パスポートを更新(続き)

緊急事態宣言が再発出されました。

菅総理の国民に対する訴えも、国民に対するプレゼンテーションとしては非常にプアだなと思いました。あれは単なる発表、そんなものは担当大臣にさせれば良いのです。

一国の総理として、ご自身のお人柄なりに熱意をもって国民へ協力呼びかけをすることが無かったのは残念です。これでは若い人だけでなく、会社にNoと言えない気の毒な中年サラリーマンにも響かないのではと心配します。

皆さん、ご自身とご家庭をお大事にしてください。

緊急事態宣言骨子については、人それぞれ異なる意見がおありなのは当然ですが、少なくとも2月7日に宣言解除出来るレベルまで収束するのは困難と国民全員が理解しているでしょうね。

個人的にはこれだけ変異ウイルスが話題になっているタイミングで、菅総理が海外からのビジネス客の入国を継続することに固執されることに、とても違和感を感じました。

ボクの理解違いかもしれませんが、もし入国→2週間の隔離→対面打ち合わせというプロセスだとしたら、現代ビジネスのスピード感から言って、経済効果を期待出来る来日にはならないと思います。

結局2週間はホテルからオンラインで仕事の詳細をつめて、やっと会えたら会食があってお互いに「じゃあこれからもよろしく」と言う流れですね。結局出張目的は会食ですね。勿論これも大事なことですが・・

でもこれ、ビジネスだけじゃなくて各国の政府間交流も含むんでしょうね。何しろ政治家たちは会食が大好きですからね(笑)

ボク的には今回だけは人と接する外出を極力避けたいと思います。新規感染者数のカーブがきつすぎます。

月並みですが、自分の出来ることをやるだけですし、現役時代の比べれば制限の少ない暮らしをしているので、自分の判断だけで行動出来ると思っています。

政府や医師会に抗議するのも勿論大事ですが、先ずは個人個人の行動が問題解決の基本であるのは間違いありませんから。

世界の国数

前回記事で日本パスポートが最強と言われる所以である191ヶ国または地域のノービザですが、じゃあ未だ日本人の入国にビザが必要な国は何か国あるのか興味があります。

日本人が入国ビザが必要な国は現在33ヶ国

欧州:ロシア
アフリカ:アルジェリア、アンゴラ、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、赤道ギニア、エリトリア、ガンビア、ガーナ、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シェラレオーネ、南スーダン、リベリア
中近東:イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン、
中米カリブ:キューバ
オセアニア:ナウル
アジア:北朝鮮、アフガニスタン、ブータン、トルクメニスタン、パキスタン

あれ~やたらビザ取得プロセスが煩雑だったインドもいつの間にかノービザになってる!!

2年前に個人旅行の為に取ったインドのビザ。家族も含め膨大な個人情報を求められる。

何かサクラっぽいマークが入っていて親近感があるインドの査証。

本当はロシアとかインドネシアとかのビザもきれいなのでアップしたいんだけど、個人情報のデパートみたいになっていてモザイク掛けるが超面倒なので割愛します。←ボクのテクニカルな技術不足が問題なのだと思いますが・・

 

上記の33ヶ国ですが、必ずしも日本敵対国ではないですね。因みに日本移民が世界最大のブラジルも昨年やっとノービサになりました。

 

ロシア、北朝鮮、キューバのような社会主義国家は、日本に限らず、民主主義国家からの安易な入国はコントロールしたいと思うでしょうし、中近東やアフリカのように内戦があったり現行政権の基盤の脆弱な国家も海外の人の往来には神経を使うのでしょう。

但しビザ取得の要否は基本的に相互査証免除協定を締結しているかどうかがポイントとなるので、日本国としてノービザで日本に入国されては困る!という国も上記に含まれている可能性があります。

 

話がずれますが、ガーナなど本当に親日国なんですけどね。因みにボクの海外初出張先はこのガーナでした!

あまり無いですよね、このパターン(笑)

海外渡航歴は数百回を超えますが、最低限のセキュリティー(マラリア蚊襲来を含む)が確保できるホテルが無くてビジネスパートナーの家に寝泊まりさせて頂いた国は、この時のガーナが最初で最後でした。もう40年程前の話ですが、牧歌的な良い時代でした!

世界の正確な国数を確認出来ない!

日本人をノービザで受け入れる国と地域が191、ビザが必要な国が33となると、日本人が渡航する可能性がある国と地域で最低224となるのでしょうか?

日本外務省情報ですと全世界の国数は196ヶ国。

日本が現在承認している195ヶ国と日本です。

国連加盟国は193ヶ国ですが、日本は実は加盟国である北朝鮮について国家と認めていないと聞いたことがあります。

中国が中華民国(台湾)を国家として認めなかったり、イスラエルやアメリカ合衆国がパレスチナを国家として認めなかったりとかは、多くの人が知るところですが、その他にも多くの地域が独立宣言したものの国家として認められないケースは世界中に散見され、これが歴史的、民族意識的、宗教的、経済的、その他諸々の複雑な背景があるので大変です。

改めて日本国に日本人として生まれてきて、本当に幸せだなと思いました。

 

結論として世界一般の解釈としては、世の中には多分200前後の国が存在していると考えられ、ボクの訪問国99ヶ国+日本をもってしても、まだ半分くらいしか訪ねられていないんだなぁと改めて認識しました・

世界は広い!

 

世界最強パスポートの副産物(思い出)

ボクが働いていた会社には多くの外国籍の人達が日本本社でも働いていました。インターンも含めると全部で20国籍を超えるダイバーシティがあったと思います。

そしてかなり長い期間、ボクの上司は全員ヨーロッパ人でした。

一度その上司が某アジアの国に出張に出かけた時に、現地空港のパスポートコントロールで入国を拒否されてトンボ返りで日本に戻ってきたことがありました。

取り巻きの日本人はノービザの国だったんで入国したのですが、彼のヨーロッパのパスポートではダメだった様です(彼の秘書は何をしていたのでしょうか?)。

それから数か月たってトルコに彼が出張した時、ボクが一足先に現地に入り、ボク達の現地販売店の社長と事前打ち合わせの上、一緒にイスタンブールの空港にお迎えに行きました(実にサラリーマン的だなぁ)。

ところが彼の飛行機は予定時刻通りで着陸していたのに本人がなかなか出てこない。

1時間くらい待ってやっと出てきた。お気の毒なことにロストバゲージで航空会社の受付にクレームに行っていたとのこと。

「それは大変でしたね。またノービザかと思いましたよ!」とボク。

ユーモアのつもりだったのですが、一瞬沈黙が流れて場が凍り付き、販売店のおじさんが気を失いそうになっていました(爆笑)

定年になって思い出す会社の出来事はみな今となっては楽しい思い出です。今の気持ちに余裕があるということでしょうか?

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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