ボクとJAL

先週JALから通算国際線75万マイル搭乗達成の記念タグが送られてきました。

15万/25万/50万/75万そして最高ステータスの100万マイル毎に、色違いのタグが記念に贈呈されます。

これをこれ見よがしにバゲージにつけておくと、JALチェックインの時に「ははーっ!」とかしずかれる(ことは決してない)。単なる飾りでインセンティブはありません。

もしこれからが健康で長い人生であっても100万マイルを達成することはもうないかなぁと思います・・

JAL搭乗の履歴をレビューしてみた

国際線75万マイルと言っても、コロナのおかげで7月退職後に予定していたバリ長期滞在もキャンセルしたし、年末年始のマレーシア・シンガポール旅行以来、飛行機そのものに乗っていないのになぁと思ってJALのHPから個人履歴に入ってみました。

結果、その通りだったので(笑)9ヶ月もたって随分のんびりしているなぁと思いましたが、確かにこの9か月間はJALを含めた世界の航空会社は未曽有の運営危機だった訳だから、こんなお飾りタグを配ってるヒマは無かったと思料。

あの投資の神様バフェットも航空株は全部売っちゃったしね。JAL頑張れ!

想像以上に乗っていたよ

ボクのサラリーマン人生本当に良く飛行機に乗りました。

地球31周については肌感覚で分かるけれど、月まで1.6往復って・・・JALってあの企業体質の割にユーモアがあるんですね。

因みに履歴詳細にいくと1993年からの記録になっていましたが、ボクは1983年入社からは10年以上アフリカ営業を担当していたので、成田から欧州各都市までは相当数JALに乗っていたと思っていました。

考えられることはふたつ。

1.単にJALメンバーに登録したのが1993年だった

And / Or

2.入社して最初の10年間は出張時にJALを選ばなかった

確かに若いころは欧州→各アフリカへのフライトの乗り継ぎを考えて、成田→欧州のフライトも同じ英国航空かエールフランスを選択していたような気がします。アフリカは大まかに言って過去は東側が英国、西側がフランスの植民地だったので、欧州からアフリカへ飛ぶにはこの両国のフラッグキャリアが一番便利だったのです。

であれば、上記2故1となったんでしょう。

もし成田・欧州間をJALにしていれば、今頃100万マイルは到達していたかもしれません。繰り返しになりますが、特別なインセンティブが無いのでどうでも良いですが(笑)

履歴から思い出されるサラリーマン時代

時間がたっぷりあるので(暇なので)、国ごとのJALの搭乗回数を数えてみました。*黄色はプライベート

アジア地区 計69回

クアラルンプール 43回

シンガポール 13回

バンコク 4回 ジャカルタ 2回 香港 2回 北京 2回 デリー2回 ドバイ 1回

米国地区 計55回

ニューヨーク 16回

サンパウロ 15回

シカゴ 13回

LA 4回 ダラス 3回 ホノルル 2回 グアム 2回

欧州地区 計16回

パリ 5回 フランクフルト 5回 ロンドン 4回 アムステルダム 1回 モスクワ 1回

オセアニア地区 計8回

シドニー 6回 オークランド 2回

 

マレーシアとシンガポールは駐在していたので、プライベートも含め回数が多かったです。距離的にも日本に一時帰国しやすい国でした。

両国とも単身での駐在でしたので、たまに会うことで家族とのより強い絆を確認することが出来ました。それを経験しているので、定年退職後、家にいることが増えることでどう家族内でバランスを取っていくかを良く考えています。

 

サンパウロはJALで一番長距離の国際線です。往復で23,000マイル程になるので、ブラジル担当になってすぐにJALのグローバルクラブ会員となることが出来ました。

フライト時間は途中の燃料給油を含め24~25時間。飛行機で一睡も出来ないボクはいつも6~7本の映画を見ていました。

サンパウロ到着は必ず早朝となり、空港ではボクの商売相手の販売店のおっさんが迎えに来てくれて、ホテルにも入らず販売店の事務所に直行、拉致され、いつも最初の打ち合わせが価格の交渉。。

マイルを貯めるにもそれなりのエネルギーが必要でした。

 

欧州フライトの搭乗回数が意外と少ないのは、前述の通り出張でJALを乗らない時期が続いていたからです。

モスクワに飛んだのは2010年の7月と記録されていましたが、以前記事で書きましたが、このロシアの訪問がボクにとって99ヶ国目となり、実にその後10年間100ヶ国目の訪問は果たせていません。

奥さんが来年退職したら、一緒に100ヶ国目を訪問したいと思います。奥さんの好みからギリシャ、クロアチア、モルディブあたりかな?

 

JALの囲い込み戦略にわしづかみされた

一定以上のマイルを稼ぐ上客に与えられるJALグローバル会員の資格。

年間5万マイルを一度達成すれば、JAL上級カードをホールドしている限り会員資格も永久に維持され、様々な特典が付与されます。

会員の皆さん同様と思いますが、ボクが重宝しているのは①搭乗前のサクララウンジ利用、②優先手荷物チェック③優先搭乗④優先手荷物引き取り、そして何より(多分)アップグレードのチャンスも大きいのでは。

ボクの経験ではプライベートでのエコノミークラスは(往路に限るが)20~30%くらいの確率でビジネスクラスへのアップグレードは出来ていると思います。2年前のインド一人旅の時はマイルによる無料特典航空券の利用だったにもかかわらず、ビジネスクラスにアップグレードしてもらました。

 

サクララウンジで永遠の大人気商品のカレーライス。 いつも搭乗前にこれを食べすぎて飛行機の中での食事は今一つ。まぁ飲んでいれば幸せなんですけど・・

 

一方プレミアステータス(8万マイル)ダイヤモンドステータス(10万マイル)になると、これに加え、ホテル無料宿泊券やマイルアップグレード券などを貰えます。

東京では日航ホテルお台場やプリンスサクラタワー、ハワイでも無料宿泊(飛行機代は無料特典航空券)を楽しみました。

アップグレードの特典は2枚だけ貰ったことがありましたが、特筆すべきはビジネスからファーストへのアップグレードもOKであること。しかも当時はサンパウロ路線、即ち東京→ニューヨーク(給油)→サンパウロにも適用されました。25時間のロングフライトも超快適。

LAからの復路フライトでは通路を介して横に岩城晃一が座っていて、Tシャツ姿で鍛えた上腕二頭筋を見せびらかしていました。その時は「ファーストクラスではせめて襟付きのシャツを着ろよ」とか心の中で毒づいていましたが、今となればそういう考え方だと時代錯誤も甚だしいですね(笑)ホリエモンとかもTシャツでファーストクラスに乗ってるんだろうな、多分。

 

以前よりクレジットカードの枚数は絞っていましたが、今でもボクのメインカードはJALグローバルカードです。楽天カードも持っていますが、これは基本的に楽天証券、楽天銀行のポイントメリットを極大化する為に限り使用、クレジットカードでの支払いはこのJALカード1枚に寄せています。

 

因みに国内は以下計30回

札幌 函館 仙台 関空 伊丹 広島 高松 松山 福岡 鹿児島 種子島 沖縄

めったにお目にかかれない上から目線の富士山(笑)。広島出張の際のサプライズ。

国内便のサクララウンジでもビールは飲める。先ずはサントリー、そして2杯目はキリンがルーティーン。例え朝でもね。

 

定年退職後もこれから暫くは旅行は国内中心にならざるを得ないと思いますが、使いどころがなかったマイルの消化に努めたいと思います。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

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