やっとドラレコを装着しました。
見積ベースではかなり割高でしたが、安心面を優先してディーラーさんで装着して頂きました。
車保有の是非
もともと最初は乗用車メーカーに勤務していたので、若いころは車の運転が好きだから車を保有しているということになんら違和感もありませんでした。
結婚して息子が小さいころは車が無いと移動に不便でしたし、共稼ぎでしたので生活インフラとしても車の利用は必須でした。家族で旅行も良く行きましたし。
この40年間コンスタントに毎月1000キロ程を走っていましたので、ずっと都心生活をしていた割には比較的車には依存していたと思います。
でも定年退職してこれからはどうでしょうか?
これからも乗るであろう理由
奥さんの意向
これを言っては身も蓋もないでしょうが・・(笑)
今は奥さんだけが働きに出ている状況ですで、最寄りの駅への送り迎え、スーパーへの買い出し等、無職のボクが分かりやすく奥さんをサポート出来る便利なツールとなっています。
コロナ禍での移動
もしかしたらこれから長い間付き合っていくことにもなりかねないコロナ禍では、当面は極めて有効な移動手段です。基本的に家族しか乗らないのでマスク装着不要なのがありがたい。
ワンコとの旅行
以前は考えもしなかった子犬との旅行。奥さんと息子の機嫌をこれだけハイにしてくれる非常に優れた生き物です。今のところ車無しはあり得ないところです。
・・でも理由としては、せいぜいこの程度なんですね。
無くてもいいかもしれない理由
一方車無くてもいいかなと思うことは最近増えてきています。
これからは時間もゆったりとした都会生活では車に依存することは少ないですし、その割に大きな固定費となるという理由がベースにありますが、その他としては・・
運転自体がもう楽しくない
若いころは純粋に車の運転が好きでした。旅行に出かける十分な理由にもなっていました。
今はというと・・「早く完全自動運転にならないかなぁ」
要するに疲れるんですね・・運転が。軽井沢に行く時など練馬インターまで1時間もかかるし、旅行の往路はともかく復路の運転の疲れは決して健康的なものではないですね。
街乗りが楽しくない
田舎ならともかく、都心の車での移動は面倒なだけなんです。渋滞は勿論のこと、駐車場の確保とか、お酒飲めないとか。
歩く機会を自ら放棄することに・・
先の記事にしましたが、歩くことはボクの趣味。多少不便でも歩きたいんです。精神的にも肉体的も健康維持の為の有力な手段でもあります。
まあ経済的に十分余裕があれば、(車はあるけど)ボクは歩く!みたいな感じでもいいんですがね。実際2駅先にあるすき屋に行く時などは片道40分かけて歩くしね。そもそも牛丼代と同じような金額を駐車場に払うのも好きじゃないしね!(笑)
でも一番大きな理由は、やはり事故リスク
今後のライフプランを考えて60歳で定年退職している訳ですが、勿論人生は思い通りにいかないこともあるし、それをも楽しみに変えていこうくらいの気概はあるのですが、どうにも避けたいのが事故。
自分や家族の健康が毀損されるのは当然避けたいですが、同様に他人をケガさせたりするともう自分の年齢的にはダメージが大き過ぎますね。
ちょっとした事故でも面倒くさい
昨年の9月に接触事後にあいました。
奥さんの運転で信号待ちで右折レーンに停止。
そこに左の直進レーンを走行していた車が、ボクが座っていた助手席側のドアミラーに接触、ドアミラーを飛ばしてそのまま走行。
奥さんの運転で追跡。
2キロくらい追跡したところで信号待ちしていた対象車両を捕獲。
「ぶつけてくれましたよね?」
「えっ?車にぶつけた認識ないんですけど・・」と若い男。後ろには奥さんと赤ん坊が。
「じゃあ路肩に寄ってください。警察呼びますから」
10分くらいで警察が来て別々に事情徴収。今はそうなんですね。時間がかかる。
両方の車ともドアミラーが飛んでいるので運転不可。両方ともたまたま同じ保険会社で先方のレッカー車が先に到着。ボクが警察に連絡している間に保険会社に連絡したんですね(苦笑)
そして「お先に失礼します」だって。腹はたったけど、旦那さんは大きな荷物を背負い、奥さんは赤ちゃんを抱っこして。。最寄りの駅まではまだ2キロはあるだろうな・・多摩ナンバーだったから今晩は遅くなるな。。
ぶつけられてから帰宅迄約3時間・・あー面倒くさい。
でもこれでもラッキーにラッキーが重なった結果だと後になって思うのです。
- かなりのスピードでぶつかったものの(多分脇見か居眠り)、ボクと奥さんにケガはなかった。先ずは良かった良かった。
- 奥さんの運転での追跡だったけど、ボクも同乗していたので奥さんが落ち着いて運転し二次災害を防いだ。
- 信号待ちで先方が停止した。
- 相手が(多分どこにでもいる)一般市民だった。
- 100%先方の過失であることが明らかなケースだった。
こんな軽い交通事故でもボクと奥さんの気持ちはかなり落ちたものです。
もし、逆の立場だったらボクはどのような対応をとっていただろうか?相手が普通の人ではなかったら?
あれから丁度1年たってのドラレコ装着とは相変わらず行動に移すのに時間がかかる自分に苦笑する。
5年たったら考えよう
今回大枚叩いてドラレコを装着したので、今の車が10歳になる5年後にまた考えようと思います。
思い起こせばボクが若輩者だった頃は飲酒運転の規制は緩かったし、シートベルト装着規制もありませんでした。
ボクが助手席に乗って交通事故にあった時代は、まだ高速道路のみのシートベルト規制でした。
北海道旅行からの帰り高速を降りて直ぐにベルトを外し、最初の信号で横からぶつけられ横転して首を骨折しました。
今あの頃の緩い時代の運転を危険だったと思うように、後10年もたてば「あーあの頃は自分の判断で運転なんかしていたんだなぁ。良くあんなことやってて無事だったなぁ」とか思うのでしょうか。
ボクが65歳になった時、そのころの自動車の安全技術革新がどこまで進んでいるかが、将来のボクの車との付き合い方の大きなポイントとなりそうです。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!