人の振り見て

公園のカフェで初めてビーガンロコモコなるものを食べてみた。

出て来た時の見た目は「失敗した!」だったけど、食べてみるとこれが意外と美味い。肉だと思えば確かに美味しい肉の味だ。柔らかい風味のハンバーグが添え物の野菜の濃い味付けと調和して食が進む。

これはもう将来世界の食糧事情が変わって肉の摂取が厳しくなっても生きていけるな。そのころはジジイになって食も少しは細くなっているだろうしね。

 

しかしドリンクも無しで1900円って日常食の値段じゃない。

駒沢公園プライス?または意識高い系のプレミアム価格か?

 

まあ晴れた日のボーロとの散歩の休憩には絶好のロケーションではあるが。

 

チャリも元気に走る。

チャリおばさん

2か月くらい前だっただろうか。お行儀の悪いチャリおばさんのドラレコ動画が拡散されて炎上した。「逆走ママチャリ」とかでググれば今でも出てくる。

当初はモザイクもかけない形での投稿だったので、女性の名前や自宅住所まで特定されてしまってこれはこれでNHKでもSNS利用の問題提起がされた。

こんな悪態をつくおばさんに実際遭遇したら困るなぁなんて思っていたら何と事件発生現場はボクが住んでいる大田区と判明してビックリ!!

急に他人事ではなくなってきた。

これから学ぶこと

チャリ対応リスク

最初に思ったのは「自分が自動車を運転していて同じ状況に遭遇したらどう対応しただろうか?」ということだ。

どう見てもこの女性の自転車走行に問題があるという印象だけど、これだけ激しい剣幕で詰められると何かこっちの運転にも落ち度があるのかと日和ってしまう。自転車は自動車と比して弱者の立ち位置だし・・

ほとんど自転車に乗らないボクは道交法も良く知らないのだ。

日頃から「自転車は歩道走行?車道走行?」とか自動車を運転しながら混乱していたが、これを機会に調べてみた。

これはもっぱら事故が起きてしまった時の自己防衛の為の作業だ。相手の過剰反応や愛車に傷を付けられた場合の為だ。

 

歩道の利用と一方通行に一部例外規定はあるが、結局のところ自転車も基本的に自動車と同様のルールが適用される。

自分が歩行者の場合は逆に自転車に対し弱者になる訳だが、歩道で後ろから自転車がベルを鳴らして前の歩行者に注意喚起するのもアウトだ。あくまでも歩道では歩行者が優先だ。

今回のママチャリの運転は ①信号無視 ②逆走(右側通行)③自動車への進路妨害行為の3つで違法だと言われる。

まぁ、そうは言っても自転車の違法行為取り締まりなど警察はしてくれないし、前述の通りぶつかったらこっち(自動車)も完全免責とはならないので、本当に日頃から慎重な運転が必要だ。

 

これが今回得た最初の教訓だけど、実はボクはかなり自転車利用者擁護派のつもりだ。

昨今のまやかしのSDG’sなどより環境負荷軽減には自転車利用は分かり易く実践的だし、また経済的でもありそうだ。

(自分で言うのもなんだが)我が家は高級住宅街にあり、近所には外車の複数台持ちなどざらだが、中には自動車を所有せず家族人数分の自転車を並べている豪邸を見ると、妙に凛とした清々しさを感じてしまう。

一方で自動車に乗っていれば車道を走る自転車を鬱陶しく思い、歩行者の時は歩道を走る自転車を危険物を思ってしまうボクとしても、「自転車って日本では本当に交通弱者だなぁ」と同情してしまう。

日本も年度末の無駄な公共事業など止めて、もっと自転車にやさしい交通インフラを作れば良いのにと思う。

前の記事でも書いたけど少なくとも街中の無電柱化などやろうと思えば出来るはずだ。

SNS拡散リスク

件のチャリママの現在は知る由もないが、これだけプライバシーが晒されてしまった以上、もう通常の生活には戻れないだろう。もしかしたら家族一同引っ越しを余儀なくされてしまったかもしれない。

ボクもいい歳してSNSで晒されるような他人様への迷惑行為などするつもりはないが、日頃からこのSNS拡散リスクには気を付けるに越したことはない。

以前奥さんも、給油待ちでGS前の歩道に前輪を乗り上げていたら(これは奥さんが悪い)、歩行者からボンネットをバンバンと叩かれスマホで愛車を撮影されて怖かったと言っていた。

「大変だったねぇ。それでどうしたの?」

「私も負けじと車内から相手をスマホで撮影するフリをした!」

「・・・・・」

今や一億人皆スマホを持っているのだ。こんな撮影の応酬も頻繁に起こっているかも。

勘違いリスク

今回のチャリママは、標識を見誤って自身の進行方向が自動車侵入禁止道路と勘違いしていた可能性も指摘されている。でなきゃいくらなんでもあそこまで堂々と悪態をつけないだろうと(笑)。

でもボクだって加齢と共にますます短気になり、かつ状況判断力も劣化してきているだろう。

信号が青に変わってもなかなか発進してくれない前のトラックにクラクションを鳴らしたい衝動に駆られることも度々ある。トラックの前の状況などボクから確認出来ないのに・・

時間はたっぷりあるのだ・・もっと大らかに過ごさないと・・

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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