パスポートを更新

昨年7月は多くの日を有給消化で過ごし、事実上定年生活に入りました。

サラリーマン人生の最後3年間は主に電車通勤でしたので、目標としていた一日平均歩数8千歩に対し、ほぼ毎月平均1万歩を超える事が出来ました(月歩数÷日数計算)。平日は7~8千歩を目標に、週末は1~3万歩といったパターンです。

これが、7月以降は定年でペースが激減することが懸念されていましたので、改めて実績を確認しました。

2020年下期歩数(平均歩数/日)

7月  202,389歩  (6,500歩)

8月  300,362歩  (9,700歩)

9月  212,656歩(7,100歩)

10月  241,846歩(7,800歩)

11月  359,386歩(12,000歩)

12月  321,168歩(10,400歩)

 

意外と歩けていたのかなぁと。散歩にあたってはコロナの影響は無かったと思います。会社に行かなくなって、平日に通勤の代わりに散歩の時間が増えたということと、特に11月と12月は一人旅を含めると旅行が増えた分歩けていると思います。

実際歩いている時間は、現役時代と比べてかなり増えていると感じますが、子犬の散歩であったり、母の散歩の付き合いにより、時間の割には歩数は稼げていないと思います。

でも、今はもうこれで十分。これにスクワット(20回X3セットX朝昼晩=180回/日)で何とか筋肉量を維持出来ればと思います。

体重はこの半年で3キロほど増えましたが、これはもう食生活の変化と分かっているので、ちゃんと毎日が1日1食に戻せないのであれば、必要に応じて適宜ソフト断食を組み入れるとかで、現状のBMI 24.1を大きく超えてこないように気を付けたいと思います。

後はもう少し積極的に家事をやるとかね。

有楽町へ

今年に入ってまだ6日ですが、相変わらず生産的な活動は出来ていない割には毎日良く動いており(笑)、平均歩数は11,000歩越え。昨日も大森のハロワに朝一番で失業保険承認手続きに行ったその足で有楽町へ。

昨年末有効期限が切れる直前に更新申請したパスポートを受け取りに交通会館まで行ってきました。

一般論としては今年の海外旅行はほぼ絶望ムードで、いつもは混んでいる年末年始のパスポートセンターは、申請時も受領時もなんと待ち時間ゼロ。

実はこの写真の前にこの奥にある、誰も並んでいない申請カウンターの写真を撮ったところ、受付の方から「すみませんがここでの写真はご遠慮下さい」と言われました。

理由はなんでも会社員が就業時間中にここに申請・受け取りの為に来られる人が多数で、以前ある人が別の人が撮った写真に写り込んでしまってクレームがついたとか・・

なんか分かったような分からないような話でしたが、いかにも日本のサラリーマンっぽいありがちな話だなぁと・・受付の女性も今はよほど暇なのでしょう。聞いてもいないのに一生懸命説明してくれた上に「ここからなら撮って貰っても構いません」と案内されたので、折角なので取ったのが上の写真でした。

 

世界最強のパスポート

On Trip JALというネット記事で、日本のパスポートについての外務省 旅券課事務官へのインタビューが興味深いです(黄色文字の部分)。

4人に1人が持つ、日本のパスポート

・・だそうです。2020年1月現在で3,030万人の方が日本のパスポートを保有。

まぁ200万人もいる生活保護者でも目的如何では海外に行ける国ですから(冠婚葬祭等)、びっくりする数字ではないのかと思いますが、日本はやはり(依然)豊かな国だなと思います。

ボクがマレーシア駐在時、チーム2人とシンガポールに出張に行った時のことです。

飛行機ではなく、ボクの社有車を使いました。理由としては、①移動コスト差の割には移動時間は1時間と変わらなかった ②宿泊はシンガポール側ではなくマレーシア側(ジョホールバル)にとりたかった(当時マレーシアとシンガポールでは物価が3倍ほど違った) ③移動がシームレスな社有車の中であれば、道中にチームとの打ち合わせが可能。

ボクの運転手はマレーシア国籍のインド人だったんですが、隣国のシンガポールに行くのも生まれて初めてで、会社が保証人となり費用も負担の上パスポートを取得出来たことについて、ボクに何度も何度もお礼を言ってくれたことが印象に残っています。十数年前の話ではありますが・・

 

日本に帰国してから、日本人の配下が夏休みのピークシーズンに「家族4人でツアーでハワイ旅行に行ってきましたー」なんてお土産とかもらうと「よくやるなぁ~」と思ったものです。

この2年前に35年のローンを組んで武蔵小杉のタワマン買った人です。自分の時間を35年間も先売りしておいて、その上で多分合計100万円近くかかる家族旅行を「たまの贅沢ですからぁ」と屈託なく。

ボクとしても「ありがとうね。次回からはボクのお土産とか気にしないでね」と言うのが精一杯でした(笑)

これだけの海外体験が簡単に出来てしまう国民ですから、ビジネスマンも政治家ももっとインターナショナルな思考で振舞えないものですかね。

勿論これ、外務省事務官さんのコメントではないですけどね(笑)

東京五輪に間に合わせたかった新デザイン

2020年には査証蘭のデザインが、従来の数字から葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」にしたのは、日本らしさ、親しみやすさ、世界的に知られている芸術作品であることもありますが、それより大きな理由として、より複雑性のある芸術作品の採用により、セキュリティー対策に功奏することが挙げられます。

特に東京五輪開催までに、偽変造パスポートによる不法入国の水際対策を徹底させたかった。

これはどういうことでしょうか?

日本パスポートを保持する大多数が日本人だと思うのですが、海外に逃亡した日本人犯罪者とか、日本人と結婚した外国人等が対象ということでしょうか。

そう言えば、まだアジアの放浪の旅に憧れていた頃に、フィリピンで沈没して動けなくなってしまった日本の若者が所持金が枯渇して最後の手段として自分のパスポートを現地の組織に売って数十万円の報酬を受けて当座の生活費に充てる事件が横行していたのを聞いたことがあります。

その結果、マニラの日本大使館の監視が強化されたというニュースを聞いたことがありますが、今でもこのような事件が世界各国であるのかもしれません。

何が理由であれ日本が世界に誇れる文化が生き続けているというのは、うれしいことですね。

日本のパスポートが世界最強の理由

この理由としては、イギリスのコンサル会社「ヘンリー&パートナーズ」の2020年1月の最新調査「事前にビザを取ることなく外国への渡航が可能な国・地域の数」で日本が単独1位になったことが挙げられます。

日本:191ヶ国・地域、 以下シンガポール190、ドイツ189と続く

前述の日本パスポートのセキュリティーの高さは勿論ですが、その上で海外で日本人による不法滞在や犯罪が少ないこと、そして渡航先の国から、ビジネスや観光の面で日本人が歓迎されている点が挙げられると思います。

 

これも日本人としてとても誇りに思いたいことですね。

特にボクはドイツの会社に勤め、シンガポールでは現地人チームの指揮をとっていましたから、ビジネス面での彼らの突出した判断能力、処理能力の高さを身に染みて感じていました。

でも、人間的な規律の高さにおいては決して彼らに負けないレベルにあることは本当にうれしいです。

明日には緊急事態宣言が再発出されると思いますが、飲食店がどうだ、医療体制がこうだと言う前に、我々皆でこの規律の高さにより自発的に今取るべき対応をしっかり取ることが出来れば良いですね。

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

 

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