今回桜島をいろんな場所から眺めましたが、やはり上空からの絵が一番。

鹿児島空港へのフライトアプローチが分からなかったので、取り合えず往路はA席を復路はK席で予約してみました。素人考えでどっちかは桜島を拝めるのではないかと思って。
そういうことで、飛行機のシートブッキングから旅は始まります(笑)。
フォトジェニック霧島
熊襲の穴


犬飼の滝

丸尾滝


高千穂峰

霧島神宮


お金で買えないもの
いくつかありますが、健康もそのひとつ。
富裕層とそうでない人々では明らかに平均寿命に大きな差があるというデータがありますが、これは健康がお金で買えると言うことではありません。そんな魔法の薬は無い。
ボクが思うに、富裕層は先ずお金で欲しいものは手に入れ尽くして、そこで改めてお金で買えない大切なものに気付く。そして彼らの健康に対する意識は高くなるのではと思います。
一方でそうでない人々はそもそも手に入らないものが多いので、お金で買えるものと買えないものの区別がつきにくいのでは?
でも冷静に考えれば健康は豊かな人生を送る上で最重要事項の一つだと思います。
お金については、[800万円/人] からいくら年収が上がっても幸福度に大きな上昇は見られないと良く言われます。勿論その国々の物価や家族構成によっても異なりますが、まぁ肌感覚では同意です。
でも健康な人に比べてそうでない人は、生活の満足度にどうしても制限がかかってしまいますね。
美味しいものも美味しく味わえないとか、心身ともに休めたいのに深い眠りにつけないとか・・・そして自分で行きたいところに行けない、やりたいことが出来ないなどQOLを上げることが難しくなりますね。
旅も一緒。病気ではないにしても、日頃歩いていないと辿り着けない場所とか風景とかありますね。
例えば熊襲の穴。
鹿児島空港から車で15分にして早くもボクの中では今回の旅のハイライト。でも車を降りてから兎に角歩く歩く。最後の5分はこんな感じ。

屈まないと入れない洞窟の入り口。

這う様に歩いて見えてくる小宇宙。

日本書紀に既に記されていた熊襲族の住居。かつてこの奥にはさらに3百畳のスペースの洞窟住居があったとされる。
例えば犬飼の滝。
クルマを駐車場に停めて眺めてみる。

何気に300メートル下の滝壺に誘う看板(笑)。

新緑が気持ち良い。行きはよいよい。

これ進入禁止にしか見えない竹の倒木。屈めない人は大変。

頑張った人だけが拝めるエメラルド色の滝壺(と滝)。

例えば霧島連峰
リフト乗り場までの遊覧電車がまさかの故障。

「歩けますか?」
「はい、ここの階段を上って行ってください」

501 Steps 笑笑・・Yes. I Can!
ここまでしてリフト乗りたい人もあまりいないみたい。

天照大神と神武天皇を繋げる高千穂峰。言わば日本のルーツです。風が気持ちいい。

帰りはリフトを使わず年甲斐も無くスライダーで降りてきました。怪我しなくて良かった(笑)。

以前大磯ロングビーチのウォータースライダーで肋骨を折ったのを思い出す(汗)

例えば霧島神宮。
今年2月に国宝に登録されました。まさか霧島まで来て神宮に行かない訳にもいかないだろうが、みんながみんなこの階段上れる?

例えば夜の丸尾滝。
飲んだ後なので旅館から歩いていく。
「熊とか出ませんよね?」
「ええ大丈夫です。鹿は出ますが」
「あー鹿ならいいですね!」
「懐中電灯持って行きますか?」
一歩外へ出るともう漆黒の闇。懐中電灯無いと川に落ちるだろう。
飲んだ勢いが無ければ旅館の敷地内で引き返していたかも。

暗いだけでなく本当に怖い(笑)。
片道15分程だがかなりの上り道。帰りの下りで腿が張るくらい。

いきなりライトアップされた森が現れる。

人っ子一人いない中、この緑と青の光の饗宴を独り占め。
来て良かった・・けどライトアップ終了前に帰る。本当に真っ暗だから。
例えば露天風呂。
九州有数の名湯、霧島温泉。貸切露天風呂の予約をしておいた。

渓流沿い露天風呂にたどり着くまでに

案内板には「お清めの石段108段」(笑)。お清めした後が上りというのも大変です。

108段の後もさらに下っていく。
そういうことで、今回は足湯付きの部屋を選んで大正解でした。露天風呂に行って疲れた足を部屋で癒します。

一人旅にしては贅沢な宿でしたが、コスパも良くさらに楽天口コミ投稿でさらに宿泊料金1000円割引き。

流石に悪いこと書けないですね。部屋、温泉、お食事と実際とても満足いく宿でした。
鹿児島空港

好感度NO1の空港です。
先ずは足湯のおもてなし。

エアポートギャラリーなる無料の展示施設があります。飛行機好きは1日いても飽きないかも。


JALの客室乗務員が実際研修に使う機材。

フライトシュミレーター。300円で体験出来るんだけど残念ながら故障中(汗)鹿児島は故障が多いなぁ。

小学生の見学ツアーもある。ボクもしれっと列について説明を聞く。

鹿児島空港はレストランも充実。到着時に食べた豚骨ラーメンが美味しかったので、お酒が飲める帰りは同じレストランで黒豚とんかつ定食を。

ヒレ・ロースミックスで1,380円と空港レストランとは思えない神メニュー。
とんかつ、ゆずソースに加え、醤油も。なんなら頼めばほら、マヨネーズまで!
生涯ずーっととんかつは醤油で食べていたボクとしては初めての醤油デフォルトとんかつで大満足でした!
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!
