小旅行 @ 小江戸

 

2020年の「世界で行くべきスタバ20店」に選ばれたお店。

因みにこの店とは別に「川越駅構内には西口と東口両方にスタバがある」と、改札口で待ち合わせた友が開口一番自慢してきた(笑)。

川越の住民はコーヒー好きが多いのかな。

快適旅

9月に入っても残暑厳しい中、友が車で駅まで迎えに来てくれた。

地元の彼に観光ガイドを引き受けて貰ったのだ。

 

氷川神社の風鈴祭り。音で涼を取るのは日本ならではの文化だ(多分)。

着物姿の観光客も多い

 

観光中心部にある友の家の屋上から。3時の鐘の音を聞く。

このアングルで時の鐘と蔵造りの街並みを望む贅沢。持つべきは(良い)友だ。

 

友の自宅で歓待され、随分長居をしてしまった。もう飲めないし喰えない。

帰り道の夜は涼しく、観光客も姿もまばらだ。

 

今回の観光の目玉は川越市立美術館の特別展示だった。

日本モダンデザインの第一人者の杉浦非水の展示物300点。

川越大火で疎開した非水が、自身の作品を歌人である妻の実家の蔵に避難させていた中から選ばれたものらしい。

友の家の蔵にあったものだ。奥様が非水の妻の直属の家系だったのだ。

図案者であった非水は商用としても書物、雑誌、広告誌から電話帳に至るまでさまざまな表紙を手掛け、また奥様によると懐かしのカルピスの水玉デザインも彼の作品らしい。

バラエティーに富んだ作風からアイデアの引き出しがとても多くて、全く飽きることもない至福の鑑賞体験だった。

蔵造り文化の川越ならではのお話でした。

 

退職したなりの悩み

そんな川越の中心地に住んでいる友は外資の会社を定年を待たずにアーリーリタイヤ、自分のしたいことを見つけに日本語講師養成講座を受けてボクと知り合う。

一緒に卒業後は日本語学校に就職はせず、地元川越に来る外国人向けの観光ガイドボランティアの資格を取得し(ホント勉強好きだね)、コロナ禍では暫く運営の事務をやっていたものの、やりたいものと違ったらしく、今は悠々自適の生活だ。

表通りに面したスペースはテナントへ貸し出し、裏にはご自宅と中庭、そして蔵があるという町屋スタイルだ。随分と結構な生活ではないか・・

 

それでもやりたいこと探しの迷走途中らしい。

好きな時にハーレーに乗って一人キャンプ、クラシック4x4に乗っては夫婦で二人キャンプ、また最近はボクと同様 ”どこかへマイル旅” にもはまっている。

 

家ではこんな素敵なおもてなし料理をさっと出してくれる奥様もいらっしゃる。

何が不満なの?

ひとつボクと異なることがあるとすれば、それはアーリーリタイヤかもしれない。

ボクもとても興味はあったけど結局踏ん切りがつかないまま定年でゴールした。アーリーリタイヤするとして具体的にやってみたいことが見つからなかったことも一つの理由だっただろう。

でもその彼も今年60歳になってボクが定年退職した年に並んだのだから、もうそこを気にする必要もないだろう。

ただ、「今の状態だと ”よし!何かしてみよう” ってなモメンタムが起きないんだよなぁ」と言うところは、実はボクも一緒だ。

 

7月と8月は夏季限定の日本語個人レッスンを引き受けた。大田区からお声を掛けて貰った時は億劫な気持ちも正直あったが、終わってみれば自分なりの「やって良かった」感を得ることが出来た。

ウクレレレッスンと同じ。ちょっとだけ自分を追い込んでみることで否応無しにモメンタムを起こすことも可能かも。

 

そう言えば、前職の会社の日本語レッスンの件、ボクのレッスン提案に対しもう2か月近くノーレスだな。相変わらずのろい会社だ(笑)。

うーん、ボラ活動よりさらに億劫だけどそろそろ督促してみるかな。

Hello, hope you’ve enjoyed great summer!

By the way, any feedback??

帽子をまた忘れた!

と、本日ラインがあった。川越のお宅でボクの帽子を預かっていると。

うーん。。

先月も鰻屋に帽子を忘れて取りに行ったばかりだ。一体どういうことだろうか?

この2か月間、財布の置き忘れ、定期の紛失、鍵の置き忘れと続き、帽子の置き忘れはこれで2回目。全部返ってくるところがボクらしいが、ホント何とかしないとやばい。

 

先日帽子を取りにいつもの鰻屋に行ってついでにテイクアウトしてみた。

 

美味しい鰻はやはり重箱に収まっていて欲しいけど、鰻重の肝焼き乗せなど店内では出来ないことを一人楽しむ笑笑

鰻を焼く匂いをおかずに白米を食べるケチな男の古典落語があったけど、やはり鰻はお店で食べたいと思う。今回は「酒は飲みたい、でも炎天下歩きたくない」の中で、車でテイクアウトと言う苦渋の選択(大袈裟な・・)だったが、良いこともひとつあった。

店ではワインは何故か白しかおいていないが、家では赤を合わせることが出来る。

いつも白焼きも食べるので白ワインで問題無いけど、鰻重にはやはり色で合わせたい。

2000円ちょっとのスペイン産のスパイシーなハウスワインでマリアージュを満喫。

ワインって、安いやつでもマリアージュでポテンシャルが引き出されますね。ホント1500円くらいのカベルネでも2000円くらいのブルーチーズを合わせるととても幸せになれます。

そうするとやっぱり前記事で書いた様なビンテージワインへの距離はなかなか縮まらないって訳だ(泣)。

まぁこれも自分を追い込んでいけば、辿り着けるゴールだろう。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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