
番傘ライトアップ@飯坂温泉。
ネットを覗いてみると、和紙に撥水用油を塗るホンマもんには10数万円するものも。
でもなんちゃって番傘なら3000円台から選べるようです。
来年夏の日傘用にシックな柄を買おうかな。
勿論 ”なんちゃって” の方です。

この一年間、夫婦で入れ込んでいる美食宿。
ここは和食器の色合い、形も美味しい。

甘鯛とトリュフ豆腐のお椀

八寸の重箱

メインの伊勢海老・フォアグラの和栗スープ炊きを楓のお皿で

勿論朝食も美味しい。
部屋のダイニングで。

土鍋のご飯2合分を60半ば夫婦で全ていただきました。
犬旅、どこかへマイル一人旅に加え、昨年より(麻太郎家としては・・)豪華旅を嗜み始め、部屋食の宿に泊まることも増えてきました。
そこで表題の心付けの話です。
そもそも必要?
ボク的には部屋食でなければ(=担当の仲居さんが明確でなければ)心付けは不要と考えています。
SNSなどではその道の専門家?により、何か特別なサービスをして貰った場合は心付けをするべきとか言われます。
でも本当にその時だけ?
そもそも特別なサービス・・例えば小さい子供が熱を出した時に薬を買ってきてもらうとか??そんなこと滅多に起きないだろうし、また心付けをするタイミングとしては部屋に案内されて挨拶を受けた時など前述と矛盾するようなアドバイスもあったりで、「なんだか参考にするには頼りないなぁ」と思ってしまいます。
まぁ担当の仲居さんに心付けをあげる人、あげない人それぞれいるとすれば、ボク的には「あげる人がいるんだからボクはあげなくてもよいだろう。」という考えは恰好悪いし、また折角の旅行中に毎回「受けたサービスが心付けに値するか否か」を判断するのもなんだか億劫です。
だから結論としては、部屋食の場合は毎回心付けをすることにしました。
いくらが妥当か?
千円~3千円、若しくは宿泊代の10%相当とよく言われますが、これも良く理解出来ません。
二人泊の前提ですが、1万円から3万円の部屋で部屋食となるケースはそれほどないのでは?
とするとこの金額は多分特別なサービスを受けた場合と推測します。
一方で宿泊代の10%となると、例えば麻太郎家の所謂豪華旅館は一泊10万円以上の宿なのですが、その場合の心付けは1万円からとなります。
修善寺のあさばなら2万円前後とか、、これはいくら何でも高過ぎでしょう。
ボク的には5千円が妥当かと。
勿論3千円くらいでも良いのだと思いますが、迷った時は高い方で。
冠婚葬祭と同じです。
以上はあくまでボク個人の考えですので、人それぞれで良いと思います。
日本の宿泊代にはサービス料は含まれているので、通常サービスには心付け不要もOKでしょうから。
宿側もそれぞれ
5千円の心付けで受け手が不満ということはあまり無いと思います。
でも今回の宿は4度目ですが、毎回帰り際に仲居さん(指名しているので同じ方です)から土地の菓子折りをいただきます。
もしかしたら心付けの額が負担に思われているのかもしれません。
また前述のあさばでは、チェックアウト時に宿の女将さんから心付けの領収書を頂きました。
仲居さん個人には5千円で十分と思っていた訳ですが、もしかしたらこの宿では仲居さんへの心付けが女将さんを通じて宿のスタッフ全員に分配されているのかもしれません。
そう言う事で心付けの額については、これと言った正解は無いのかもしれませんからあまり考え過ぎなくて良いと思います。
ニューヨークにて
心付けと異なり、アメリカでのチップはサービス料ですのでマストです。
ただでさえ物価高のNY でのチップは痛い。最近のニュースタンダードは25%と言われるからこれはもう激痛です。
でもファーストフード店やフードコートはチップ不要で安心。
それでも・・

メッツスタジアムのスタンドでバーガーと一緒にビールを頼むとIDカードの提示を求められて絶望。
実は前日のヤンキーススタジアムでもパスポート不携帯でビールを売ってもらえなかったのにまた忘れた!
「何とかなりませんか? 私・・・どう見てもOKでしょ!」
こんな必死な日本人に戸惑った若い店員に相談されたックヤードのシニアの方が、ちらっとボクを見て面倒くさそうに顎で何か指示している。
若い店員が「今回だけだよ。。」
すかさず缶ビール2本をまとめて頼みました。今回だけだから・・

無事にビールをゲットし店員さんと握手。そして10ドル紙幣を握らせる。
ボクにとってNY滞在中最も価値あるチップでした。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!
