箱根に足を運ぶ主目的のひとつがこのイタリアンレストラン。
でも店内でランチを楽しむのは実に30年振りだ。
大雨予報でボーロを息子に預けて出て来たのだ。
天気が荒れても気軽に来れる距離感が得点の高いリゾートだ。
タコ・豚・・鴨・・・どうして昼から呑まずにいられるか。
グラスで売ってくれるワインを全部持って来て貰った。
馴染みのソムリエさんが丁寧に説明してくれる。
どれを選ぶかではない。どれから呑むかだ(笑)。
ホテルまでは5分。雨でも奥さんの運転で大丈夫だろう。
ホテルの部屋で一息ついてから泳ぎに行く。
ボーロ不在の今回は奥さんも一緒に楽しむ。
泳いでスチームサウナで身体を休めて天然の激しいレインシャワーで外気浴。
この繰り返しで体内からアルコールが抜けて行く。
二ヶ月振りの国内リゾート。
都会でも自然の中でもリーズナブルなコストでこの安心感。。
帰国して改めて思う。
「やはり日本人で良かったよ~」
さて・・・
プールを上がり併設の温泉大浴場に行くと、日本人はボク一人で4人の白人が。
もともと外国人宿泊率の高いホテルだけど、大浴場で白人に遭遇したのは実は初めてだった。
全員誰も手ぬぐいを持たず、石鹸を手で泡立てて身体を洗っている姿を見て思い出した。
以前ボクが予防医学の知識を詰め込んでいた時期に参考にしていたお医者さんの言葉を。
テレビのお笑い番組でさんまさんが自慢していたらしい。
「お風呂でタオルに石鹸付けて身体を洗うのは面倒くさいやろ。そんで身体に毛が生えているところで石鹸を泡立てて手で身体を洗うんや。」
周りのゲストたちからは「いやだぁ~汚~い」とバカ受けだったが、これを見ていたこのお医者さんは「この人は天才か・・・」と唸ったそうだ。
清潔好きの日本人が毎日手ぬぐいで身体を擦るのは実は皮膚の角質層に大きなダメージを与えてしまうのだそうだ。
それを聞いてからボクもこの二十数年間さんまさんを見習っているが、もしかしたら西洋人は古くからこの知識を持っていたということか・・
日本人で良かったけど、お風呂好きの日本人としても外国人から学ぶことはあるもんだ。
ボクも年を重ねる毎により謙虚に、そしてよりしなやかに生きていければなぁ。。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!