新しい散歩道を発見

昨晩は元会社の同僚に誘われ痛飲。先週会社の健康診断でボクに声を掛けてくれた新入社員君も同席。会社を去ってもう3か月経ちますが、有難いことです。

頭が痛かったのですが今日は奥さんの予てからのオーダーで、自宅のソフトバンク光の通信障害について自由ヶ丘のソフトバンクに相談しに行きました。

自宅には3台のPCがあります。

このような駄文を書いているだけのボクのPCは特に問題無いのに在宅勤務中の奥さんのPCは何故か全くつながらず、テザリングで苦労しながら仕事をしています。大学生の息子のオンライン授業も良く飛ぶらしく、対応の緊急性は高かったのです。

ソフトバンクには11時過ぎには着いたのですが、光サポートは別部隊らしく14時にアポを取り直しました。

時間を潰すべく、自由ヶ丘から3駅目の等々力へ。

初めての等々力渓谷訪問

こんなに近いのに今回が初訪問となった等々力渓谷。桜と紅葉の季節が特に人気のスポットらしいですが、この時期なかなか日本では見ないこの深い緑と濃い空気は昔住んでいたマレーシアを彷彿させます。

都会から別世界への入り口

空気が濃い。遠くに環八の車の騒音が聞こえるのは不思議な気分。

23区では唯一の渓谷だそうで、崖線の斜面に生えているケヤキやシラカシ、そしてコナラの間を川に沿って約1キロの遊歩道を無計画に歩きます。

途中には甘味処や日本庭園もあり、今度は紅葉の時に時間に余裕を持って来たいと思いました。等々力駅近くには評判の良いイタリアンレストランも複数あるようで、奥さんを連れてきてもいいかも。

日本庭園入り口の竹林。わざわざ京都嵐山まで行かなくても雰囲気は十分楽しめる。

今はGo Toがあるので東京から出ていく旅行ばかり計画していますが、この様に近所でも季節ごとに自然を楽しめる散歩道をもっと発掘したいと思いました。

 

散歩は趣味になるか?

初めての会合とかで「それでは簡単に自己紹介をお願いします。趣味を一言どうぞ。」とかつまらないこと言って仕切る奴がいます。

「はい、麻太郎といいます。趣味は散歩です。」とはなかなか言えません。

「暇な奴」「地味な奴」「(多分)お金に不自由な奴」とか思われそうです。

ボクは目的地を決めなくてもいくらでも歩けるので散歩は趣味だと思っています。

退職後の散歩

健康本も何十冊と読みましたが、いろんな人がいろんなことを無責任に論じる中で、「歩く」ということが健康維持に大切ということだけは皆の一致をみるところです。

在職中は「1か月の中で平均1日1万歩達成」を一つのノルマにしていました。

平日は7~8千歩ですが、週末に旅行に出た時に2~3万歩を目指すという感じでやっていました。趣味なので苦にもなりませんでした。

定年退職後はさぞかし歩数を減らしただろうと思いましたが、スマホの万歩計によると

7月:7千歩弱  8月:1万歩  9月7千歩

とそれなりに頑張った数字になっています。但し、この中には母親の散歩の付き合い、またワンコの散歩も含まれているので、歩くペースはほとんど運動と呼べるものでは無さそうですが・・

歩いて気付いたこと:その1

ワンコを散歩に連れて行くと同じく愛犬を散歩に連れている人々から声を掛けられます。

これは結構新鮮な驚きです。海外ではホテルでエレベーターに外国人が入ってきたら、最低でも「ハロー」と挨拶するものですが、これが日本人同士だと沈黙になることが多かったと思います。

犬の散歩は何故?奥さん同士ならまだ分かりますが、ボクみたいな昼間からぶらぶらしている中年男にも声を掛けてくるのって、犬の力って凄い!

歩いて気付いたこと:その2

ボクが昼間からぶらぶら散歩していても決して近所の奥さんから怪しまれていないのは、在宅勤務と思われているからでしょうか?

そういえば、日中に散歩していると必ずって言ってよい程、ボクより若い人々が同じく散歩しているんですが、これは?

 

考えられるパターンとしては

1.在宅勤務に適切に対応出来ているので、昼休み以外にも散歩の時間を作り出せるサラリーマン

2.在宅勤務で上司から管理されないので、単に怠けているサラリーマン。

在宅勤務が定着してきたら、会社は社員を結果でしか評価しなくなるので、2の人はこれから厳しいでしょうね。在宅ベースだと忖度とかごますりもなかなか難しいでしょうし、会社もコロナ禍で相当傷んでいるので今のうちにダメ社員は整理しにかかるはずですから。

そして

3.サラリーマンでない人々。自営でもフリーランスでも良いんだけど、コロナ前よりこういうリズムの生活を送ってきた人々。犬の散歩に付き合いながらも頭の中ではポストコロナのビジネスチャンスを狙ってアイデアを整理しているような人・・正直この生活パターンはうらやましい。

 

今日の散歩の終わりに

等々力渓谷散歩を終えて、右へぐっと回り、上野毛の高級住宅街を抜けて五島美術館へ日本・中国の陶器展示会を見に行きました。在職中は休日に美術館で時間を過ごすなどしてきませんでした。

十分に照明を落としたシックな館内でピンポイントに光る個々の陶器達。

ボクは60個の陶器を眺めただけでもうお腹一杯。

もしボクが若いころから歴史と芸術にもう少し興味があったら、ボクの訪問先の国々での数々の経験ももっと豊かなものになっていたのになぁとこの歳になってちょっと残念な気持ちです。

監視員の女性は正社員かパートか?いずれにせよ好きなものに囲まれて天職として職務にあたっているのでしょう。

遥か下に玉川高島屋を望む。

五島美術館のもうひとつの目玉である崖を利用して作られた庭園。高低差35メートルあるこの庭園は階段だらけ。今晩のスクワットは不要です。

池の鯉に餌を与える庭師のおじさん。ボクがバイトするならこっちだな(笑)。

今日は都内の散歩としては相当頑張った2万歩越え。

ソフトバンク光のBBユニットも最新モデルに交換してくれることになり、今日はなんやかんやでささやかな達成感を味わった1日でした。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

タイトルとURLをコピーしました