洞窟寺院@セランゴール、マレーシア。
日本でコロナ騒ぎが勃発した直前の家族旅行です。
10数年前の駐在期間中は、結局「いつでも行けるから」と未訪問でした。
元気なうちは人生の時間なんて永遠だと思い込んでしまいがち。
輪廻転生。
でもヒンドゥの神様に、より良い来世をお願いするにも、洞窟迄辿り着ける程度の健康は必要ですね(笑)。色彩豊かな帯は272段の階段です。
「お金の寿命を365日と捉えてみよう!」のブログ
以前はよく読んでいた株ブログも最近ではほとんど読まない。
ボクが資産形成のコアに置いているインデックスファンドの扱い方は、個別株と異なり既にひとつの解が出ている。
資産形成と趣味を両立させるのは困難だし、第一虫が良すぎるだろう。
ボクはこの退屈なインデックスファンドのルールを粛々と守り、ギャンブルとして楽しみたい部分は別途予算を決めてやんちゃな投資信託商品を買って楽しんでいる。
それでも先日読んでみたカン・チュンドさんの株ブログで、冒頭のお題の記事が面白かった。
長生きのもうひとつのリスク
氏曰く・・
昨今やたら強調される「人生100年時代」を意識することで、ありがちな傾向として
・70代になっても働く人が増える
・「倹約」に励む若者が増える
・資産運用に取り組む人が増える
これらを頑張り過ぎた結果として、生涯を通じた「入って来るお金」と「出ていくお金」のバランス調整作業が難しくなるのではと危惧している。
そう、年を取るにつれ「お金の価値」を最大限に引き出すことが難しくなるというアレだ。
そろそろ人生の終わりを迎える時に人生最大の資産を持つ羽目にならない為に、「一度、一生を365日で捉えてみませんか?」というのが氏の提案だ。
人の生涯を90年と仮定してみると、「1年の長さ=約4.05日」
折り返しの7月1日以降になる人は、「出ていくお金(楽しむためのお金)」にも少し傾注し始めるべきと。
7月1日、即ち45歳の段階ではまだ子供の教育費や住宅ローンとかでとても人生を楽しむためにお金を使っていくフェーズではないとボクは思うが、件の「ゼロで死ね」の著者も「45歳から資産は取り崩すべし」と提案しているから、考えてみる価値は十分ありそうだ。
もうすぐ63歳になるボクはというと、現在9月11日だ。
最近ではまだ残暑も厳しい時期だけど、暦の上では既に秋だ。意識してお金を使っていく季節であることは間違いない。
ボク的により大切なこと
それは健康寿命。いつも同じこと言っているようだけど、前述の「加齢と共にお金の価値を引き出す能力が減っていく」と言うのは「健康寿命」を終えた段階でより明確になるだろう。
自分の生活活動に制限を伴う状態で、ワクワク出来ることなどたくさんあるだろうか?
日本男子の平均健康寿命は72歳。
これをボクの人生カレンダーにのせるとボクは今10月14日という日を過ごしている。例えいくらお金を持っていてもカレンダー上では、後1か月半しか人生をフルスイング出来ないのだ。
であれば、やはり健康寿命の延伸がモノを言う。
95歳で大往生した父は、少し耳は遠かったけど90歳位までは元気で頭脳明晰で、そして健啖家だった。
ボクもこの歳まで健康寿命を保つことが出来れば、先の9月11日まで今いる立ち位置を戻すことになり、その分制限なく人生を楽しむ時間も増えるのだ。いや、努力次第では真夏の8月まで巻き戻すことだって・・・
3か月に一度の歯の検診&掃除。
床屋の洗髪と同じで、他人に歯間ブラシを入れて貰うのが快感。特に若い女性アシスタントの場合(笑)。
末期の歯周病と宣言されてから5年、毎日の歯茎ブラッシングで出血率も50%超から10%台まで改善。先生にも褒められ素直に嬉しい。退職後、ささやかなモチベーションを感じる瞬間です。
日本で交通事故での賠償額として歯一本の価値が80万円の判例が出ています。親知らずを除いた28本で2千万円以上の価値です。
ボク的には、歯はもうお金には代えられない資産だと思っています。
歯科検診が終わっていつもの回転寿司屋で昼から焼酎お湯割り3杯。
原型を留めていないもの(ネギトロや一部揚げ物)、マヨネーズが使われて味が良く分からないものは避けますが、それ以外の魚はこの店では何を食べても普通に美味しい。
普通以上美味しい魚は旅行先とかで食べれば十分。旅の非日常感も味わえます。
そういうメリハリが幸せの最適化に貢献するものと思います。
何より普段の食べ物を十分美味しいと思える正常な味覚と歯を持っていることが大事。
ほろ酔い気分で、目黒川まで足を延ばしました。
水面にビルが映る花見も良いね。
次回は水面にかかる桜の絨毯を見に来よう。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!