感謝習慣

都議会選挙では自民は自滅、代わりに都ファが第一勢力になったけど、この夏の水道基本料金の無料化が功を奏したらしい。

このあたりY子は大変上手い。

与党の参院選対策、2万円バラマキの評判がすこぶる悪いのに対して、水道基本料金なんて4か月間で6千円程度のインパクトしか無い。

でも生活に直結するから都民に支持されるのだろう。

「この夏の熱中症対策として」との触れ込みだけど、都民は水浴びをしてこの夏をやり過ごすのだろうか(笑)。

東京水道局が公開しているデータだと二人世帯平均の水道代は2か月間で約7千円だ。

我が家は二人暮らし(+気まぐれで時々息子笑笑)としては5千円弱と、水の消費は少ない方だ。

でも基本料金は必須コストだから、免除されればそれはうれしい。

(一応)Y子にも感謝だ。

 

旅の最中に次回の旅の計画を立てる

年間2か月以上は家族で旅行に行っている計算だから水道代が安いのかな?

日々感謝するヒント

絶えず感謝の気持ちを持って過ごす人のQOL(人生の質)って高いと思う。

定年退職後は基本的に人にサービスを提供するより受ける方が圧倒的に多くなるから、人々に感謝する機会は多い。

この暑い中、荷物を届けてくれる宅配業者のお兄さんや植木屋さん、ホテルや公衆トイレを清掃してくれるおばちゃん、美味しい料理を作ってくれる近所の洋食屋の老夫婦・・・

サービスを受けることが出来るのは、払えるお金があるからではない。サービスを提供してくれる人々がいるからだ。

だから僕はお金では無く人々に感謝する。

「いつも有難うございます。」

これ・・一万円札に向かって言っていたら不気味だ。

 

さて、人に対して感謝するのは当たり前の行為だとして、やはりボクは自分がこうやって生かされている事に対して一番感謝したいと思っている。

これは具体的に”誰に”という事ではないが、一般的にはお寺や神社に行った時だろうか?

ボクは天台宗派だけど、三重のお寺で墓参りをした後に伊勢神宮にお宮参りすることもある。

どの宗教と言うよりはご先祖様を強く意識して感謝している。

過去帳で遡る限り、ボクは麻太郎家14代目。3万人以上のご先祖様がいて、そして今ボクはこの世で生かされている。

毎日の犬散歩中に小さな稲荷さんの前でご先祖様にその日の報告と感謝をすると心が落ち着く。

 

後もう一つ日常的に感謝しているのは前述の ”水” だ。

日々の生活の中で空気を意識するのは難しいが、水に対しては大事に扱う気持ちを持っていつも心の中で感謝の意を伝えている。

こんなに安いコストで安全な水をふんだんに使える国は日本だけだろう。

99ヶ国を体験したボクにすれば、この1点だけでも日本人は完全に ”国ガチャ” だと思う。

件の水道局データでは生活用水の40%はお風呂なのだそうだ。

我が家では追いだきは使わないが、ボクは湯船のお湯で身体と頭を洗ってシャワーの使用を極力抑える。

奥さんも翌日の洗濯水には残り湯を使う(ポンプアップの電気代の方が水より高いのは承知の上だ)。

奥さんが家にいない日は、風呂は沸かさずにジムのスパか近所の黒湯温泉を利用している。

節水=節約には全くならないけど、水を大切に扱うという行為が日々感謝の気持ちを持ち続ける動機付けになると思っているのだ。

これはお薦め出来ます。

黒湯にて

 

ということで、奥さんがお義母さんと旅行に出かけた先日、蒲田の黒湯温泉へ。

土地柄、危なそうな人達もちらほら見かけるが、海底から汲み上げるイカ墨のような源泉かけ流しの水風呂が大のお気に入りなのだ。

この日もサンドイッチマンの伊達みきお似の体格の良い(かつ態度もでかそうな) お兄さんが、ばちゃーんと水風呂に入る。

そこに空気を読まない(読めない?)よぼよぼのお爺さんが水風呂に参入。

まぁ普通なら二人は十分に入れる広さだが、伊達は露骨にイラつき出して頭に掛けてたサングラスをする。(へっ?スパでサングラス?)そしていきなり一人大声で笑い始める。

入れ墨は彫っていないようだが、クスリはやっているのかもしれない。

ボクはそーっとサウナ室に移動。

もう水風呂にはいないだろうと思って、10分ほどたってサウナ室を出ると伊達と思い切り鉢合わせ!

とっさに (余裕の笑みを浮かべつつ)「どうぞ」とスペースを空けたら、彼は軽く会釈してサウナ室に入っていった。サングラスをしたまま・・

彼が出てくる前に水風呂から上がって帰るかぁ・・と思っていたら何故かサウナ室から走って戻って来て、水風呂に入っているボクの目の前で滑って派手に転んだ。スローモーションのようにサングラスが空中を舞う・・

ちょうど水風呂に浸かっているボクと、転んだ伊達の顔が間近に向き合う。

余りの予想外の出来事に気が動転したボクは、とっさにさっきと同様に余裕の笑みを作り

ボク「大丈夫ですか?」

伊達「何笑ってんだ!?」

ひーっ!!

水風呂を飛び出して更衣室に逃げ込んだボクの後ろで伊達の一人笑いが永遠に続く・

 

家で奥さんからこっぴどく怒られた。

そう、これからのボクの人生で不慮の事象が起こるとすれば、それは交通事故か若しくは何か事件に巻き込まれるかのどちらかだと思っている。

 

でも多分大丈夫。

いつもご先祖様が見守ってくれている(はずだから)。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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