軽井沢が好きになって30数年。
同じく30数年の歴史を持つ丸山珈琲本店を今回初訪問。
軽井沢に来る度にスーパーツルヤで豆を買って帰る丸山珈琲だけど、この地にカフェがあるとは知らなかった。
通りからもその気配を消している。
アプローチを進むとボーロとゆっくり出来るテラス席もある。
今更の新たな発見だけど、とても得した気分になる。
ホテルの価格って
定期的に軽井沢に来ていると、ホテルの料金って良く変わるなぁと思う。
先ずシーズンにより価格は大きく変わる。
特に軽井沢なんかはそうだ。だから高くて混む夏は極力避ける。最近は軽井沢の夏も暑いのだ。
また週末も勿論高い。
我が家は軽井沢なら2泊が基本だから金土泊となる。土日のパターンはあまりない。奥さんに限らず会社員（公務員も？）は金曜は月曜より有給を取り易い。金曜に休んでも週末を経て皆3日前のことなど忘れているが、月曜日に休むと目立ちやすい。「あいつは週始めから！」なんて感じる昭和の上司もいるだろう。
だから日曜泊より金曜泊の方が高い宿は多い。
そんな労働環境なら稼ぐだけ稼いで早く労働者を卒業して平日リゾートを謳歌するのが一番効率的なんだろう。
ボクの場合は「稼ぐだけ稼ぐ」の部分は微妙だったが（だから60歳までは働いた）、いつ有休を取得しても文句を言わせない雰囲気だけは常時醸し出しておいた。←とても大事(笑)
一泊目のコテージ。 雨上がりの早朝が美しい。ボーロに叩き起こされて。旅先で良くあるトラブルだが、お陰で思いがけない風景や、日の出が拝めることも。
我が家は会員制ホテルの宿泊券を毎年決まった会員さんから購入している。
この券を使えば365日同じ値段で宿泊可能だ。勿論オンシーズンの部屋取り競争は激しいが（特にペットルームは）、もう十数年間利用しているので、キャンセル待ちのコツは熟知している。
いや、こんなことなら十数年前に自分が会員になっておけば良かったと若干後悔も・・(苦笑）
それ以外の宿は、奥さんが毎晩のように掘り出し物案件をチェックをしている。一度予約を入れても、条件が変われば取り直すことも多々ある。もう趣味の領域だ。
基本的には「ここの宿ならいくらまで」と決めて、そこに価格が落ちてきたら拾うパターンだ。
株と似ている。直ぐに儲けなければいけない人と、限られた日にしか旅行に行けない人には難しい。
2泊目の犬連れ専用のフレンチホテル。スタッフの人達は勿論、宿泊の皆さんも吠えまくるボーロにいつも寛大で居心地良い。
これは軽井沢に限らず全体的に言えることだが、最近宿泊料金は順調に（？）上がってきている。昨年10月に全国旅行支援が再開すると多くの宿が便乗値上げに踏み切った。今は県とタイミングによって支援有無がまちまちだし、同じ日の同じ宿でも支援を使っている客とそうでない客が混在している。
我が家のように旅行支援をゲットしてから宿泊する人と、そうでない人がいるので、今後価格は本来の適正レベルにソフトランディングしていくのだろう。
コロナ禍では投げ売り価格だったのだから、これからは旅行者が助ける番だ。コロナが5類に移行してからは観光の需要も強いだろうしね。
ボクのシャンパンで泳ぐ犬(笑)
あれ？朝のビュッフェでシャンパンが！
そっかぁ今まではずっとコロナでサービスを中止してたんだ・・
こういうサービスが復活するのなら、なおのこと値上げ分を気持ち良く払わないとね。
食事の価格って
宿泊と違って頻繁には価格は変わらないイメージ。
材料費も上がっているし基本的にインフレ基調と思いながらも、ボクたちがリピするレストランは必ずしも価格を上げないケースも。
今回は・・
価格据え置き
佐久の大人気イタリアンJ。
昼は予約不可だが外に1テーブルあるペット同伴席だけ何故か予約可能。ピザが名物だけど1品料理もリーズナブルで大変美味しい。いつも混んでいるのにこのインフレ状況下に値上げしない不思議。
信州サーモンのキャロットサラダ。色味もスーパー。
高台テラスからの景色もスーパー
御代田の洋食屋さんT
テイクアウトしてコテージテラスで食べるお弁当も価格据え置きの1500円。
冷めても美味しいやつ。
実家の母が大好物の近所の弁当屋の日替わり弁当はこの1年間で510円から620円に価格改定したけど、ここの弁当はまだ利幅が大きいのだろう。
そこそこ高くて美味しいものは、インフレの影響を受けづらいのかも。
価格は据え置きなるも・・
奥さん大好き旧軽の和食O。
子犬同伴不可だけど、ご主人のご厚意で・・
店内の奥さんが見える裏庭で待機(笑)。
ここのランチも長年価格据え置き。
でも「最近一品揚げ物が無くなった」と奥さんから鋭い指摘が・・まぁ奥さんは元々揚げ物食べないので問題無いのだそう。ボクはそもそも気付いてもいない訳だから問題無い。
この1年間で30%超の値上げ（番外編）
ボクたちが軽井沢で必ず訪れるステーキレストランP。
ボールサラダ、ビュッフェ形式の前菜十数種、そしてビーフステーキのセットで今までずーっと2200円だった。要は料金設定がおかしかっただけ・・
メニューに無いお酒を（おつまみ付きで）出してくれたりボーロにおやつをくれたりと、旧軽の大人気店になってもリピーターへのホスピタリティは極上だ。
こうして考えてみると、軽井沢って来てしまえばインフレなど全く気にならない。
まぁここの別荘族はもともとこの手の値段の変化など気にもしてないかぁ・・
無理やりカバンを掛けさせられる子犬の撮影会
ボーロが我が家に来てからは、さらに好きになったドッグフレンドリーなリゾート地でもあります。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を！
