マスクと日本人のその後

レーシックの定期健診を終えて、有楽町から築地迄歩く。

久し振りに大好物の焼き鳥丼とビールでお腹を満たし、さらにそこから月島までブラブラと。

インバウンドが戻ってくるまでもう少しの辛抱ですね

 

帽子を深く差してそっとマスクを外して下町の路地裏や墨田川沿いを歩いてみる。湿度の高い新緑の季節特有のむせる様な香りが好きです。

 

あれ、佃橋。随分歩いてきた。こうしてまた一日の半分が何となく過ぎようとしている。

マスクから離れられない日本人

政府はガイドラインを示したけど・・

昨日は渋谷と目黒を、そして今日は有楽町から晴海通りをずーっと歩いてきましたが、マスクをしていない人は片手ほども見ませんでした。

マスゴミに代わって渋谷スクランブル交差点を写真でチェック。誰もマスクを外していない(笑)

まぁ、政府のガイドライン通りですね。

そもそもマスク装着は法令義務でもないのだから、出口戦略に関しても政府はガイドラインを提示するくらいしか出来ません。でもそれは日本人にとっては必要なことだったと思います。

「他国と比べて成熟していない国民性」とバッサリ切って捨ててしまえばその通りですが、「本当はマスクを外したいけどまだちょっと・・」と思う日本人が多数でしょう。

でも月島の路地や墨田川の緑道などで散歩を楽しんでいる人々も何故かマスクを手放しません。ガイドラインではOKなのに・・

これからさらに変異ウイルスも弱体化し、またワクチン効果が認められるようになっても、日本人のマスクとの付き合いは長くなりそうな予感が・・・

 

ボクが思うマスク装着派の気持ちは次の通り。

1.感染が心配

2.職業柄

3.同調圧力から

4.マスクファン

1.感染が心配

まだ一定数はいると思います。マスゴミに煽られ続けたご年輩の方々とか、勿論基礎疾患を持たれた方も。

実は先週の日本語ボラ活動で、この3月に来日した中国人の学習者がボクに一生懸命日本語で話すんですけど、その熱量で(笑)マスクが鼻から外れ、ついには口元からもずれてしまったんですね。

「〇✖さん、来日前に3回ワクチン打ってるんですよね?」控え目に聞いてみる。

「はい、北京で打ってきました。」

「でも中国製ワクチンだしなぁ・・」と内心ちょっと日和った自分に少し驚きました。

やはり外出の際はずーっとマスクをしていないと安心出来ない人がいるのは理解出来ます。

2.職業柄

対面サービスに従事されている人々は、顧客の為にもまだ暫くマスク装着は必須かもしれませんね。前述の感染を恐れる人が一定数いる限り。

在宅勤務と出勤のハイブリッドリーマンなどは状況に応じて対応するのでしょうが、これから始まる炎天下での配達業者の方々とかはまだまだ大変そうですね。お気の毒に思います。

3.同調圧力から

日本人らしいですね。でも今まではこの国民性があったからこそ他国と比して感染者数が抑え込まれたのだと思います。

月島の路地裏散歩でもあわててマスクを装着する自分もまだまだ解放されるのに時間がかかる気がします。だってマスクして路地を掃除しているおばあちゃんの横をマスク無しで通るのはちょっとね。。

4.マスクファン

今後もう流石にマスクは不要だろうと社会全体が認識したとしても、頑なにマスクを離さないであろう人々。

これにはいくつかのグループがあると思います。

顔出ししたくない人

TVで街頭インタビューをしていましたが、特に若い女性の方々とかこの2年間マスク装着時の顔が日常になっているので、いきなりカミングアウトした時の相手の反応が怖いという意見が多数ありました。

そうですね。ボクは勿論平気ですが(笑)、理解出来ます。でもマスクがパンツになっちゃうと何か世の中全体が息苦しい雰囲気になるんじゃないかなぁ・・

化粧が面倒くさい人

これは正直びっくりです。化粧って綺麗に化けたいからするもんだと思っていたので。実はしなくて済むならしたくない訳ね(笑)

もっとびっくりしたのは、先月89歳になった母を散歩に連れ出した時、「散歩中はマスクしなくても大丈夫だよ」と言ったら「でも化粧もしていないかね」と切り返された時!!

そうなんだー。

いくつになっても花と私・・

表情を見せたくない人

人間関係が苦手な人とかコミュ障の人とか。前職のオフィスでもコロナ前から一定数いました。

マスクと日本人

社会で生きていく中でマスクが防波堤になってくれていることもあるのかもしれません。

あくまで仕事上の話ですが・・正直なところ、表情を読まれたくない相手のことをボクは信用しません。だからボクは良いタイミングで仕事辞めたかも。

これからの時代に「俺と話す時くらいはマスクは外せ!」なんて言ったらコンプライアンスオフィスに駆け込まれてしまうかもしれませんね。

 

確かにマスクをしてない人と同様にマスクを離さない人のことも非難したりするのは、これからは控えないといけませんね。

アベノマスクが来た

先月母と姉の所に、先週にはうちにも大量のアベノマスクが到着しました。

中国製の大きな布マスクや日本製(安倍さんおひざ元の山口県)の例の小さな布マスクと二つのバリュエーションです。母と姉は当面は不織布マスクに拘るからと言って、段ボール一式ボクにくれました(笑)。

運送コストも税金で賄っている訳ですから捨てることは出来ません。

これから暫くの間は犬の散歩の時とか優先的にこれら布マスクを利用しようかなと思います。

 

日本人が解放される日

いつになったら、大手を振ってマスク無しの生活に戻れるのか?

多分7月からマスクをしない外国人観光客が大挙してやって来れば、多くの日本人も徐々にマスクを外すことになると思っています。

一応国交省は旅行代理店の管理責任のもとで外国人観光客のマスク装着徹底を図るのでしょうが、耳を貸さない外国人は一定数いると思います。

何故ならそもそも日本にマスク装着のルール(その根拠となる法令)が無い、即ち罰則規定などないからです。

外国人観光客がそう言って口を尖らせたら、日本人も「確かにそうだなぁ」と納得して自身もマスクを手放す(笑)。

いかにも日本人らしいじゃないですか!

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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