今後最適な支出行動は?

貸し切りの水上タクシーのデッキから見覚えのあるイタリア製の船が。

そうだ、昨年無料で1時間超の東京湾クルーズを楽しんだ都庁保有の視察船だ。

掘り出し物体験 (on the sea)

例えば結婚記念日の消費行動

それに比べて、今回ホテルで手配して貰ったこの貸し切り船は30分のベイクルーズでお代は1万円超だ・・

でも奥さんから「気兼ねなくボーロとクルーズを楽しめるから是非乗ってみたい!」との推しがあったので、無問題。

お前はいつもかわいがられていいな

貸しきりだと普段は入らない浜離宮の水路や屋形船の停泊路とか運行ルートもカスタマイズして貰えるし、実際に奥さんは「今度は夜も乗ってみたい!」と満足気だったので、ボクも満足だ。

 

また、船長さんが適宜「写真撮りますよ」とか言ってくれるので、ボク達には珍しい2ショットの写真も結婚記念日の良い思い出になった。

うん、どちらかが「やってみたい!」と思ったら取り合えず体験してみるのが良いね。

 

以前よりボーロと一緒に泊まる都内ホテルリゾートに興味があったんだけど、どこもなかなか強気のルームチャージだ。

そこに奥さんのウォッチリストに入っていたホテルがタイムセール乙波を出してきた。ルームサービスの朝食付きというのも得点が高い。

 

ボーロ付き旅行の夜ご飯は大抵テイクアウトの部屋食だけど、今回は奮発して夜もルームサービスだ(祝)。

実は家のストックから最年長の20年物の仏ワインとマイグラスも持って来た。記念日だからね(奥さんは飲めないけど・・)。因みにボクが購入したものではない。もらいものだ。

ネットで買えばボクの普段飲みワインの十数倍~はするであろうワインだけど、ホテルレストランで頼むとさらに3倍はする。

持参した一押しワインを部屋でホテルの料理に合わせるのは経済的にもとても合理的だ。

あっ!これとは別にスパークリングワインもちゃんとボトルで頼みましたよ。

 

デザートは奥さんの提案でルームサービスは使わず、ホテルロビー階に入っているNYのケーキ屋さんで調達。ルームサービスチャージもかからないからこれも合理的。消費税も少し安くなるしね(笑)。

 

旅行代理店の会員特典も利用して、24時間部屋使いのゆったり贅沢なホテル生活でした。

 

お金を使う力

そう言う事で、祝い事だからいつもより少~しだけ贅沢をして、でも費用対効果を上げる努力を怠らないことで、旅の満足度を最大化するいつものパターン。

でもそろそろ次のステージを目指しても良い年代かなー。

 

例えば前述のワインだと、レストランで頼むと家飲みのテーブルワインの30~50倍くらいの値段とする。それで2~3倍くらいの美味しさだとすれば、これはペイしないというのが我が家の価値観だ。

(30代の頃、フランスの5大シャトーワインを5本全て飲んでみた感想として、美味しさ2~3倍と言っている。「いつものやつと全く違う飲み物でした!」とは思わないレベルということ。単にバカ舌なだけかもしれないが・・)。

値段には店の雰囲気代や(ワインの)管理費も含まれているという理屈なら、もっとリーズナブルなカジュアルワインで我が家はOKだ。せいぜい家飲みの5~10倍程度の価格のワインでも雰囲気は十分楽しめる。

 

ただ、本当に印象深い思い出を作りたいイベントなどには「もう一度ビンテージワインをトライしてみても良いのでは」とか思うことも最近はある。

「あーやっぱりこんなに高いワインは60代になってもボクには楽しめないなぁ・・」とか「あれ!こりゃ流石に美味いなぁ!またの機会に違う年のワインも試してみたい!」とか、コスパ基準を大幅に超えた思い出作りを目的とした消費活動など。。

 

将来が心配だからお金はいくらあっても良いと思う人と、あまりお金の心配はしない人。

後者はかなり少数派だろう。

巷のインフレで「生活が大変です」と言っている方々に嘘はないだろうし、「自分は人並みの生活は送れている」って人でもその多くは「でもお金はあればある程良い」と思っているはずだ。

なんなら5億円の資産を持っていても、まだ40歳くらいなら「もっと稼がないと将来が不安だ」と感じている人もいるだろう。

お金の不安有り無しは、かなり個々人の主観的な思いだろう。所有しているお金は定量的だけど、その価値の受け止め方は本当に人それぞれだ。

その様な理屈の中で、ボクの場合は将来のお金の心配などしていないのだが、実は最近ちょっとしたストレスは感じている。

このブログ記事を書くにあたり、自分の金融資産を確認してみる。

 

やっぱり・・・

 

定年退職直後に記帳した2020年8月時点を100とすると、3年たった2023年8月は126。何故か資産は増えている・・

この間の主な収入は8か月分の失業保険と会社からのインセンティブボーナス、、半年分の生活費にもならない。労働収入と言えば先月に日本語ボランティア活動の足代として大田区から有難くいただいた5千円だけだ(笑)。

要はコロナ禍の特別要因で金融資産が焼け太っただけなので、今後はこんなに増え続けることはないだろう。でも減っていくことも無い気がする。いずれは奥さんとの強力なW年金も始まるのだ。

 

ボクは予防医療には人並み以上に気を使っていると思う。でも前記事で書いたけど、最近特に「今後自由に身体が動く時間は有限だ」という当たり前のことを強く意識している。

そうだ。お金は物事の選択の幅を広げてくれるけど、健康寿命が過ぎた後ではお金で買える自由はかなり制限される。

ならば早め早めに経験と思い出を積み重ねる為に、もう少し大胆にお金を消費していく気持ちを持ち続けることが重要だと感じたのが今日の結論だ。

DIE WITH ZEROを読み直してみるか・・

 

若いっていいなぁ

勿論、お金など使わなくても墓場まで持って行ける思い出もたくさんあるだろう。

そこはハイブリッドで楽しめば良いんじゃない?

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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