年末ジャンボ

昨晩ベッドで横になりながらスマホをいじっていたら、不意に眠気が襲ってきてスマホが落下、ボクの前歯に直撃しました。

今考えれば、口も半開きだったんでしょうね。

幸いにして大事には至らなくて本当に良かった!

 

実は今年の3月に、8年間住んでいる自宅のベッドで就寝中に床に落っこちて鎖骨を骨折、深夜に救急車で搬送され、生まれて初めての手術を受けました。

寝ている最中だったのでベッドから落ちた理由も分からず・・

その頃は未だ会社勤めだったので、仲間からの「一体どうしたの?」の質問には「理由は分からないけど家のベッドで寝ている間に落っこった。」といちいち答えるのだけど、当然納得感はゼロで陰ではいろいろ噂されていたらしい。

理由が不明なので有効な対応策も考えられず、取り合えず毎晩寝るときは両手を横に伸ばして、ベッドの真ん中にポジション取りしていることを確認の上、数秒で眠りに落ちることにしています。

手術は成功した(らしい)けれど、まだ肩にプレートが入っていて、日常生活でも大きな違和感があり、退職して半年あまり、まだ1度もゴルフを出来ていません。

 

定年退職後余生が何年残されているかだけは分かりませんが、健康面・経済面・環境面含め、特に根拠も無く何となくこれからの人生、とんでもないビックリは無いと思っていましたが、実際は世の中本当に何が起こるかわかりません。

でもどうせならうれしいビックリでお願いしたいものです。

で、やっと宝くじの話

ある宝くじの使い方

今から7年前、海外営業一筋だった僕が管理部門に移った時、海外と合わせて国内事業企画に携わっていた時のことです。

国内事業は当社の稼ぎ頭でしたが、この十数年間年々国内シェアを落としていました。

そんな状況下、50歳を過ぎて初めて国内事業の勉強をした際に、一番最初に話を聞いたのは、当時国内人事部長だったHさんです。

本当は国内営業の話を先に聞きたい気持ちが強かったのですが、同じ営業出身者として、営業からはバイアスのかかった情報しか聞けないと思ったのです。価格が高いとか商品が弱いとかね。

現場からのたたき上げで本社の重職につかれたHさんからは、非常にバランスの取れた知見を共有させて頂きました。

そんなHさんですが、ボクの最後のキャリアとなった国内販売本部に移動した時、やはり人事から移動されていて同じ職場になりました。その時彼はまだ50代前半だったと思いますが、何故か担当職となっていました。

一体何があったのだろう?人事部長が懲罰人事ならシャレにならないですが。。

その後Hさんは、ご自身の意向で子会社の保険会社に転籍されました。国内販売に従事する数千人の社員一人ひとりを知るHさんとしては、所謂(元)社内の営業に新たに活路を見出そうとしたのでしょう。

本部内での最後の挨拶で「皆さん人生つらいこともあればきっと思いもかけず楽しいこともありますよ」みたいな事を多分ご自身を重ねられて言われていました。

そしてそこで挨拶を聞いていた本部のひとりひとりに笑顔で一声掛けながら300円のサマージャンボ宝くじ券を1枚ずつ渡していたのです。

何かとってもカッコいいな~

2年前の当時、ボクも「もうサラリーマン辞めたいなぁ」病にかかっていたので、彼のお別れの挨拶と宝くじがセットになって極めて印象深いシーンでした。

 

それで僕も退職の挨拶で同じ演出を計画していました。「いやぁ皆さん覚えてますかぁ?Hさんの二番煎じですが」と笑いながらね。

残念ながら、コロナ禍でもわざわざ出社してくれた方々、またスカイプで在宅勤務中から入ってくれた方々と様々でしたので、宝くじばら撒き作戦は計画倒れとなってしまったのが結構今でも心残りとなっています。

麻太郎家の宝くじ

ぼく自身が自分の為に宝くじを買ったことはほとんどありません。

かろうじて記憶にあるのはまだ20代の頃、会社の先輩に頼まれて昼休みにスピードくじを駅まで買いに行き、ついでに自分用に2枚買ってこれがビギナーズラックで5000円当たったことです。多分元手は600円だったかな?

先に先輩に選んでもらった後でのまさに残り物に福があった訳ですが、先輩に感謝を込めて昼ご飯をご馳走したのを覚えています。

この先輩には麻雀でも多額のお小遣いを頂いていましたしね(笑)

 

家族の中では息子が小学生だった頃、軽井沢のアウトレットのスピードくじ売り場で数年間、息子の誕生日とクリスマスの時にプレゼントとして数千円買ってあげた記憶があります。

最高金額10万円くらいの少額のスピードくじでしたが、一家3人でやけに盛り上がったのを覚えています。

ギャンブルとしての宝くじ

ギャンブルを否定しませんし、むしろ好きな方だと思います。

大好きだった麻雀も一部ギャンブル性は含んでいますし、投資信託でもインデックスファンド一辺倒だった訳でなく、レバレッジを聞かせた原油商品で大やけどしたりしています。

但し宝くじは本当に勝ち目の薄いギャンブルですよね。

ネット記事からの引用

年末ジャンボ宝くじの当選確率

当選金額当選確率
1等7億円2,000万分の1
1等の前後賞1億5,000万円1,000万分の1
1等の組違い賞10万円10万503分の1
2等1,000万円666万6,667分の1
3等100万円20万分の1
4等10万円5,000分の1
5等1万円1,000分の1
6等3,000円100分の1
7等300円10分の1

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宝くじの還元率は一般的に45%~50%と言われています。

競馬・競輪やパチンコのそれは70%~85%ですので、これはもう割が合わない。

また残りの50%~55%の大半は国の公共事業費に充てられるそうです。

これが宝くじは「無知の税金」と呼ばれる所以です。

心の広い方々なら、「負けても国に寄付していると思えば悪くない」と思うかもしれません。

でも38年間サラリーマンとして否応なしに税金を国に搾取され続けた身としては、「ここでまた税金か!」と感じてしまいます。

一方で2000万分の1の座を射止めた最高に幸運の人の7億円には税金がかからないというのもまた腹立つ(笑)

自分が万が一その立場になれば全く違う事言いますがね。

あっ!そもそも万が一じゃない。2000万分の1ですからね(爆笑)

 

で、今は宝くじ買っているのか?

以上で宝くじを買わない合理的(&個人の感情的)な理由を書いてみましたが、そうは言っても束の間の夢を買うというのはそもそも合理的な判断で決める行為ではありません。

これを金融リテラシーの欠如とかで一括りにするのは、ちょっと寂しい考え方かもしれません。そもそも資産運用の一環として宝くじを買う人なんていませんからね。

特に定年退職後のささやか楽しみとして、以前軽井沢で家族でドキドキしたような宝くじを定期的に楽しめると良いなぁと・・・

地銀S銀行の宝くじ定期預金

ということで、ボクも2年前から宝くじを定期的に入手しています。

S銀行の宝くじ定期を定年と同時に積み増して、今年の年末ジャンボは30枚!

 

この続きはまた後日。今日はハロワに行ってきます。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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