何しろ本当に天気の良いの京都旅でした。紅葉シーズンをピンポイントで狙って旅程を組むのは難しいですが、その2～3日の天気を1か月前に予想するのはさらにハードルが高いですね。
比叡山延暦寺へ初参拝
天台宗総本山
比叡山は日本仏教の母山と言われ、親鸞、法然、一遍、日蓮、栄西といったボクでもまだ覚えている有名な各宗の祖師を世に送り出しました。
最澄は伝教大師として延暦4年（785年）にこの山に入ったそうです。
天台宗は麻太郎家の宗派で、過去帳ではちょうど1600年から確認されています。
全くの不勉強ながら今回の京都旅行を計画したところで初めて延暦寺と麻太郎家の繋がりを理解しました。そもそもは綺麗な紅葉を見る為に比叡山の山頂（標高848メートル）まで行動範囲を広げようとの計画からでした（汗）。
ロープウエイからの眺め
琵琶湖も見えました。延暦寺は滋賀県側に建立されていたんだった。
ロープウエイからケーブルカーに乗り継ぐ。標高差510メートルはケーブルカーとしては日本一との車内アナウンス。
神頼みの無い人生
残念ながら本堂は現在改修中。でも中に入って「不滅の法灯」を拝むことは出来ました。1200年間途絶えることのない火。
小さい時からお寺、神社、仏壇の前では神妙に何かお願いの真似事をしている感じで、真剣な気持ちではなかったと思います。
そう、何かをお願いする程に切羽詰まった重大な問題を抱えたことがなかったのです。
毎年父と行っていた三重の墓参りに父が行けなくなったのは5~6年前でしょうか。この時「あ～お父さん本当に体が弱ってきたんだなぁ。」と実感し、初めて家を代表して自分が責任持ってお墓を守っていかねばと思ったものでした。
それからです。神頼みの必要ない毎日を過ごせている現状に対し、ご先祖様に感謝するようになったのは。
お願いすることはひとつだけ。
ここまで何とかやってきました。ありがとうございます。足りないところはこれからも頑張りますからどうか見守っていてください。
困った時の神頼みではちょっと身勝手過ぎるなぁと感じる歳にもなってきたのでしょう。あくまで人生の主体は自分ですから。
開運の鐘と呼ばれています。ここでも純粋に感謝の気持ちとともに鐘を鳴らしました。
ある日の美味しかったもの
朝ごはん＠祇園
ボクはサバ定食。奥さんは鮭定食。だし巻き卵用とサバ用で2種類の醤油が。
ホテルから直ぐの路地裏。朝ごはんも予約制とは知らずに7時半に行ったけど運よく席に通して貰えました。
帰りに路地裏のえびす神社ですかさず報告とお礼を。「予約してなかったけど美味しい朝ごはんが食べられました。」
帰り際に再度一礼。えびす様、ありがとう。
昼ごはん＠嵐山
嵐山公園の一角にひっそりと佇む名店。京都では毎回訪れますが毎年美味しさが増してくるのは何故？来年との比較の為にフルコースの備忘録。
梅酒と豆腐（雪塩）
八寸盛り。生八つ橋が控え目なアクセントに
揚げ湯葉と生湯葉。
乾燥湯葉の天ぷらと湯葉のグラタン
近江牛のステーキ(w/九条ネギ)
湯豆腐・・・どんなにお腹が一杯でもいつもお替りするやつ
デザートの湯葉アイスと湯葉チーズケーキ
昼のコースはこれが一番品数の多いメニューです。
夜になるとこれが標準コースとなり、この上にさらに二つのコースが・・そんなに食べられないので、ここでは昼ごはんの一択です。
昼だとこんなにすてきな景色のご馳走もありますし。
夜ごはん＠河原町
106年の歴史が誇らしい洋食屋
レトロな二階はフレンチ。予約していくと、こっちに通される。でも値段はリーズナブル。
窓からは正面に南座が。手前の蕎麦屋では昔々一人でにしん蕎麦を食べた記憶あり(笑)
ボクはロースステーキコース
奥さんはビーフシチューコース
デザートにはクレープシュゼットを選びました
何故なら目の前で社長が自らフランベしてくださるので。
必ず何か言って客を笑わせます。やはり関西人だー。
京都のワンシーン
夜だけど打ち水。祇園の小径。
奥さんがおやつにマフィンを買った。祇園でも横文字の店も多い。
奥さんがちょっと気にかけている友達にお土産を。京都市内で二番目に古いお店だそうです。
ホテルから真っ直ぐ歩くと八坂の塔。朝からもうたくさんの人々。
今回やっと入店出来た人気の甘味屋さん。おしぼりも京らしい色合い。
気さくに写真を撮らせてくださった女の子。竹林に着物姿が映える。ありがとうございました！
いつ来ても新鮮な京旅行。明日は紅葉をアップします。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を！
