑む気満々(笑)

 

春一番と言われたこの日は珍しく白波も確認。早く素足で過ごせる季節になってほしい。

 

2か月振りに由比ガ浜の鰯専門店で呑む。この夜お店は貸し切り状態で、大将と2時間楽しいおしゃべりを。

今年は全国的に不漁だけど、何故か鰯だけはやたら大量に各地の浜辺に打ち上げられる不思議。

下魚なんて言われていたけど、新鮮ならとても美味しい食材。

昭和の時代に祖母が近所の魚屋さんで「犬用に」と噓をついて鰯を購入、夜の食卓で立派な主役となっていた懐かしい記憶・・

余計なお世話

定年前の2~3年は定年ハウツー本を読み漁った。今振り返ってみれば、参考となる情報などほとんどなかった。

こんな感じ・・

「会社を辞めると急に人間関係が薄くなる。だから社会と繋がる為にも新たな趣味を始めたり軽い仕事でも続けた方が良いですよ。なんならボランティア活動でも良い。」

余計なお世話だ。60歳前後のいい大人のはずの読者に対しこの上から目線の一般論。だいたい筆者の肩書を見れば、自身がボランティア活動なんてやったこともなさそうな輩ばかりだ。

勿論ボランティア活動は悪くない。でもこれはあくまで自己満足の為にするもので、僕の場合は日本語授業の開始が最近日中から夜間に変更になった時点で辞めてしまった。折角リタイアしたのにこんなことで無理をしてはいけない。

「定年後に孤独にならない」ことが第二の人生を楽しむためのコツのような書きっぷりでほぼ統一されているこれらの本の著者は、果たして一度でも仕事を辞めて孤独感に苛まれた経験があったのだろうか? でなければ何とも無責任なアドバイスだ。

ボクの場合は仕事を辞めて2年半になるが、社会と接するイベントはそうそうなく、前述の通り独り遊びで十分に楽しい。

美味しい野菜・青魚・動物性たんぱく質を喰らい、適度な運動で筋肉量を維持し、一人歌って交感神経を、温泉・サウナで副交感神経を整え、そして思い出資産からの配当を受け取り続ける。

こんなに健康的な活動だから、自己肯定感も大きい。

孤立は困るけど孤独は特に避けるべきものではない。むしろ「孤独を極めるくらいの方がリタイアラーの達人になれるのでは」と感じているこの頃だ。

 

あっ!でも件の本たちに共通して書いてあるもうひとつのアドバイス、すなわち「奥さんと仲良くしておくこと」はその通りだと思う。奥さんがいる人にとってはね。

 

現役の時から血管年齢が40歳を超えたことがない。

長生きする自信はあるが、それも目一杯の健康と不安が無い程度のお金、そして自分なりに楽しいと思える毎日があってこそ価値がある。

その為の努力だけはきちんとしたいものだ。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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