定年退職して2年

初来店の二子玉川のカルフォルニア料理。それなりの価格では美味しい食事にありつけない本場と違い、日本ではそれなりに美味しい料理が食べられる幸せ。

本当に暑い日が続きます。奥さんは金曜日から3連休でしたがもう外に出る気もせず、子犬同伴で外食するにも日が暮れてから。

奥さんが洗面所に行くと心配そうに見送る子犬。あのーボクが横にいますけど・・

この時間になるとテラス席でもなんとか落ち着いて御飯が食べられるけど、それでもボクも洗面所に行くと店内は別世界。エアコンを発明した人は偉い!

健康保険証手続き

今日は8月1日。

定年退職後お世話になっていた任意継続保険が昨日で切れたので、区役所へ出向き国民健康保険に切り替えました。

費用請求は来月以降ですが、区のHPでボクの新たな保険料を試算してみました。

昨年はもう通年無職でしたが、未だ前職の会社からワンタイムのインセンティブを頂いていたので、今年は保険料の減免処置はなされないことを区役所窓口で確認。残念!

それでも現役時と比して負担額は著しく軽減されました。当然これは計算根拠となる都民税についても同様。そしてこれからは所得が無いから所得税もかからず。正確に言えば一部の投資信託解約による所得はありますが、損益通算でこれも所得税、住民税ともゼロ。

長い期間をあまり稼ぎ続けないことで税負担を軽減出来るこの日本の仕組みは、富裕層にとっても貧乏FIRE民にとってもありがたいことでしょう。

どっちでも無いボクですが、無職民に対する手厚い制度は今では大歓迎です。

 

あー働くの止めて良かった。と言うところで、今回の任意継続保険の失効で、退職してからちょうど2年たったことに気付きました。

選択肢のある日々

まだ仕事が楽しかった50歳代前半では雇用延長するんだろうと漫然と考えていた一方で後半では一転、早期退職も検討しましたが、結局60歳の定年で仕事を止めて結果オーライだったというのがちょうど1年前のブログでの所感でした。

定年退職して1年(祝)

それからまた1年経ってみて、この気持ちはさらに確かなものになってきました。

それは「好きなことを好きな時に好きなだけ出来る」ということではありません。

勿論現役時と比して時間はまだたっぷりありますし、仕事を止めても経済的な制限が加わった訳でもないですが、やはり細切れな時間の制約(母の世話であるとか子犬の相手とか些細なことですが)やコロナによる心理的な制約などから100%したいことが出来た訳ではありません。

むしろ、「嫌なことをする必要が無くなった」ことが、精神的自由に大きく寄与していると思います。

例えば先ほどの奥さんと子犬との外食。「暑いなぁ」などと文句は言うものの、そもそも2年前まではこの猛暑の中当たり前のように決められた時間に働きに出かけていたのです!今ではもう考えられません。

 

結局のところ今は ①好きなこと、②好きか嫌いかまだ分からないこと(笑)、もしくは③好きでは無いけど自己満足の為にやっていること、のどれかだけをやっていれば良い自由があることに感謝しつつ、「もう38年間も仕事してきたんだからこういうのもいいだろう」という気持ちになっています。

ブログで振り返ること

SNSが普及してからは定年生活って以前と比べて必ずしも退屈な毎日ではないのかもしれません。10年位前までは朝食済ませて新聞を隅々まで読んで・・・後はせいぜい図書館行ったり庭いじりしたりくらいでもうすることが無いってイメージ。

それに対し今はSNSで自ら能動的に発信することが出来ます。

それでも他のリタイヤ(含むFIRE)ブログを読むと、何かもう「質素に慎ましく落ち着いた生活をしてます」感を滲ませている発信が多いですね。

無料SNSニュースの記事に対する自分の考えとか、節約系活動紹介(含む毎月の家計簿、資産変動公開など笑笑)など・・・ボクも決してこういう記事が嫌いじゃないから訪問しに行っているんだけど、これで毎日更新って凄いなぁと思う訳です。SNSで不特定多数の人と繋がっているようで、でも何か毎日ずーっと家の中で一人ひっそりと生きているような・・・

 

ボクのこの1年間のブログ記事を振り返ると、旅ブログが40%超、日帰り旅を含めると50%以上はどこかに出かけている話で、それが定年後の自己肯定感になっている気がします。家の中にはずーっといないぞ!っていう意味でね(笑)

まぁ旅と言っても映え自慢のエクスクルーシブな体験というよりはむしろ節約自慢系だったりで、件のブロガーさんたちと本質は同じかもしれませんが(爆笑)、それでも”どこかにマイル”みたいにな屈託のない遊びなどは、やはり気分に余裕一杯の定年後ならではと思います。

コロナが収束したら海外旅行は再開したいですが、これはあくまでオントップ。国内も好奇心と体力が続く限りどこかを訪ね続けたいものです。

 

ジャネーの法則に従い、常に好奇心を持って動き続ける。これで残りの数十年の人生をより長く楽しむことが出来るはずです。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

タイトルとURLをコピーしました